仕事は5年でやめなさい 松田公太

今年自分の会社は設立5年目です。
設立前に、日本タリーズコーヒー会長の松田公太の前著を参考にしました。

当時タリーズコーヒーの店員さんと仲良しになり、松田公太氏の話も聞きました。
ベンチャー関連の書物の中でも出色で精神面でも参考にしました。

現在松田は次のステップに進むために社長を退き、別会社社長へ。
ひとつの区切りをつける時間が5年という意味だそうです。

帯には、「人生の『持ち時間』は、案外少ない。」とあります。
この内容がアカデミック(大学関連)な本だったら説得力は低くかったと思います。

実務で人生をかけて何かに挑むからこそ意味があります。
前著の話をうけて経営での苦労話とその仕事術は魅力的です。

この本は、「では読んだ後に何を始めるか」を考えさせる本です。
会社を拡大することよりも何かを作ることに惹かれているようです。

はじめに経営ありきではない何かを見つめること。
それを人生と結びつけることと教えてくれる本でした。

今日ディスプレイの格安の良心的会社を紹介してもらいました。
いい仕事をしている人は知らないところにたくさんいるようです。

仕事は5年でやめなさい。 松田 公太 サンマーク出版 このアイテムの詳細を見る

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫) 松田 公太 新潮社 このアイテムの詳細を見る