先日、所属している津山JCの青少年健全育成事業の一環として、
子供たち30人と大人30人で新見市へキャンプに行ってきました。
本年度は青少年健全育成事業の担当者として1月から計画しており、
ようやく8月22日~24日の日程で実施することができました。
『Grateful 3Days 神郷高瀬サマーキャンプ』と題して、
『感謝の心』をテーマに行いました。
子供たちにはキャンプ中に様々な場面で、
『ありがとう』と『どういたしまして』を必ず言おうというのを
ルールとして二泊三日を過ごします。
小学生4~6年生を対象に新見市神郷高瀬の大自然の中、
ウォーキングラリーやBBQ、キャンプファイヤーなどを実施します。
総勢60人ともなると食事や準備が追い付かない程大変です。汗
今回は息子も対象の年齢でしたので、一緒に連れて行きました。
この写真はジビエで有名な新見らしく猟友会の方にご指導いただいて
イノシシの解体を体験させていただきました。
スーパーや食卓に並ぶお肉がどのように処理されていくのか
子供たちも真剣に取り組み、食事に対する『ありがとう』を育みました。
さて、『ありがとう』の語源は、有ることが難しいというのは
ご存じの通りですが、今回のもう一つのテーマである
『どういたしまして』にも語源があります。
どういたしまして
どう =どのように(なにを)
いたしまし =いたした(した)
て = 反問的な終助詞(か?)
⇩
どう =どのように(なにを)
いたしまし =いたした(した)
て = 反問的な終助詞(か?)
⇩
(なにを)(した)(か?)
すなわち、『なんかしたっけ?』となります。
英語では、
You're welcome(ユアウェルカム) =あなたのためなら、これくらい歓迎だよ
ありがとうに対して受け入れる
You're welcome(ユアウェルカム) =あなたのためなら、これくらい歓迎だよ
ありがとうに対して受け入れる
→へっちゃらだよ!全然やってあげるよ!問題ないよ!
というニュアンスに対して、
日本語では、
どういたしまして =え?わたし何かしたっけ?
ありがとうに対して受け入れもしない
ありがとうに対して受け入れもしない
→あたかも何もなかったかのように振る舞う日本人の気質
このように、『ありがとう』と『どういたしまして』の
このように、『ありがとう』と『どういたしまして』の
語源を改めて見るとその言葉ひとつにも
『謙虚で粋な日本人の精神性』が表れていると思います。
日本てやっぱりいいですね!
『ありがとう』『どういたしまして』たくさん言葉にしたいものです。
まさ