遅すぎる臓器移植、、、

2009-06-21 10:22:58 | 歯科
一体どれだけの人が死んでいったのだろうか?
移植が受けられれば救えた命が、、、

家族が脳死を死として判断できないなら、家族が認めなければ良いのだ。

「もっと議論をする必要がある」なんて悠長にいっている間に救えた命がなくなっていく、
駄目だったら改良、改正してゆけば良いのだ、人の死より最悪なことが、もっと重要なことが
あるのだろうか?


提供したくない人から取るわけではないだろう、何もしないまま失われていく命がある。

自分が、自分の家族が移植をうけられれば、生きることができたとしたら、、、
当然脳死患者を望むはずた、、、


提供する意思の証拠は必要ないでしょう、本人と家族が同意すれば医学も脳死と認めれば
臓器を移植して良いとするだけの法案だ、通るのはあたりまえで、遅すぎる様案通過だ、、

間違っている!

2009-06-12 17:54:47 | 歯科
加茂先生の医院で、痛みの難民を見て来た
どこへいっても良くならず加茂先生のところにたどり着いた、多くの人が腰痛のオペをしたまた痛みが再発した人達だ
神経根がヘルニアによって圧迫されて痛みがあると言われて手術した人達、

局所麻酔の筋肉注射(トリガーポイントブロック)で痛みがなくなってきている、、、
ということは結果論ではあるがオペをしたことは間違いだったということである。

局所の痛みが痛んでいるところに処置をして治っているのは事実だ

ヘルニアがあれば100%同じ診断をする、医者は骨と椎間板という軟骨だけを見ている
ヘルニアが痛みを誘発するという科学的根拠はどこにもなくオペは行われている。

加茂先生は100%局所の問題だという、
事実それで良くなっていても、間違いを認める医師はいないのだ、、、


加茂先生には失礼かもしれないが、トリガーポイントブロックはとても簡単な手技だちょっとした
こつはあるが、圧痛点をしらべ、そこに注射をするだけ、リスクも普通の神経ブロックや
ヘルニアの手術に比べリスクは殆どない、、、、


1例でもその症状が緩和するなら局所による可能性を議論する必要がある、リスクは避けなければ
ならない、、、、

ところが根拠のない手術をやり続けている。


加茂先生のところでは顎関節症も筋の問題としてとらえ、治るのに難渋したことはないという、、、
歯科医師も整形外科も骨や軟骨、歯などのをみているだけで筋を誰もみていないのだ、、、、
筋に疼痛があるにもかかわらず、、

あげくの果てに疼痛のある場所の処置で疼痛は消えている。
思い込みとは恐ろしいものだ、天動説をといてそれを職業とする人達にいくら地動説を説いても
理解しようとする意思がないかぎり決して理解はできない。

我々の歯周病も同じことが言えるし、我々の顎関節症治療も、肩こりや首凝りへのアプローチも
肌へのアプローチも同じことが言える。また頭で理解できても、あまりにも簡単なことすぎて
真の意味で理解するのは困難を極める。

筋からみる加茂先生の見方と筋からみる我々の見方は極端なものではない、我々が正しいというより
一般の見方が明らかに間違っているのだ。

科学的な検証とは理論に基ずく仮説と実験結果とその再現性にある。

一般の腰痛治療も、顎関節治療も全く根拠のない理論に基づき仮説もなく、再現性は全くない
加茂先生の治療には極めて高い再現性がある。



スロージョギング

2009-06-11 03:06:00 | 歯科
ためしてガッテンを見ていたら、スロージョギングというのをやっていた、
ためしてガッテン
これは凄いです。
スロートレーニングにつづいてスロージョギング、
ただ歩く早さで走るというもの、時速5キロでだらだらと走る、、、、乳酸値は安静時と同じだということだ
遅筋が鍛えられ、循環が良くなる、、、、もともと遅筋は疲労しにくい筋だから、運動しないで血流障害をおこす
よりスロージョギングによって疲れないどころか疲れにくくなる。
毛細血管も増えるらしい。
だんだん遅筋がきたえられると、あまりスローでもなくなってくる。
安静と同じ疲労、もしくは安静より疲労しない、、、、


運動というとどうしても、速筋に目がむきがちだ筋のリンパや静脈のポンプの役割は遅筋のほうが効率的にできる

では加圧をして乳酸を溜めながら遅筋を鍛えたらどうなるのだろうか?

遅筋が短時間で鍛えられるなんて、、、、


トリガーポイントで腰痛は治る

2009-06-10 19:03:06 | 歯科
加茂先生の医院を見学に来ています。患者様の声を聞くと
『色々ドクターショッピングを繰り返し、ようやくたどりついた、少しづつ良くなっている。』
劇的にということではないが確実に良くなっているようだ、急性炎症では劇的に改善することも多いようだが
慢性疾患については気長にケアするしかないだろう。

しかし、想像はしていたが「痛みの難民」がこれほど多く、苦しんでいるとはめのあたりにするとびっくりする。

神経はセレプターではなく、伝達系である。電線の先にセンサーが付いている場合、痛みはセンサーに反応するが
電線に反応するわけではない、ということだ。

興味深かったのは顎関節症、及びいわゆる顎関節症様症状の患者様が多かったことだ。
顎の痛み、首から肩にかけての痛み、頭痛、、、

ポーセレンの歯を入れてから全身の筋筋膜痛症になった人もいた。
トリガーポイントのトリガー(引き金)が歯科治療であった。

トリガーポイントやツボと同じように歯が全身に影響そ及ぼしているし、全身も歯に影響を及ぼしている。
だから問題の箇所が悪くなるとも考えられる。

最近とみに思うことは、咀嚼筋の筋緊張は顔面だけのことではないということだ、咀嚼筋を緩めるためには
その局所と他の筋の関係要するに体全体が関与している。

足首、腹腔、首、咀嚼筋はすべて関連があり相互作用がある、すべてが緩むことが最終的に必要になってくる。

局所の疼痛の除去と咀嚼筋の関係がかなり見えてきたような気がしている。



体液の流れ

2009-06-06 01:16:06 | 歯科

心臓からポンプされ血液は体全体に行き渡る。そして赤血球は末梢で酸素を置き、酸素を大量に含んだ体液は
組織液(リンパ液)として細胞の間を流れる。
酸素と栄養分を組織液に流した血液は静脈となって心臓に直接もどってくる。

酸素を運ぶ船=赤血球は血管内しか存在しない。毛細血管は赤血球一つがギリギリ通れる太さだ。

組織液は細胞間とリンパ管を流れる、成分としては血液の赤血球を除いたものだ。
あと組織ででた老廃物を含む

いわば下水、、、本当は血管から細胞までの酸素と栄養素を充分にふくむ上水も含まれるのだけどね、、、
組織液(リンパ液)には白血球も含まれる。

白血球にはリンパ球、好酸球、好中球、好塩基球、単球(マクロファージ)などがあるが、リンパ球は
その代表で30%程をしめている、リンパ球の中には異物を攻撃するキラーT細胞や癌をやっつけるNK細胞などがある。


この組織液(リンパ液)は骨格筋の収縮や伸展、関節の運動によってポンプされる。

何故ここで組織液というかというと狭義の意味でのリンパ液はリンパ管内の液体のことであるからだ
広義の意味でのリンパ液は細胞間を流れる組織液も含む、ようするに組織液(リンパ液)は血管から出て
細胞間とリンパ管内をいったりきたりしている。

リンパ管にはリンパ節というリンパ製造&リンパ液濾過&リンパ液ポンプ装置がある。
ポンプ装置は関節の動きによって働く、、、、

関節を動かす筋と関節の動きが悪いということは、体液の流れが悪いということになる。
良く血流障害、血流障害というが、血液の流れが本当に障害されれば、心筋梗塞や脳梗塞など組織に壊死がおこる。

良くいう血流障害、淤血(おけつ)は、本当は血流障害ではなく体液の循環障害、組織液の循環障害のことである。

当然、栄養や酸素を運び、さらに老廃物を運ぶ、組織液(リンパ液)の流れが悪ければ
疲労も溜まるし、細胞が潤うことはない、

様々な弊害がおこる、、、、

しかしだ、、、しかし、医療はこの液体の循環に全く目を向けてはいない、
この体液をポンプする筋や関節の機能を診る医療機関は殆ど無いのだ。

かといって美容などで行われているリンパマッサージなどの多くは、リンパ管をしごいたり、リンパ節を揉んだりで
その機能を無視していることが多い、筋と体液の関係と大きな流れをみていないのだ。

ビルの屋上でもお風呂でも、つまるところは決まっている、排水口だ、、、、
そこを常に掃除してあげれば高圧洗浄は必要ない、、、、

頭部の排水口は、、、つまる場所は決まっている、顎関節周辺のリンパ節なのだ

リンパ節には『リンパ製造&リンパ液濾過&リンパ液ポンプ装置』がある。

リンパ節を押して痛ければつまっている、リンパ節周辺の筋に圧痛があれば機能していないということになる。
必要なのは揉んで押し出したり、揉んでポンプすることではなく。
装置のスイッチを入れること、機能させることである。

運動機能は運動させなくては低下してしまう。歩けない人を車いすに載せて押すのはリハビリではない。
リハビリとはre(再び) habit(習慣にする)、、、、習慣を取り戻すということだ。


リンパ節は揉んではいけない、関節を動かしてポンプしてやる、必要なのは補うことではなく機能させることである。

数グラムの圧をかけ、じわっとリンパ節の圧を抜く、そして組織液を流し込む、関節を動かしリンパ節をポンプする、、、
これがさとう式リンパケアだ、


そして筋を伸展させ、体液の流れを良くする。筋は心臓から遠い順番でできるだけ大きな筋を狙う

頭部の体液流でいえば、顔面の咀嚼筋→首の筋→肩の筋だ、、、

大きな川の流れからいえば、上流→中流→下流

下流だけの流れを良くすることは絶対に出来ない、、、肩の筋は下流にあたる。

顎関節のリンパ節という排水口の詰まりを(装置のスイッチを入れて)抜き
筋を伸展させ、コアの咀嚼筋の、川の流れでいえば上流の流れを良くし
中流、下流に流していく、

中流、下流の流れが良くなればさらに上流の流れも良くなる、血管から先の組織液の流れが良くなれば
当然血管内の流れの抵抗も少なくなり循環全体が改善する、、、、

リンパ管は最後は静脈に吻合し心臓に戻る。

大切なのは

咀嚼筋→リンパ節→首筋→リンパ節→肩筋→リンパ節→心臓 の全体の大きな流れ

上流→処理、ポンプ→中流→処理、ポンプ→下流→処理、ポンプ→ の全体の大きな流れだ


排水口の詰まり方も位置も決まっている、手順にしたがい、装置のスイッチを入れる。
排水口は一番低いところになければならない、だから顔面のリンパケアを行う時は仰向けになり
耳下リンパ節を顔面の低いところにもってきて、流してあげる。


筋、組織液、リンパ節、、、、、、上流、顔面深部筋=咀嚼筋 耳下リンパ節  仰向け 顎の運動
筋、組織液、リンパ節、、、、、、中流、首、頸部リンパ節 首の伸展
筋、組織液、リンパ節、、、、、、下流、肩、鎖骨リンパ節 肩を開き鎖骨の運動

中流や下流だけ流そうと圧をかけても殆ど流れません。
首や肩を揉んでも殆ど流れません。

リンパ節に圧をかけても詰まりはとれません。

排水口のゴミを取り除かないで強圧をかければ余計につまってしまます。
リンパ節には詰まりをとる機能があるのです。濾過し処理する機能があるのです。
機能を無視すれば機能は低下します。

機能を活性化すれば、自然に流れる様になるのです。静脈や組織液を流す圧はほんの数グラムです。
心臓にかかる静脈圧は3~10cm水柱です、ようするに1平方センチメートルあたり3~10グラム
これが15cm水柱を超えると心不全の状態になります。僅か15グラムの圧力で心臓はうまく機能しなくなる。
かける力はほんの数グラムで良いのです。というか数グラムでなくてはいけないのです。

液体は重力だけで充分に流れます、流れに一番重要なのは重力に逆らわないことと
流れる道をつくってあげること、、、、流れを観ること、流れを読むことです。


ここに書いたのは極めて物理的、力学的なことです。この考え方によって極めて簡単に首凝りや肩凝りが
改善します。多くの人が「不思議だ」と言います。
何も不思議なことはありません、手順通りに適切な圧で行えば誰でも結果を出すことができます。

結果が出せないのは圧が不適切だったり、方向が違っていたりと「全体の流れ」を読めていないだけです。

意味を理解し症例をこなし、「全体の流れ」が読めるようになると劇的な変化を経験することが出来る様になります。


何も不思議なことはありません。

恐ろしい状況

2009-06-05 17:57:54 | 歯科
小学校の歯科検診にいった、前から気になっていたのだが、子供達の口が開かない、
口の開き方が老人ホームのボケ老人と同じなのだ、元気な老人はちゃんと口があける。
何でもないのにつまづく子供が2名いた、骨折している子供も2名

子供達の筋が完全に硬直している、原因は動いていなこと

筋や関節には心臓から送られた血液が、静脈や組織液(リンパ液)となって戻るのをポンプする機能がある。

筋は使わなければ収縮する。老化と同じだ

口が開かないということは一部の問題ではなく全身も筋の状態を現す。
咬まない、歩かない、遊びもゲームで固まった状態、授業中も塾もテレビを見ている時も固まっている、、
どんどん筋は劣化していく、関節もかたまっていく、

歯科検診で体を反らせて口をあくことすらできない、
練習をさせると体が痛いという、、、

子供が少し体をそらせただけで痛いなんて有り得ないことだ、そんな子供が大半、、、、


子供達は成長前に老化してきている、そう芽のうちに枯れ始めているのだ。

いつも疲れたという子供達、立っていることもできない、立っていると倒れてしまうのだ。
といって地面に座らせる。それがまた最悪だ、体操座りといわれるこの座り方は体をこれ以上できない
というほど固定させる。

足首が硬い、、、つまづく、怪我をする。体がやわらかければ倒れたくらいで怪我はしない。。。

私も子供達の危機的状況に気がついていなかった、、、、でもそれに目を向けると恐ろしいことが
見えてくる

歩かない、咬まない、、、動かない、、、、

発生学的にも生物は、まず口ができる、消化し吐き出す。
それから肛門ができて管状になる、口と肛門ができることによって前と後ろができる。
そして食べ物を得るために、触角ができる、そして神経ができていく
目ができ、耳ができ、その情報を処理するため脳ができる。

そして食べ物を得るために前に進む機能ができる、足ができる。そして2足歩行になりたちあがり脳がさらに発達する。

歩かない、咬まないということでは、脳は活動できない。

すべてが萎縮、機能低下、さらには機能が停止してしまう。
なんとかしなければならない、、、、