さしこうスタッフブログ

さしこうスタッフが日替わりでお届けする日々のおはなし

☆ イグアナのはなし ☆

2009年09月04日 | 戯言

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息子の熱心さに負けて、イグアナを飼ったことがある。

イモリ等で、飼育のスキルを上げた息子は、とうとう最終目的であった、

イグアナの飼育を申し出たのだった。(←ちなみにこのとき小学校3年くらい?)

その熱心さに根負けして、しぶしぶ飼うことに。

できるだけ慣れさせたいので、幼生が良いと思い、注文して

来てみたら、20cm足らずのほとんど緑色をしたトカゲに見えた。

大きくなれば1m50cmくらいになるからと、そのくらいの水槽も購入。

イグアナの6倍くらの値段だった・・・・・・(泣)

                                                              

息子は天にも昇るうれしさだったのだろう・・・・・

レックスと名づけて、熱心に可愛がった。世話もした。

その憧れの動物に、興味がつきず、毎日へばりついていた。

ストレスになるから、あまり触らないで下さい。という、ペットショップの

注意事項は、息子の前では何の効もなさなかった。

触って、触って、触りまくっていた・・・・頭をなでたり、頬ずりしたり・・・。

触らずにいられないようだった。

う~む・・・・・・・これは・・・・・危険だ。  

何度か息子を説得するも、愛情を押さえ切れない様子。

                                                                                                                                              

日に日に衰弱するレックス。

ますます、愛情が爆発する息子。

触ってはいけないことを力説する私。

小学生にしては、イグアナの生態について、かなり詳しく調べて

飼育法も研究して、シュミレーションも完璧だったハズ・・・・。

                                                           

残念ながら、レックスの衰弱死まで、そう長くはかからなかった。

泣きじゃくる息子・・・。

どちらも可哀想だったが、仕方なかった。

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動物の種類によっては、環境のみ整えて、ひっそりと見守るのが

最大の愛情表現になることもある・・・・。

それは、大人になれば、考えれば分かるだろう。

が、しかし、大人になって頭で理解するのとは、全く違う。

感情が揺れ動きながら、

身をもって体得することが、子供にとっては大切なのだ。

                                                        

  それにしても・・・レックスがもしも1m50cmに成長して、

     家の中を闊歩していたら・・・・・・・と考えると・・・・。

               び、微妙・・・・・・である。

                            蓮ちゃんママ

   

                                                                                  

     

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