緋野晴子の部屋

「たった一つの抱擁」「沙羅と明日香の夏」「青い鳥のロンド」「時鳥たちの宴」のご紹介と、小説書きの独り言を綴っています。

たまには文藝界の空気を

2023-04-25 22:10:55 | 千里の道

4月20日。第三回加賀乙彦顕彰特別文学賞(四方田犬彦氏の『戒厳』)の受賞を祝う会で東京へ。場所は例によって西新宿の嵯峨野です。

岳真也先生はもちろん、三田誠広先生にもお目にかかり、文藝家協会への推薦のお礼が言えて良かったです。「僕って何」の文章から滲み出てくる雰囲気どおりの、威張ったところのない、誠実で優しいお人柄が感じられました。

藤沢周さん(先生と呼べるほどに、私はまだ認知されておりませんので、さん付けで呼ばせていただきます)ともお話ししたいと思っていたのですが、席が遠くて叶わず残念でした。氏の「世阿弥最後の花」は、ほんとうに惚れ惚れする文章でした。また、次の機会を待ちます。

四方田さんの「戒厳」については、読んでから行こうと思ったのですが、身辺慌ただしく間に合いませんでした。四方田さん、ごめんなさい。😅 これから読ませていただきます。

何人かのFBの友人や、小説書きの仲間たちにも会えて、自分がいるべき場所を再確認できた思いです。たまには老母から離れて、文藝世界の空気を吸ったほうがいいと思いました。

私の東京行きのために母の世話を代わってくれた姉に感謝です。

写真は遠くから撮ったためか、シャッターチャンスが悪かったか、それともスマホのカメラがおかしいのか、ボケてしまいましたが、雰囲気だけは分かるかと思います。

 

     

 



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