トリガーポイントで腰痛は治る

2009-06-10 19:03:06 | 歯科
加茂先生の医院を見学に来ています。患者様の声を聞くと
『色々ドクターショッピングを繰り返し、ようやくたどりついた、少しづつ良くなっている。』
劇的にということではないが確実に良くなっているようだ、急性炎症では劇的に改善することも多いようだが
慢性疾患については気長にケアするしかないだろう。

しかし、想像はしていたが「痛みの難民」がこれほど多く、苦しんでいるとはめのあたりにするとびっくりする。

神経はセレプターではなく、伝達系である。電線の先にセンサーが付いている場合、痛みはセンサーに反応するが
電線に反応するわけではない、ということだ。

興味深かったのは顎関節症、及びいわゆる顎関節症様症状の患者様が多かったことだ。
顎の痛み、首から肩にかけての痛み、頭痛、、、

ポーセレンの歯を入れてから全身の筋筋膜痛症になった人もいた。
トリガーポイントのトリガー(引き金)が歯科治療であった。

トリガーポイントやツボと同じように歯が全身に影響そ及ぼしているし、全身も歯に影響を及ぼしている。
だから問題の箇所が悪くなるとも考えられる。

最近とみに思うことは、咀嚼筋の筋緊張は顔面だけのことではないということだ、咀嚼筋を緩めるためには
その局所と他の筋の関係要するに体全体が関与している。

足首、腹腔、首、咀嚼筋はすべて関連があり相互作用がある、すべてが緩むことが最終的に必要になってくる。

局所の疼痛の除去と咀嚼筋の関係がかなり見えてきたような気がしている。