こんにちは
わたしは千葉に住んでいるので,今日のゆっくりした揺れから始まった地震は最初は地震ではなく,めまいかと思ったぐらいでしたが,そのうち大きく揺れてきたので,宮城県沖か岩手県沖の地震であることがわかりました。しかし,M6.6というのは意外でした。
東北地方の東沖に鎮座する温熱塊がその原因ですが,満月も過ぎ,大潮も過ぎて,さらに,磁気圏が静かだとすると,地殻内部の強烈な熱流が原因であるとしか考えられません。それで,さっそく調べたところ,やはりかなり強烈な熱流がありました。
しかし,その強烈な昨日の熱流よりもさらに強烈な熱流が沖縄から鹿児島南端から小笠原に向かってあります。この強烈な熱流は,今日の午後から明日から明後日にかけて地震をもたらすものですので,要注意してください。
もちろん,何も起こらないかも知れませんが,M7クラスを発生させる可能性があります。非常に広域にわたっているので,トカラ列島から小笠原諸島,さらに昨日の宮城県沖なども警戒レベルを上げておく必要があります。
地震がきたあとに,さらに大きな地震が来ますよ,というような予測は扇動的でありあまりやりたくない予測ではあるのですが,今回宮城県沖にて発生したM6クラスの地震の場合,地殻内部の熱流が原因で発生したものであるため,熱流に対して地殻が反応しやすくなっていると考えるならば,それよりもさらに大きな熱流があるのですから,引き続き注意を継続することは理にかなったことだと思っています。
以前,これと同じことがあったのが,熊本県での地震です。あのとき顕著にあらわれていたトリガーは,放射線帯電子数の急増ということでした。熊本地震のときには,地殻は放射線帯電子数の増加に非常に鋭敏になっていました。さらに大きな地震が来るという予測をするのは実はあまり自信がなかったのですが,重要なトリガーのひとつがさらに急増していたために,本震が来ますよ,と予測したらところ,本当にさらに規模の大きな地震がきました。
ということで,正直に書きますが,本当にさらに大きな地震が来るかどうかについて,あまり確信はもてていません。しかし,データの教えるところは,さらに大きな地震が来る可能性があるということです。だから,警戒レベルをあげてさらなる大きな地震が来てもあたふたしないように,準備をしておいてください。
ただ,問題は来る場所です。南西諸島つまり沖縄を含む地域からの小笠原への熱流です。通常だと4月上旬に来る熱流が一か月遅れてきたような感じです。したがって,通常ならば,三陸沖から小笠原諸島の範囲のどこかでM7クラスが来るのですが,今回は,これに東北の東沖の熱塊を下から押し上げるような冷熱流も来ています。すると,千葉沖から茨城沖ということも考えられます。
またトカラで群発地震がありましたが,今回の熱流は範囲が広く,トカラも直撃するような形になっています。したがって,全国的に警戒レベルを上げておくのがよいと思います。
ただ,直下型の地震は発生しにくいと思っています。プレート境界型であり,したがって,マグニチュードの割には震度は小さくなると思われます。それでも,最大で震度5強ぐらいにはなるのだと思います。
ゴールデンウィークですが,こんな記事を書かないといけないのがすこし残念ではあります。どうぞ,お気をつけてください。
補足いただきありがとうございます。
今、かなりの余剰な熱エネルギーが発生しており、それがどこで消費されるかという問題ですから、東海地方の気象が激しい状態になっており、そこでかなりの熱エネルギーが消費されているようであれば、地震があったとしても、規模の小さなものになる可能性が高くなるということですね。これが、このサイトの主張するところでもあって、深く理解していただきまして、感謝です。
その後の温熱の状態はどうですか?
よろしくお願いします。