パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

卒業生に贈ることば2008

2008年02月02日 | レッスン
あらたまってみると、なかなか卒業生に贈ることばは見つからないです。
今年は学生に話した内容の一部を掘り下げて書いてみました。

ジョブズの引用したセリフは大学の卒業式スピーチでも話しています。
私も新たなことに挑戦する時にいつも思い出す座右の銘です。

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「好きなこと」から「成功のゴール」へ

 プレゼンテーション技法の作品制作を終了した学生が「好きなことを発表できてよかった」という感想を自己評価シートのコメントに残してくれました。

 作品テーマを「好きなこと」を何でもいいと設定されて、戸惑う学生が多かった昨年に比べて、今年は自由な立場で自分を掘り下げる事例が多かったです。

 こうした変化はとても喜ばしいし、今後社会でもスキルを獲得するのによいスタートに立ったと思っています。

 なぜなら、『コンピュータリテラシー』の講義で、高度なスキルを身につけても実務ではさらに応用スキルが期待されているからです。応用の糧として、自分の好きなことができたことは財産になると信じています。

 プレゼンのお手本教材として見たアップルの創業者ステーブジョブズに次の言葉があります。「偉大な仕事をする唯一の方法はあなたがすることを愛することだ」。彼は学生時代に文字デザインの学習に没頭したことが今のアップルのデザインを作っているという話は有名です。

自分の好きなことに打ち込むことは寄り道に見えても糧となる例です。

みなさんも学生時代に見つけた「好き」から「成功」を目指して新たなスタートをしてください。

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