さしこうスタッフブログ

さしこうスタッフが日替わりでお届けする日々のおはなし

土曜の一曲 おまけ編14

2008年11月15日 | 音楽

世界的有名プロデューサー、クリス・トーマスが、

力を入れたアルバム 『 黒船 』(1973年)は、

ロック史を語るのに欠かすことの出来ない傑作アルバムだと想います。

 

 加藤和彦とサディスティック・ミカ・バンド 

先週のシーナ&ロケッツ同様、夫婦がメインのバンドですが

異なるところは、鮎川夫婦は今も仲良く同じ道を進んでいますが

加藤と奥さんのミカはこのアルバムの2年後に離婚しこのバンドも解散となりました。

 

高中正義のギター、高橋幸宏のドラム。

メンバーが凄すぎる。

そして加藤のつくる曲も、とってもユニーク。

01以前のイメージであるフォークの加藤和彦が、

おもいっきりロックしています。

空を飛ぶ印象的なジャケットのこのアルバム『黒船』の

内容は、ほんとに衝撃的でした。

聴いたことのなかった音でした。

その中からのヒット曲 『 タイムマシンにお願い 』が一昨年、

02木村カエラを加えてリバイバルされテレビで観た時には

涙がでるほど懐かしかったです。

何を隠そう、当事この曲の分厚さにノック・アウトされました。

そしてこんなに上手に、この曲を歌った歌手を始めて見ました。

 

今日、紹介する曲は、このアルバムの中の

『 墨絵の国へ 』という曲です。

アルバムのスタートを飾るこの曲ですが

幕末のころをうたった曲だと思います。

初めてこのアルバムに針をおろした時、流れてきたのがこの曲・・・。

何これ・・・と思いました。

アルバムの冊子には江戸時代の科学者(タイムマシンを考えていたという)

平賀源内の挿絵がありました。

眠りから覚めてゆく日本の夜明けの雰囲気を感じられます。

そして神秘的な日本のイメージがかもし出されています。

聴いていて、すいこまれてしましそうな曲です。

                             アップルくん

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