というのか、最近になってやっと「障害程度区分認定」の2次審査がありました。
私はその面接に立ち会いました。
兄の場合、職員さんだけだと比較的おとなしく振舞う傾向がありますので、私がいることで普段の兄のことをわかっていただきたかったのです。
案の定、兄は、私が参加することで落ち着きを失い始めました。
一刻も早く、その審査を切り上げようと、あれやこれやと必死で抵抗してきます。
私は、兄が現在の施設に入所するまで、どこの施設でも兄の支援は難しいといわれ続けてきたので、そのことも知ってほしいと思いました。
なにより知っていただきたかったのは、現在の施設の支援レベルの高さです。
本当にすごいと思います!
兄の食事に関するこだわりも、興奮したときの自傷行為、他の利用者への他傷行為等、兄の行動障害はかなりなもので、一見ではわからないことも多いです。
また、季節や天気の影響のほか、他の利用者にされた嫌がらせを数日後に叩いたりするなど、職員さんには申し訳のないくらい問題児でした。
でも、この兄の数々の問題行動を次々と解決していったのです。
このように兄の問題行動を制御できる現在の施設では、本当に落ち着いています。
どうして同じ施設でもこんなに支援レベルが異なるのだろうかと不思議に思います。
もしかしたら、判定は支援レベル低い施設ほど高い判定が出るなんてことはないでしょうか?
それが少し心配です。
果たして国はどこまで知的障害者のことをわかってくれているのでしょうか????