平針里山

天白区平針にある里山の情報です。

一番大きなため池

2010-08-29 22:35:18 | Weblog

 残暑が厳しい毎日です。田んぼやため池の水不足が心配されます。そこで、一番大きなため池を見てきました。水量はまだまだ十分です。ただ、2番目のため池の水量がやや少なかったようです。
 今年は、一番大きなため池に黄色いものが見えます。昨年は気付きませんでした。よく見ると黄色の小さな花です。タヌキモ科の水草で、食虫植物です。水面を漂い、葉に捕虫袋を持っています。ちょっと急激に増えていますので、環境の変化を心配します。

水なし田んぼ

2010-08-28 18:20:42 | Weblog

 暑い日が続きます。ついに田んぼの水がなくなりました。1週間前はあったのですが、ひび割れが見られます。水路に溜まっていたところも一部、水がなくなりました。2番目のため池もかなり水量がありません。いよいよ水との戦いでしょうか。
 バケツ稲の水もなくなっているものがありました。小さなため池からペットボトルを使って水を運びました。バケツには水を足すことはできますが、田んぼには水を足しても無理でしょう。田んぼの稲はどうなるでしょうか。雨乞いをするしかないようです。

バケツ稲生き物さがし

2010-08-22 22:09:56 | Weblog

 8月22日(日)、バケツ稲第2回「生き物さがし」があいち自然ネットと共催で里道で行われました。久しぶりに大勢の参加者が里道に集合しました。
 ゲストは畑先生、あいち自然ネットからも1名参加していただきました。
 まずは、セミの抜け殻探しから、バケツ稲周辺の生き物探し。ヌマガエル、アメリカザリガニ、オオカマキリなどが子どもたちの人気を集めました。稲の雄しべなども観察しました。
 そして、ザリガニクイズとザリガニタッチィングで終わりました。
 暑い中、蜂の事故もなく、無事終了しました。


里道のロープ

2010-08-21 19:53:30 | Weblog

 暑い日が続きます。そして、いよいよ明日バケツ稲第2回の「生き物さがし」です。バケツ稲周辺の生き物さがしを実施します。天候もやっぱり暑いくらいで、熱中症に注意です。
 さて、里道の農機具小屋の蜂の巣のため、里道にロープを張りました。蜂の巣に刺激を与えなければ、刺傷事故は起こらないでしょう。また、この機会に蜂の巣を見てもらいたいと思います。これもやっぱり「生き物さがし」です。
 大勢の人の参加が予想される8/22限定のロープです。

キアシナガバチの団子

2010-08-20 20:46:37 | Weblog

 先日、見つけたキアシナガバチの巣を観察していると、働き蜂が肉団子を持っていました。
 アシナガバチ類は、人家の近くに営巣することが多いため、しばしば刺傷被害が発生し、嫌われることも多い。しかし、幼虫の餌として、青虫や毛虫などを狩る「益虫」としての側面も忘れてはならない。昆虫としては、肉食で生態系の上位捕食者である。
 アシナガバチの巣は一枚の巣盤からなり、外皮がなく育房が露出している。
 そして、巣を刺激しなければ、攻撃されることもなく近づける。だから、青虫団子を持った働き蜂が写真に撮れました。

道路脇のバケツ稲出穂

2010-08-17 23:01:58 | Weblog

 6月6日の第3回の田植え後、里山の入口の道路脇に置かれたバケツ稲が8月16日に出穂し始めました。第1回の里道に置かれたものから、遅れること1週間です。
 最近の暑さと今後の見込みで、日照は心配ないでしょう。ということは、水が心配です。お米の出来に大きく影響する時期です。平針の里山には満水のため池があるものの、バケツ稲にはうまく流れてはきません。
 出穂が始まったということで、稲刈りの日程を10月17日(日)としました。大きな天候の変化がないことを祈ります。

キアシナガバチの巣

2010-08-16 20:38:50 | Weblog

 里道の農機具小屋にアシナガバチの巣がありました。キアシナガバチでやや攻撃性が強いアシナガバチです。大きさはよく見るセグロアシナガバチと同じくらいですが、やや黄色っぽいです。攻撃性が強いと言ってもスズメバチに比べれば、温和です。巣に触れなければ、危険は少ないでしょう。温度計近くの小屋の軒下にありますので、注意してください。
 また、田んぼの中にもフタモンアシナガバチの巣があります。これもアシナガバチの中では攻撃性が強いので、注意してください。
 いよいよ蜂に注意する時期になったということでしょうか。


里道のアメリカザリガニ

2010-08-15 21:06:16 | Weblog

 8月22日(日)午前10時から「バケツ稲生き物さがし」を実施します。そのための準備を昨日から始めました。準備会議も本日実施しました。
 そして、当日のメイン生き物の一つがアメリカザリガニです。田んぼの水路やため池ではザリガニが沢山、生息しています。田んぼや畦に穴を開けることもあります。このザリガニに登場してもらって、田んぼの生物多様性を学びたいと思っています。もちろん、田植えをしたバケツの稲にどんな生き物がいるのかも調べてもらいます。オタマジャクシはいますし、、、。カメムシ、クモ、カマキリ、、、。さあ、調べてからのお楽しみです。多くの方の参加をお待ちしております。
 ということで、現在、里道にアメリカザリガニが多数、大きな水槽と衣装ケースに入れられて保管されています。あと一週間ほど、この場所に置いておくことにします。

 

バケツ稲出穂

2010-08-14 20:22:39 | Weblog

 里道のバケツ稲が出穂を始めました。8月8日から出穂が始まり、14日現在、4つほどのバケツに出穂が見られます。穂が出てから2~3日で、稲の花が咲きます。稲の花は一日限りで朝の数時間だけですが、穂に沢山の花があるので穂の下から一週間ほど咲き続けます。よく見ると、写真にはおしべが見えます。
 いよいよ籾の中身が生長し、お米ができて、ひと月以上かけて稲穂が垂れてきます。この時期、稲にとって日当たりと水が大事になります。稲作農家の人が最も気を使う時期です。

「名古屋の里山とため池の自然」展2010

2010-08-05 20:51:32 | Weblog
 今年も「名古屋の里山とため池の自然」展が名城公園フラワープラザ・アトリウムで8月4日(水)から15日(日)まで開催されてます。主催は、名古屋ため池生物多様性保全協議会です。多様な動植物が名古屋東部丘陵の里山とため池に生息しています。そうした生き物たちを実物とパネルで展示しています。先日、堀川で捕獲されニュースで話題となったトゲスッポンも実物展示されています。
 「平針の里山保全協議会」も昨年に続き、出展しています。里山での写真を中心にした4枚のパネルです。ぜひ、ご覧ください。