明けましておめでとうございます!
実は、母が12月の始めに軽く骨折しまして、年末に退院したばかり。今年、初めて、介護というものの大変さを経験している私です。ともあれ、大事には至らず、まずまず平穏で、ありがたい年明けとなりました。
その感謝の気持ちをこめて、どなたかに、ささやか~~なお年玉をお贈りしたいと思います。受け取ってくださる方があれば、今年はきっと良いことがあるような気がしています。
さて、お年玉とは・・・
昨年の五月に出版しました、緋野晴子の小説「時鳥たちの宴」です。
お蔭様で、Amazonではあと2冊、出版社にも20~30冊しか残っていない状況となりました。私(作者)の手元には、まだ数冊残っています。その数冊を、このまま手元に置いて眠らせておくより、有名作家以外の人の小説も発掘してみたい、と思っておられる方に、ぜひ読んでみていただきたいのです。
「Amazon本」に掲載されているカスタマーレヴューも、ぜひご参照ください。
無料(送料込み)で送らせていただきますので、興味のある方は、コメントでお声をかけてください。ご感想の要求などは、いっさい致しません。ただ読んでいただければ嬉しいです。
(無料ということに抵抗のある方は、Amazonのカスタマーレヴュー欄にある評価の★を、正直にポチっと押していただければ、作者は大いに喜びます。)
ほんの数冊しかありませんので、お申し出順とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
【内容紹介】
ある日、三十歳になっている宮川遥のもとに、友人の大海豊から手紙が届きました。
遥は、十年前に浮橋邸で催された「平安の宴」を思い出し、胸が小さく疼きます。
あの七日月夜に、どこからか現れて、暗い竹林をさまよっていた黄色い蛍火……。
その、魂を誘うような光の舞いを脳裏に浮かべてうるうちに、遥の意識は遠ざかり、記憶の奥に広がる、甘やかで異質な風の吹く世界へと引き込まれていきます。
そこは、大学の浮橋ゼミ。
そこに集った若者たちに訪れた恋は、彼らに何を見せ、どんな痕跡を残したのか? そして、恋と愛のゆくえは?
青春純愛物語ではなく、男と女のドロドロ劇場でもない、一味違った恋愛小説です。
平安時代の風俗や恋愛観も垣間見え、古典好きな方はもちろん、古典の苦手な方も大いに楽しんでいただけると思います。