立てば芍薬座れば牡丹踊る姿は薔薇の花?

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秋の湖(うみ)姿見せるは幻の ダムに沈みし橋梁の址

2010-11-03 22:04:44 | 日記
2008年10月21日撮影

タウシュベツ橋梁(タウシュベツきょうりょう)は、北海道上士幌町の糠平湖にあるコンクリート製アーチ橋。タウシュベツ川橋梁とも呼ばれる。よく晴れた風のない日に、湖面に橋が映ると眼鏡のように見える。またアーチ橋ということもあり、「めがね橋」の別名を持つ。古代ローマの遺跡を思わせるその姿は、周辺の景色とも調和しているとされる。第1回北海道遺産に選定された「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の1つである。

もともとは、旧国鉄士幌線(1987年(昭和62年)廃線)が1939年(昭和14年)に十勝三股駅まで開通した際に、音更川の支流であるタウシュベツ川に架けられたものである。1955年(昭和30年)に、発電用人造ダム湖である糠平湖が建設され、橋梁周辺が湖底に沈むことになったため、士幌線は湖を避けるように新線が引かれた。その際に、橋梁上の線路は撤去されたものの、橋梁自体は湖の中に残されることとなり、現在までその姿をとどめている。

糠平湖は人造湖であり、季節や発電によって水位が劇的に変化するため、橋梁全体が水に覆われてしまう時期もあれば、水位ゼロとなって橋梁全体が見渡せる時期もある。その様子から、「幻の橋」とも呼ばれる。(ウィキペディアより引用)

3月~5月頃:ほとんど水位ゼロとなり、橋梁全体が見渡せる。湖底には、ダム湖建設の際に切り倒された木の切り株が見える。
5月~6月頃:雪融け水が流入するため、徐々に水位を上げ、橋梁の下半分が水に覆われる。「めがね橋」に見える可能性あり。
6月~9月頃:さらに水位を上げ、7~9割が水に覆われて線路敷設部周辺のみが覗く。若干の勾配があることが、観察できる。
9月~12月頃:大雨が降るなどすると、完全に水没することもある。
12月~3月頃:氷が張る。発電用に水を抜くため、日に日に水位(氷面)が下がり、氷面を突き破って橋梁が現れる。冬期は一貫して水位が下がっていく。

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