コードギアスR2 TURN25・「RE;」を観て寸評＆総括

　…やはりそういう方法しかなかったか…などと予知していた素振りなど出来ないけど、どう考えても結局不幸だったのは…

　というわけで、とうとう終了してしまいました。何というか…居たたまれない、それでいて複雑なスッキリ感を味わえる締め方だったかな。結局はあれ以上犠牲者も出ず、罪を一人で引っ被る形となったルル。そしてその業を自らに被せて責任を取った…と。『死ぬよりも生きる方が大変だ』なんてのは良く言われることだけど、この場合はそれじゃ済まないしなぁ…最後の最後でやってくれたルルに拍手するしかあるまい。
　
　だけどやはり可哀想なのはナナリー、か。なんという負の連鎖…自分を助けようというか、ナントカしようと思った挙げ句そのお兄様が…でも、ナナリーなら兄がその命を差し出した意味にも気が付いたからこそ、最後できっちり自分の役割を果たそうとしていたのではないかな？
　…それにしても扇首相とは。平和な時代には『平民宰相』こそが相応しいのかも知れない。

　…スザクのゼロは大丈夫なのだろうか…オツム的に…ま、平和ならその知謀を働かせる事もないだろうしなぁ。中身がスザクってこと自体が大切なのかも。


　しかし…これ、なんだかんだ言いながら楽しませてくれたよなぁ…最初から最後まで徹底的に楽しませてくれたというのは、もう拍手を送らざるを得ない。そりゃあ注文を付けたくなる点もあったけど、結局はどうでも良いことだし。
　今期に入って制作体制がきっちりしてたっぽいのも良いね。前期は二度も…ですからね。まあ、最初から（視聴率ではなくグッズの売れ行き的に）好調が約束されていたような作品だけど、そのプレッシャーをはね除け、またあと数話で締められるかという疑念にも力業で答えてくれたスタッフ一同、本当にお疲れ様でした。

　追記：オレンジｗ←もうこれだけでネタになる。視聴者とスタッフが一丸となって盛り上げた人気キャラ、その行く末も想定の範囲内で涙が出る。…あーにゃたんと意気投合でもしちゃったのだろうか。ま、いいけどね。


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