S&Cサポート代表の佐藤雄一です。
ひざが痛い、ときどき痛くなるという方の特徴。
ひざ周囲の筋肉が硬くなっているので、ひざが真っすぐに伸びない。
試しに、床にあおけに寝てみてください。
床にひざ裏がペタッとくっ付く感覚がありますか?
もうひとつ、片ひざを抱えてみてください。
太もも裏側・ひざの裏がペタッと床にくっ付く感覚ありますか?
いずれも、床にくっ付く感覚がないという方、寝ている時だけではなく、立っている時・歩いている時・走っている時も、ひざ関節が曲がっています。
深く曲がっているわけではないので、自覚がない人が多いですね。
このように、どのような姿勢でも、ひざが曲がっている人は、太もも前側の筋肉が硬直しやすくなっています。
筋肉は硬直すると、本来の長さよりも短くなります。
太もも前側の筋肉が短くなると、骨盤を前方へ引っ張るので、腰の反りが強くなります。
腰の反りが強くなると、腰椎(背骨)への負担が大きくなるので、「筋筋膜性腰痛」 「椎間板ヘルニア」 「腰椎分離症」の要因となります。
ひざが真っすぐに伸びないということは、ひざ痛だけでなく、腰痛の原因にもなりますので、要注意が必要ですよ。