S&Cサポート代表の佐藤雄一です。
2009年~2014年まで、週三回、整形外科病院で「腰痛」「ひざ痛」患者さんを対象に、個別の運動療法に関わっていたのですが、その際、ひざ痛の患者さんから、よくこんなことを聞かれました。
「ひざの痛みを治すのには、外を歩けば良いんだよね?」
歩いて下半身を鍛えて、ひざ痛を治すという発想らしいです。
さて、僕の回答は?
『日常、歩いている中で、ひざを痛めているので、現状の筋力や柔軟性で歩いても、ひざを悪くするだけですよ』
歩くことは、健康に良いという情報から、外を歩いたら足腰が鍛えられて、ひざ痛改善に繋がると思っている患者さんが多いんです。
確かに、歩くことは健康に良いかもしれませんが、ひざ痛を発症している人には、それは当てはまりませんよ。
筋力や柔軟性不足により、日常生活で、ひざ関節にかかってくる負担に耐えることが出来ないから、ひざ痛を誘発するんです。
筋トレやストレッチをして、ひざ関節への負担に、耐えることが出来るようにしなければ、改善・予防になりません。
ということで、僕が週三回、整形外科病院に行って、1日20人くらい指導しました。
患者さんの声をご紹介しますね。
『長時間、歩いても膝が痛くならない』
『体がフラつかずに、歩けるようになった』
『膝に不安なく、旅行を楽しむことができた』
『手すりを使わないと階段の上り下りできなかったけど、気がついたら、手すりを使わずに上り下りしてた』