さしこうスタッフブログ

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イランで伝統と誇りの絨毯に出会った旅の話 第2章

2019年01月11日 | 番外編

さてさて続いて向かったのは工房ではなくイスファハンで最も有名であろう場所です♪

それがこちら!

 

イマーム広場です(*^_^*)

時の王様シャー アッバース1世が建造した広場で1979年に世界遺産に登録されている場所です♬

このイマーム広場のモスクが青を基調とした精密な文様(アラベスクといいます)のタイルで覆われた

圧倒的な迫力でした!

本っ当に圧倒されました!!

何がスゴいって壁や天井が見渡す限り一面に細かな装飾タイルが施してあるんです

 

タイルの一部をアップで撮ってみました

 これお分かりでしょうか?このタイルは小さなタイルの部品をいくつもはめ込んで

1枚の装飾タイルとして作られているんです

(この写真ではタイルの部品が外れて穴が開いていますね)

 

そんな緻密な装飾タイルが何万枚いや何億枚?も使われているんです!

イスラム建築史上最高傑作と言われる所以をこの目に焼き付けました!

「世界の半分はここにある」とまで言われていた理由がわかるような気すらしてきました

 そしてこのイマーム広場のすぐ隣に工房を構えるのは1世紀以上の歴史を誇る有名工房『ハギギ』です!!

工房設立は何と1893年 (゚Д゚)!

イスファハンの絨毯産業は何百年もの歴史がありますが1722年にアフガンからの侵略を受け

長い間絨毯作りが停滞した時期がありました

が、この工房の発展と共に活気を取り戻していったそうです

そのためハギギ工房の初代マスターはイラン絨毯の父とも呼ばれているとてつもなくスゴい人物です!!

そんな歴史と伝統を誇る工房におじゃまします♪

現マスターはどんな方なんでしょうか・・・?

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