「僕の歩く道」番組HPhttp://www.ktv.co.jp/bokumichi/
10月10日(火)よる10時に「僕の歩く道」というドラマがスタートします。
主人公は31歳の自閉症の青年。
彼は、先天的な障害のため、10歳程度の知能しかもっていない。
そして、ある特定のことにおいては秀でた能力を有するが、抽象的な会話は難しいという特徴をもっている。
私の兄は自閉症で重度知的障害ということで、このドラマの動向がすごく気になります。
「このドラマは自閉症をどのように表現するのか?」
「自閉症という障害を社会でどのような形で認知されるのか?」
この2点がまず気になります。
それから、障害者が家族や社会とどのように関わっていくのかという、人間関係の部分が気になります。
私の兄の場合、両親亡き後は、親戚からは「亡き者扱い」されていますので、親族との関わりについてもどのように表現されるのか、はたまた親族について触れないのか、という点にも関心が及びます。
このドラマの主人公が、かつて映画でダスティンホフマンが演じた自閉症のタイプをなぞってしまうのではないかということも気になります。
自閉症にはさまざまなタイプがありますし、その表現の仕方でどのようにもとらえられてしまいます。
私が、怖いのは単に「自閉症を美化するのではないか?」ということです。
障害者の家族には他人には、それどころか親子間ですら、本音を語れないという様々な葛藤があります。
そんな葛藤をこのドラマに期待するのは無理かも知れませんが、まずは、障害者理解においては前進できるドラマになれるのではないかと期待しています。
番組HPに以下のような文章がありました。
彼はまっすぐに純粋に生きています。
彼はまっすぐにまっすぐに生きています。
だから、たくさんの人にまっすぐに純粋に愛されるのです。
ただそれだけです。
ただそれだけのことが、今の世の中ではとてもとても困難です。
そんな現代を生きる私たちは、知らず知らずのうちに身についた
たくさんの不純なものを取り去るすべを思い出せなくなっているのです。
でも彼の存在がそのすべてを取り去ってくれます。
そしてその奥にあるはずの、昔私たちが一番大切にしていた純粋を
思い出させてくれるのです。
その彼、この物語の主人公は、先天的な障害により、
10歳児程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の男性です。
彼の言葉、彼の行動、彼の生きる姿が
たくさんの周りの人たちを変えていきます。
たくさんの周りの人たちが忘れていた何かを思い出させてくれます。
そして、たくさんの周りの人たちに愛されていきます。
でも彼はそんなことすら知らずに、知ろうともせずに
今日もまっすぐ、まっすぐ歩いていきます。自分の生きる道を。
その彼の生きる姿を、
淡々と心に染みるように、
響くように奏でるそんなドラマです。
はたしてどのようなドラマになるのか?
・・・・楽しみにしています。
親きょうだいのことを書いています。
http://blogs.yahoo.co.jp/sayakayamase
私自身、障害児の学童保育(肢体不自由児)をしていて、実際、親御さんからいろんな話ききます。知らないこともたくさんあって、驚くことばかりです。
学童保育は、親御さんたちが立ち上げて、学校の一部の教室を借りて行なっています。
学童利用している子供たちの障害も様々で、普通に話す子供もいれば、話せない子供もいますが、それぞれにかわいいです。
大変だと思いますが、お身体に気をつけて頑張ってください。
私はもうすでに大変な時期は過ぎてしまいました。
かつて一時に同時に4人の身内の介護をしていまして、父と兄の成年後見人にもなりました。
yahooブログにも書いていますが、父が倒れてから、さまざまな問題が起こり、私自身が心身ともに疲れ果てて死に掛けてしまいました。
幸い拾ったこの命です。
これからは、兄のことも支えながら、自分の人生も歩んでゆきたいと思います。
過去の数年の苦しみも今では私には良い経験です。
ですから、ブログに記事を書く余裕もあるのです。そして、ブログに本音を書けるのです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
私にも知的障害の妹がいます。現在24歳です。中学を卒業後、養護学校に通い、5年前からは近所のスーパーで袋詰めのパートをしています。
母が部屋から出て行ったので『僕の~』をかけたら、ちょうど家族全員ですき焼きを食べているシーンでした。主人公の兄は既婚者。その奥さんは家族での食事をとても嫌がっていましたよね。
26歳になり、とても不安に思うことがあります。「知的障害の妹がいる私を受け入れてくれる相手がいるのかな」と。小中学校は妹と同じ学校に通っていたので、皆知っていましたが、それ以降の友人には反応が怖くて妹のことは言えませんでした。
妹のせいにして、「どうせ私なんか」とあきらめたくない!けれど正直、大きな不安があります。
自分と同じように兄弟に知的障害者がいる方達はどのように考えているのか調べていたところ、こちらのブログを発見!しかも、旦那様と共にお兄様を支えていると知り、コメントを書かせて頂きました。もしよろしかったら、お話を聞かせてください。
長々とゴメンナサイ。文章を書くのが苦手な上、生まれて初めての投稿なので失礼なところがありましたら、お許し下さい。
今後も楽しみに拝見させて頂きます!
「僕の歩く道」は録画したものをみました。
「草剛さんは自閉症という障害を表現するのに苦労したのでは?」と思ってしまいました。
今回は出演者のセリフを通じて、自閉症の特徴というものを視聴者に語りかけているようにみえました。
これが「障害者理解の第一歩なのかな?」って思いましたけど、設定がありえない部分がいくつかあって、やっぱりドラマだな~という感じでしょうか。
さて、パインさんは、障害者のきょうだいの結婚について不安を抱えておられるようですね。
これについて書き出すと、長くなりますので、また新たに記事を書かせていただきますね!
このブログのほかに、もうひとつブログを書いていますので、よかったらお立ち寄りください。
http://blogs.yahoo.co.jp/sayakayamase
「障害者のきょうだいだから●●できない」のではなくて、「障害者のきょうだいだからこそ●●できる」のです。
うさママさんのところで時々お目にかかっていますが!
ブログが目に止まりお邪魔したら「あら!まあちゃんさんだ!」でした。読ませていただきました。
なかなかコメントできない難しい問題ですね。
高校生の自閉症の男の子を持った知人がいます。
パソコンで調べると出ています。
「桐生由美子」で桜子でエッセーストで本も出しています。
時々コメントさせてください。
私はうさママさんのブログでよくお見かけするなあって思っていました。
まさかこのような形でご訪問いただくとは、びっくりです!
障害者をテーマにしたドラマって難しいですね。
どうしても現実を知っている者からすれば、どこか違和感を感じたりしてしまって・・。
「桐生由美子」さんのこと、またパソコンで調べてみます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
知的障害の姉を持ち、障害児の娘を持っています。
と言う事で兄弟の気持ちも母の気持ちも解るつもりです。
こちらのブログを見てから将来(両親とも健在しているので)私も姉の成年後見人になるのだろうと漠然とした気持ちでいましたがこれからしっかり勉強していかないとと思いました。
と同時に現在娘が一人ですが、将来を考えると兄弟をと思うのと同時に私と同じ思いを子供にさせてもいいのかどうか?と悩んでおります。
娘に弟妹を作るとなると私の体験上二人欲しいと思いながらも息子を生後三ヶ月で亡くしている為とても恐いのです。
と葛藤の日々を暮らしながらも娘の笑顔に癒されています。
今後も勉強させていただこうと思っております。
こありさんはお姉さまと娘さんが障害者ということで、いろいろと悩まれたのでしょうね。
私は兄がいることで辛い思いをしましたが、それは子供の頃のこと。
母が他界して、父が倒れて4人の身内の介護問題に遭遇したことが一番大変でした。
「成年後見制度」についてはこのブログでもyahooのブログでもとりあげてゆくつもりです。障害者の人権や財産を守るうえで大切だと思います。
障害児の後で出産するのは怖いと思います。夭逝されたお子さんのことを考えるとますますそれはお辛いと思います。
私の母も私を生むか迷ったそうです。「また障害児だったらどうしよう・・」と思ったそうです。
でも母は、宿った命を殺すことはできなかったといいます。
私は子供の頃は自分の存在が悲しかったですが、今では生んでくれた母に感謝しています。
ただ、私がこありさんと同じ立場なら、やはり怖いです。
でもあえて言わせていただくのなら、余計なことは考えずに自分の人生を信じてみてほしいと思いました。
私は兄がいてくれてよかったと思うからです。
(生意気なことを言ってすみません!)
ブックマークありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。