最近、忙しくてブログに向かう時間がありません。
特に身体症状があるわけではありませんが、なかなかしんどく感じることが多くて・・。
今まで介護問題で辛いこともあり、心身ともに大変だと感じていましたが、いざ介護
問題から解放されてしまうと、ちょっと寂しいものです。
もちろん兄のことはいつも見守ってあげたいと思いますし、これからも同じです。
ただ、いつも我慢ばかりして自分のために生きることができなかった私なので、縛られるものがなくなると、ちょっと戸惑います。
自由になれたことは本当はすごくうれしいです。
問題は我慢しすぎたことです。
私の場合は、障害者のきょうだいであるがゆえに、幼い頃が我慢することが多かったです。
「お兄ちゃんがいるから私には人並みの幸せは訪れない」
そんな思いを抱きながら育ってきました。
でも、兄は大切な存在です。
「兄を侮辱する者は許さない!」
そんな思いも同時に抱いていました。
だから、兄を支えることは当たり前のことであり、私は呼吸するくらい自然なことなんです。
問題は、結婚によって介護する人が増えたこと。
自分の親だけでなく、夫の両親、伯母さん・・・。
もともと重い荷物を背負っていた私にとって、どんなに夫の助けがあろうと、周囲で介護すべき人がいるので彼らを放っておけませんし、当然のごとく手助けしたいと思うのです。
でも、介護問題だけでなく、自分がもっているエネルギー以上の緊張感と、また兄の存在を否定する私の父方や母方の親戚の冷たい態度で受けたショックで、はかりしれない疲れを感じていた私にとって、すべてが重圧でした。
当時は気づきもしなかったのですが、今自由の身になって、その頃の軋轢の大きさに驚いています。
こんなにしんどいことに私は遭遇しながら生きてきたのかと思うと、その時間、私はったい何のために生きてきたのだろうと振り返ってしまいます。
どうして自分のために生きられなかったのか?
現在、障害者のきょうだいで進路に迷われている方がいらっしゃったら、言いたいです。
あなたは自分の人生目標を第一に生きてゆきなさい!!
障害をもつきょうだいのために生きてはいけません!!
きょうだい児が自分の進路を選択することで、もちろん、お母さんが障害児の支援について日々教えていく必要はありますが、きょうだい児が自分の人生と障害児の人生の二つをうまく調節しながら、障害児を支えてゆけると思います。
だってほどんどのきょうだい児は障害児を放っておけないのですから・・・。
中には薄情なきょうだい児もいます。
それは親の持って行き方もあるでしょう。
だから、きょうだい児だからといって、進路を諦めないで欲しいと思います。
私自身、兄の存在で、母や母方の親戚の激しい反対で、自分の進路を諦めた経験を持つ私は、それがその後の人生でも後悔しています。
ここ数年、なんとか遅ればせながらその目標は達成されましたが、もっと早くに進めていたら、また違った結果になっていたのかと思うと残念でありません。
女性が結婚後に、自分の夢のために再び学ぶことは夫の理解なしでは難しいのが
現状でしょう。
幸い私は夫の理解もあり実現しましたが、家事や子育てで難しいことが多いでしょう。
くだらない話を書いてしまいましたが、今度は自分のための人生を謳歌するためにも、しばらくお休みさせてください。
旅行にでも出かけてリフレッシュしてきます。
勝手ばかりいってすみません!!
また落ち着いたらブログを更新します。