生活

とりとめもなく

シャバは我慢の連続よー

2021年02月16日 21時28分25秒 | 映画
昨日映画を1本観たのですが、すばらしく良くて今日はその事ばかり考えていた。

西川美和監督の最新作です。この人の映画はオムニバス式のやつは観たことないが長編はすべて古くは蛇イチゴから劇場公開時に観に行っているのでとりあえずハズレなしの監督と考えているみたい(自分のことだけど今まで無意識だった)
どういうお話かというと、説明がめんどくさいからいつもお世話になっておりますYahoo映画から引用させていただきます↓

『ゆれる』『永い言い訳』などの西川美和が脚本と監督を手掛け、佐木隆三の小説「身分帳」を原案に描く人間ドラマ。原案の舞台を約35年後の現代に設定し、13年の刑期を終えた元殺人犯の出所後の日々を描く。『孤狼の血』などの役所広司が主演を務め、テレビディレクターを『静かな雨』などの仲野太賀、テレビプロデューサーを『MOTHER マザー』などの長澤まさみが演じている。橋爪功、梶芽衣子、六角精児らも名を連ねる。

下町で暮らす短気な性格の三上(役所広司)は、強面の外見とは裏腹に、困っている人を放っておけない優しい一面も持っていた。過去に殺人を犯し、人生のほとんどを刑務所の中で過ごしてきた彼は、何とかまっとうに生きようともがき苦しむ。そんな三上に目をつけた、テレビマンの津乃田(仲野太賀)とプロデューサーの吉澤(長澤まさみ)は、彼に取り入って彼をネタにしようと考えていた。


というお話だった。
誰も文句ないと思うけど役所広司さんが出てたらそりゃもう面白くなるわな…
人にすすめたい映画ってそんなにないけど、ここ数年のなかですすめたいやつ「孤狼の血」「キツツキと雨」そして「すばらしき世界」全部役所さん主演ですもん
そういえば私、初めて役所広司という役者を知ったのは1987年の痛快時代劇三匹が斬るの浪人千石役だったんですが、その時からもう千石さん大好きだったなあ。今は特に好きと云うわけでもないけどやっぱり無意識の意識の中では好きなのかなあ…

脱線しましたけど今回の映画は人生の大半28年を塀の中で過ごした元ヤクザの男が下町のアパートでこの先どう生きていくか、というまあよくあるようなテーマなのですが、善と悪、善意と悪意、それのバランスが絶妙に描かれていて観る者に訴えかけるわけですよ。
細かく言ってもしかたないのでやめとくけど…とにかく面白かった。演出が良いしバランスが良いし役者さんたちも個人的に好きな人がたくさん出てたし。
梶芽衣子さんが後見人の弁護士さん(橋爪功さんです)の奥さん役なんだけど、私梶芽衣子さん好きなんです。タランティーノだって梶芽衣子さん好きなんだから!
あと白竜さんとかさ…
安田成美さんもちょっとだけしか出てこないのに強烈に印象を残すし、登場人物がみんないいよ。
久しぶりに人にすすめたい映画だった。


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