「プチット・マドレーヌ」は越えたので許してほしい

読んだ本の感想を主に書きますが、日記のようでもある。

愛知県の城を少々めぐる

2024年05月10日 | 日記
 GWは愛知の城を巡った。愛知の城は普段いかないし、僕がする城めぐりは主に山城なのだが、平城でも普段あまり行かない城に行ってみた。

 名古屋城の復元した「本丸」を見る。連休なので長蛇の列であった。小さいとき存命だった祖父から名古屋城の話はよく聞いていた。かつての名古屋城は旧陸軍第三師団の駐屯地で、焼夷弾の空襲で焼けるまでは、天守閣も本丸も創建当時のままだったと聞く。壁画や襖絵などはデジタル復元だが、奇麗だった。

西南隅櫓からの眺め

 火縄銃の実演。聞いたことがある人はわかると思いますが、想像の数倍耳に来ます。


 名古屋城から清州城へと移動する。清州城は初めての訪問。川の流れる中州にある城で、「地形」が良かった。鉄筋コンクリート造りの模擬天守で、所謂歴史的な雰囲気はあまりないのだが、天守最上階から五条川方面を見ると、中州にある城の防衛力を想像できたし、東海道新幹線が川のすぐそばを通っていて、天守閣から走る新幹線を眺めるのも、なかなか良かった。東海地方に住んでいる人はわかると思うが、「清州城信長、鬼殺し」っていう渋い声の酒のCMが有名で、清州城といえば「鬼殺し」という酒なのだが、実際の清州城には行ったことがなかったので、今回いけてよかった。近くに印刷会社や製本会社の工場があったのは意外だった。


 小牧山城に行ったのだが、山城なので行きたくないという意見が大勢を占めたので諦め、犬山城に行く。犬山城は国宝の現存天守閣がある城の一つで、デザインや雰囲気が、同じく現存天守のある彦根城に似ている。


 今回犬山城に行って驚いたのが、「本町」の「城下町」が「昭和横丁」という観光地になって賑わっていたことだ。十年以上前に犬山城に行った時の印象と全く変わって、本当に観光地化して人も多かった。犬山といえば、「明治村」と「モンキーセンター」だったのだが、城も整備されている。作られた「城下町」は、伊勢神宮前の「おかげ横丁」と雰囲気が似ていた。しかし、僕の思い出の中では、犬山の商店街は、そんな「横丁」ではなく、こういう感じの建物が建っている場所であった。


 GWに休んで体調は良くなったのだが、働き始めたら途端に顔に蕁麻疹らしきものができた。やはりストレスはいけない。