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目眩く思想世界擬きと言霊フロンティア
Depuis 2005/05/19

臆病神

2006年10月08日 00時19分01秒 | Tzuredzure
またとり憑かれてしまった。重大な決断を下すべき時期なのに、風呂場で1時間も無限ループに陥る。

次なるチーム戦をしかけるためには、何かを根本的に変えなければならない。それは多分、精神論的な何かだろう。競争社会において気合や根性といったものは確かに必要だ。気合がないってのは僕自身の人間欠陥に直結しているんだろう。気合がない人間は社会的には死んでいる。思うに、勝つチームというものにも体育会的な空気が流れている。

でも僕は今のサークルが好きだ。体育会を逃げ出したような自分の両手で、サークルを体育会に変えるようなマネはしたくない。遠いところから来たり兼部したりしている仲間を失いたくない。大学祭で展示するものがないような、遊び心のない殺伐としたサークルにしたくない。だけど、好きだというのも、甘えるための言い訳なのかもしれないな。

サークルは将来どうなってしまうのか。地表重力と法律と既得権益とコスト問題が僕らの行く手を阻んでいる気がする。このままだと行き場所がなくなるのは時間の問題だ。一つの打開策は、体制を納得させるような大きな実績を上げることだ。だから、勝負をしかける意義はある。

そもそもこのサークルに入ったのはそれぞれのメンバーのパーソナリティーと才能に魅かれたからだし、それは今も変わらない。技術があって、実績もある。

じゃ、チームとして見た場合どうなんだろうか。

上回生はそのうち院試やら桂(工学部キャンパス)やらでいなくなってしまうわけで、そうじゃなくたって僕はもう上回生になってしまうわけで、いつまでもいつまでも先輩に頼りきっているわけにはいかない。でも僕は後輩をちゃんと指導しているかといえばそうでもなく、すっかり放置している。まぁ、放置されてもくっついてくるくらいの気合が欲しいというのはあるんだけど。

技術継承はできているだろうか。僕に限って云えば、殆どPC上でしかプログラムを書いたことがない。クロスコンパイルを日常的にやっているわけではない。初期投資が怖いから。CADすら使えない。使っていないから。回路に至ってはちんぷんかんぷんだ。勉強していないから。

つまり、1年半もこの団体に所属しながら、機械にしても電気にしてもソフトにしても受け継ぐべきものを受け継いでいないわけだ。そして失敗の連続。それでいながらサークルのヘッドという立場にいる。これでいいのか。受け継いでいないものを、下の世代に引き渡せるわけはないのである。正直言って遊びすぎたのかもしれない。一応真面目にやってきたつもりではあるけど、勝負をしかける人間としては不真面目すぎた。

よくよく思い出せば、同じ不安を高一の秋に体験している。ある小さなチームでボス(TONAKAIさんですね)が引退して、二年下の後輩の上に立たなければならなくなったとき、とてもじゃないが自分にその素質があるとは思えなかった。勝負するためのチームじゃなくて純粋に仕事するためのチームだったんだけど、先輩の世代に甘え後輩の立場に安住しているのは心地よかったし、先輩なんて正直やってられるかと思った。

あのときの苦渋を克服しようと決めたはずなのに、なんで。
なんで繰り返してしまうんだろう。

失敗が怖い?肯。
失敗を挽回したい?肯。
既に起こった失敗は繰り返してはいけない。
最大の失敗は無計画だ。
無計画な勝負はギャンブルでしかない。
でも、人生自体がそもそも壮大かつ不公平なギャンブル。

書いても書いても気持ちの整理がつかない。ブログに書いて答えを期待するほうが間違っているのかもしれない。逆接を撒き散らしループは回り続ける。
唯一確信をもてるのは、何らかの結論を出さなければならないということ。
yes?
no?

とりあえず、しかけてみる?
いつもみたいに。




我々の間にはチームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。あるとすれば、スタンドプレーから生じるチームワークだけだ ( 荒巻大輔 )

・・・うーん

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ken)
2006-10-08 23:24:32
しかけようぜ

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Unknown (とんがり)
2006-10-09 23:18:13
てか「satzz」でぐぐったらさっつのページがトップに出てきた、すげぇ
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Unknown (satzzz...)
2006-10-10 00:02:12
>ken

死ぬぜぇ死ぬぜぇ

みんな死ぬぜぇ~



第06KUMC小隊どうしましょうかね。





>とんがり

あたぼうよ、すげぇだろ
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