今日は、地震の発生の傾向が変わっていました。
いつもは、これを熱流の動きから考えてきたのですが、今日は、視点を変えて、プレートの動きという観点から考察してみたいと思います。
以下の図は、さっきまでの世界の主たる地震発生状況です。
太平洋プレートが中央やや右側にありますが、日本側つまり西側は今日はあまり地震が発生していません。それに対して、太平洋プレートの右側の北米の西海岸側や中南米、チリなどの側にて多くの地震が発生しています。といっても、一番大きい円でもM5クラスですので、まあ世界的にも平穏といってよいと思います。
プレートは微妙にですが、全体が東向きに動いたり、西向きに動いたりあるいはそれ以外の向きに動く傾向があるようです。マントルの海に地殻はぷかぷかと浮いてい感じをイメージするとわかりやすいかも知れません。以外にこれが動きやすいのですね。
さて、そうすると、また次はどちらの方向に動くかといういうと日本側です。どの程度の速度かはそのときによるのですが、M7以上の大きな地震ですと一日以内で反対側に影響がでるぐらいの動きになるでしょうし、M5ぐらいだと数日はかかるのではないかと思います。このあたりのことについて、ちょっと、観測して最近の状況を見たいと思っています。今は、2~3日後には影響がでてくると思っています。日本域でM4~M5クラスが発生したはじめるタイミングからプレートの動く速度が推定できます。
熱移動は相変わらず激しいものがあります。紀伊半島から東海の南側に冷熱塊があり、また、福島県の東側に温熱塊があります。この二つは、かならず今後の災害の原因になってきます。注視しておく必要がある熱塊です。これについての考察は、また、明日か明後日にしたいと思います。
こういう状況なので、まさかとは思うのですが、一応昨日が満月でしたし、今は潮汐力の大きな時期です。急激に温度が低下した平野部などでは地震が発生しやすくなっているので、どうか気を付けてください。地震ということを考え始めるとなかなか、気が休まることはないですね。
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