パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

覆面パトカーのスピード違反検挙

2006年11月10日 | 函館
 それは国道5号線晩秋の紅葉只中短大帰り道の唐突な出来事でした。
 コンビニでジュースを買って仁山のガソリンスタンド直後の所です。

 現場は緩やかな上り坂、トンネルまで緩やかなカーブつづきの2車線です。
 私は歩道側車線、白のカローラは私の右前中央線側を走行していました。

 スルっと黒のセドリックが白のカローラの後ろにつきました。
 あまりに速いスピードでの接近でした。

 私はカローラと距離をあけてセドリックが抜けるよう減速しました。
 その時速度は75キロから80キロ。

 セドリックには2人乗っていて、後部の人は左によってよく見えません。
 本来のセドリックの塗装とちがう明らかに再塗装の光り方の車でした。

 さらに後部が少し沈んでいたので変だなと感じました。
 ヤンキーでもない、おかかえ高級車でもない車でした。

 あおったわりに追越せず、私とほぼ併走する形となりました。
 追尾されたカローラはあおられるようにスピードをあげました。

 そのカローラの加速に合わせて2台がトンネルに入りました。
 私の150メートル先方トンネルに入って半分ぐらいになった瞬間です。

 セドリックの屋根から赤色灯が出て、トンネル内をくるくる照らします。
 カローラを左車線に誘導したようです。

 思いっきり減速して知らない顔をしたのは言うまでもありません。
 トンネル出口で止まった2台のうちセドリックの後ろのドアから警官が。

 ジャンバーを着ていましたが、その下は交通機動隊の制服でした。
 車を出た一瞬、獲物を捕まえた満足感漂うニャリとした顔を見ました。

 通常のぼり坂で覆面は追尾しませんが、のぼり坂からピッタリでした。
 追尾測定する場合は、赤色灯をまわすルールですがそれは一瞬でした。

 大学時代の教訓がよみがえります。
 君子危うきに近づかず。

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