木綿子
「俺、いろんなこと、やだくなちゃった・・・」
篠田さん
あなたに必要なのは
楽しみを見つけていくことだと思うな～
せっかくここに来ても
「あ～、やることないなあ～」
と思えば、それまでだしさ・・・
自分が楽しめること見つけられるといいよね
料理クラブに入ったからって、料理を覚えなくちゃ！ なんて、固く思わなくてもいいよ
あなたには、楽しんでやってほしいなあ
覚えることが目的でなくて、みんなと楽しみながらできればいいなあって思うよ
「そうかあ、わかったよ
でもさ、料理クラブはそう思えるけれど
家の手伝い・・・畑とか、田んぼの仕事は楽しいとは思えないよ
俺、義務感でやっている感じだもん・・」
そうだね～
私もさあ、このあいだ、実家の稲刈りを手伝ったけれどね・・・
これはね～、楽しいというよりも
父母（ちちはは）の助けになればうれしいなって思ってやったよ
大変だけれどさ
父が、時々自分で腰をたたきながらやっているのを見るとね
“ああ、父も歳をとったんだんなあ～”
子供の頃は、お父さんは何でも知っていて、何でもできるんだ！ すごいんだ
って思っていたんだけれどね・・・
“あ～、ずいぶん時が経ったんだなあ”
って思ったの・・・
さんざん世話をかけた両親の、少しでもお役に立てれば、いや立ちたいなって思ったんだよね～
だから、両親に何か頼まれた時は、
“はいよ、OK”
なの・・・
それでなくても、父も母も
「あなた達にはあなた達の生活があるから、なるべく迷惑をかけないようにしたい」
って思ってるのよね
だから、頼まれごとがあったときは、ほんとに手が欲しい時だったりすると思うの
些細なことでも、「わるいなあ～」って言いながら頼んでくるんだよね・・・
もっと、気軽に言ってくれればいいと思うんだ・・・
でも、頼まれた時は、私たちを頼ってくれたんだなって、うれしくも思うよ・・・
その父と母のスタンスは、自分たちの生きる姿勢が確立されている感じがして、素敵だなあって思うよ
今、父と母は自分たちの生活を楽しんで送っているんだなってことを、訪れるたびに感じるもの・・・
穏やかな、いい顔をしているもんね・・・
昔は今のようにあふれるばかりの情報や物があったわけじゃない
ほしくても情報はなかなか手に入らなかったんだろうね
あるものの中で、ただその時その時、精いっぱいの知恵と力を出して
悲しみも喜びも十分に味わい
ひたむきに生きてきたのが両親たちだったと思うの・・・
そういう時代だったのかな～
あとね、子供たちが
「あ～、じいちゃんちってなんだか落ち着く～、なごむんだよね～」
って、行くたびに言ってくれるんだね！
これって、私にとって最高にうれしい言葉なんだよね～！！！
いいですね。そのようにありたいものですね。
＞「あ～、じいちゃんちってなんだか落ち着く～、なごむんだよね～」
押し付けたり、枠にはめようとしないから、なごむことができるのでしょうか？
子どもたちにとって、そのような場所があることはありがたいですね。
もちろん寂しいですけど
でも音楽があるから＾＿＾それでいいと思います
ただ、それが「やりたい事」と一致しているとは限らないこともあります。
一致しておれば、とてもラッキーということになるのでしょうかね。
しかし、そうは問屋がおろさない。黙々と我慢してやらないとダメな場合もあるのですねえ・・。
そんななかで兎に角やってみる。損得勘定や快・不快を一旦棚上げしてやっていく。
そうしていくうちに、「やるべき事」のなかに「やりたい事」を見いだせるようになるのかなあ・・・なんて考えております。
私も、子供のころ祖母の家に行くと
祖母がいつもニコニコと「いらっしゃい・・」と迎えてくれました
何を言われるもなく、期待されるでもなく・・
なんていうのでしょう・・・、そこに在ってくれました
祖母は祖母の生活があって、自分のことをやっていました
ちょっとばかりお手伝いできるのはうれしかったな・・・
今、子供たちもそんな感じなのかあって思っています
コメント、ありがとうございます
好きなことがあるっていいですね！
きっと、とっても好きなんですね！
>でも音楽があるから＾＿＾それでいいと思います
って、自分で言えるってとっても素敵です！（＾＾）
コメント、ありがとうございます
そうですね～、
やりたいことやっていたら仕事になっちゃった！となれば、幸せですね～
やるべきこととやりたいことは、また別かなあと思ったりします・・・
（どんなことをやるべきことと捉えるのかな？）
>そんななかで兎に角やってみる。損得勘定や快・不快を一旦棚上げしてやっていく。
やり通せる人もいるし、むずかしい人もいるかもしれませんね
やっていてやっぱり好きになれないのは、仕方ないかなあって思います
最近思うのは
やりたいなって思ったことは、やってみる・・
続かなければほんとにやりたいことじゃなかったのかなってことかな・・・
ちっちゃいことでもやりたいことをやる
その小さな積み重ねで、何か変わってくるんじゃないかなあ・・・、って思っているこの頃です
素敵なところを見つけていく。
好きなところを見つけていく。
好きになれるようにやっていく。
日々の中で、そんなちいさな、視点を変えることが
積み重なって幸せになっていく。
積み重なって、本当の幸せに気付かせてくれる。
本当に大切なことが見えてくる。
拝見しながら、そんなことを思わされました。
大きなことを追うのではなく、
「なにかしなくちゃ！」と焦るのでなく
ただ、単純に、ただシンプルに今を楽しむ。今を生きる。
忘れてしまいがちな当たり前のことを、当たり前の中に潜んでいる大切な、きっといちばん大切なことを、教えられた気がします。
ちょっと気を抜くと、すぐに頑張ってしまうんです。力んでしまう。でも、そこには真実がない。
頑張りや力みの道に逃げ込んでいるのか虚栄なのか何なのかわかりませんが、この道をどこまで行っても何の実りもないと感じますから、これは幸せに至る道とは違うんですね。きっと。
ありがとうございました。
コメント、ありがとうござます
大きなことを追いたくなっちゃいますよね
「なにかしなくちゃ！」って焦っちゃいますよね
がんばらなくちゃ、とか、
なにかやっていれば充実した感があるような気がして、動いちゃうんですよね・・・
私もそうです・・
以前、夫に
「忙しくやっているんだろうが、動いていることで、やっているんだってふりをしていて、
ほんとはどう動かなくちゃいけないのか、わかってないんじゃないか・・」
と言われて、すごくに頭にきて、怒ったのを覚えています・・（笑）
さくらみるくさんの言葉に、思いだしました
>頑張りや力みの道に逃げ込んでいるのか虚栄なのか何なのかわかりませんが、この道をどこまで行っても何の実りもないと感じますから、これは幸せに至る道とは違うんですね。きっと。
そんなふうに感じ、気づかれたこと、
すごいなあと思います！
ありがとうございます
PS.リニューアルされたのですね！
さわやかで、とってもいい感じ、素敵です！（＾＾）/