今だから話そう~障害者のきょうだいとして生きて~

自閉症で重度知的障害者の妹として経験した事、感じた事、そして今だから話せる亡き両親への思いを書いてゆきます。

もしも日本が超高齢社会になったら・・・・。

2007-01-25 03:10:11 | 徒然日記
もしも日本が超高齢社会になったら・・・

どうなるのでしょうか?

日本は3年後に超高齢社会になるといわれています。


【社会の高齢化】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%BD%A2%E5%8C%96
社会の高齢化(しゃかいのこうれいか)とは、人口構造が高齢化することで、指標としては総人口に占める高齢人口(65歳以上)の比率が高まっていくことをいう。高齢人口の増加の一方、年少人口の減少とが同時並行的に進んでおり、2つの現象を合わせて少子高齢化と呼ぶことも多い。

人口の年齢構造を分析する上で、0~14歳を年少人口、15~64歳を生産年齢人口、65歳以上を高齢人口とする3区分が用いられる。

一般的に、高齢化している社会はその高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)によって以下のように区分・呼称される。

高齢化社会・・・ 高齢化率 7%~14%
高齢社会・・・・  同   14%~21%
超高齢社会・・・  同   21%~

日本は'昭和45年に高齢化社会に、平成6年の時点で高齢社会となった。
平成22年には超高齢社会となる見込みである。

なんと平成22年には超高齢社会が訪れます。
少子化&高齢化
この現実は日本の財政だけでなく国そのものが逼迫するのが目に見えています。

高齢者が増加するということは、言い切れませんが、認知症患者や身体障害者などさまざまな障害を抱えた人が増えてゆきます。
また、自分はまだ運転できると思っている高齢者による事故も多発しますし、運動能力が衰えた高齢者が事故に遭遇することも増えてゆくでしょう。
現在、健康な人でもいつ障害者になるかわからない時代が訪れるでしょう。

現在の小中学校では障害者も一緒に学べる機会が多少あり、昔に比べれば多少は健常者と障害者との交流をはかれるようになったかもしれません。でも、高校以降は振り分けられ、もし入学できても学校側が障害者を排斥しようとするところもあるようです。

しかし、超高齢社会になれば、障害児の進学事情も変わっていくことを期待したいですね。

私はいつも思います。人は誰もが障害者になる可能性を秘めているのに、障害が現れたのが早いか遅いかだけで、こんなにも差別されるものかと・・・・。

超高齢社会になっても、国の事情で障害者を切り捨てられるような事態にならないことを祈りたいです。