家族が多いと必然的に家族行事も多くなるものですが、それぞれの生活の都合があって、親族が一堂に会す
るのはなかなか困難なものです。 ということで、26日の日曜日は、祖父の七回忌と両親のダイヤモンド
婚式を同日開催することとなり、両親と、我々姉妹と、その連れ合いと、その子と、子の子で、総勢17名
が両親の家に集まりました。
姉一家は前日から来て宿泊するというので、跡取り娘の私は大忙し。 両親の家から車で40分ほど離れた
所に住んでいますし、仕事も持っていますので、布団を干しに行くことができません。
(母にはもう無理です)
姉は 「干してなくてもいいよ」 と言うのですが、姉の娘婿までおいでになるとあってはそうもいきません
ので、我が家の布団を一週間前に運んだり、献立を考えたり、二人のベビーにおもちゃのプレゼントを用意
したり。 もちろん法事の用意もありました。 お墓と仏壇を掃除して、お供え物に花、仕出し料理、飲み物、
フルーツ、引き物、湯飲みやお椀などの食器、テーブル、座布団、お寺に持って行く物・・・等の用意。
準備だけでかなりハードなんです。
前日の夜は姉一家を迎えて料理に腕を揮いました。 なんてウソで、お刺身に頑張ってもらって、あとは簡
単なものばかり作ったのですが、それでも7人+1歳児の食事の用意はそう楽ではありませんね。
みんなの布団を敷いてから家に帰る頃には、明日をのりきれるだろうか? と不安になるほど疲れていまし
た。
それでも今回の法事は我が家で会食した後、みんなでお寺へ行って拝んでいただきましたので、家で行うよ
りは楽でしたし、祖父の位牌の前で、一族が心置きなく思い出や近況を語り合うことができました。
それから戻ってお墓に参って七回忌は終了です。あとはまた家でお茶しながらのお喋り。
と、その時、さて、さて、さて、のサプラ~イズ!
喪服を脱いで寛いでいるみなさんの前に登場したのは、なんと、ブルーのドレスにティアラをつけて、真っ
赤なバラのブーケを手にした81歳のお母様! そのあと、「いったい何なんだ?」 とばかりにやや抵抗し
ながら登場した蝶ネクタイのお父様! 85歳です。 知らされていなかった参会者たちもビックリ!
「ダイヤモンド婚式、おめでと~う!」 と拍手の渦がわくと、カメラのフラッシュラッシュ。
まるでテレビで見るスターの結婚記者会見のような有様となりました。 恥ずかしがりながらも嬉しそうな
母の表情が胸に染みます。初めは 嫌そうにしていた父も、「父さん、60年も一緒に来たんだね」 と言葉
をかけると、「うん」 と頷いて、少し目が潤んでいました。 ふたりにナイフを入れてもらったケーキをみ
んなでいただいて、幸せな気持ちになりました。ダイヤモンド婚式を準備してくれた二人の妹たちに感謝。
こうして、緋野家のにぎやかな家族行事は無事に終わりました。
翌日、私は疲れから半分死んだようになっていました。「こんなにたいへんなことはもうたくさん」という気
持ちと、家族の笑顔が揃った幸せな気持ち、いったいどちらが大きいのだろう? とぼんやり考えていました
が、答えの出せない私でした。
るのはなかなか困難なものです。 ということで、26日の日曜日は、祖父の七回忌と両親のダイヤモンド
婚式を同日開催することとなり、両親と、我々姉妹と、その連れ合いと、その子と、子の子で、総勢17名
が両親の家に集まりました。
姉一家は前日から来て宿泊するというので、跡取り娘の私は大忙し。 両親の家から車で40分ほど離れた
所に住んでいますし、仕事も持っていますので、布団を干しに行くことができません。
(母にはもう無理です)
姉は 「干してなくてもいいよ」 と言うのですが、姉の娘婿までおいでになるとあってはそうもいきません
ので、我が家の布団を一週間前に運んだり、献立を考えたり、二人のベビーにおもちゃのプレゼントを用意
したり。 もちろん法事の用意もありました。 お墓と仏壇を掃除して、お供え物に花、仕出し料理、飲み物、
フルーツ、引き物、湯飲みやお椀などの食器、テーブル、座布団、お寺に持って行く物・・・等の用意。
準備だけでかなりハードなんです。
前日の夜は姉一家を迎えて料理に腕を揮いました。 なんてウソで、お刺身に頑張ってもらって、あとは簡
単なものばかり作ったのですが、それでも7人+1歳児の食事の用意はそう楽ではありませんね。
みんなの布団を敷いてから家に帰る頃には、明日をのりきれるだろうか? と不安になるほど疲れていまし
た。
それでも今回の法事は我が家で会食した後、みんなでお寺へ行って拝んでいただきましたので、家で行うよ
りは楽でしたし、祖父の位牌の前で、一族が心置きなく思い出や近況を語り合うことができました。
それから戻ってお墓に参って七回忌は終了です。あとはまた家でお茶しながらのお喋り。
と、その時、さて、さて、さて、のサプラ~イズ!
喪服を脱いで寛いでいるみなさんの前に登場したのは、なんと、ブルーのドレスにティアラをつけて、真っ
赤なバラのブーケを手にした81歳のお母様! そのあと、「いったい何なんだ?」 とばかりにやや抵抗し
ながら登場した蝶ネクタイのお父様! 85歳です。 知らされていなかった参会者たちもビックリ!
「ダイヤモンド婚式、おめでと~う!」 と拍手の渦がわくと、カメラのフラッシュラッシュ。
まるでテレビで見るスターの結婚記者会見のような有様となりました。 恥ずかしがりながらも嬉しそうな
母の表情が胸に染みます。初めは 嫌そうにしていた父も、「父さん、60年も一緒に来たんだね」 と言葉
をかけると、「うん」 と頷いて、少し目が潤んでいました。 ふたりにナイフを入れてもらったケーキをみ
んなでいただいて、幸せな気持ちになりました。ダイヤモンド婚式を準備してくれた二人の妹たちに感謝。
こうして、緋野家のにぎやかな家族行事は無事に終わりました。
翌日、私は疲れから半分死んだようになっていました。「こんなにたいへんなことはもうたくさん」という気
持ちと、家族の笑顔が揃った幸せな気持ち、いったいどちらが大きいのだろう? とぼんやり考えていました
が、答えの出せない私でした。