結局、あまり強い地震がきませんでしたが、日本中で竜巻注意報がでたり、実際に暴風で被害がでたりとゴールデンウィークは地殻内部での熱エネルギーの消費というよりは、気象現象が不安定になったということは、大気中での熱エネルギーの消費という形が主となりました。
御質問にありましたが、あいかわらず、地殻内部での熱変動は大きいですが、黒点数が小さいこと、また太陽地球間の磁場変動も小さいことから、大きな地震の発生する可能性は低くなっています。
また、昨日の5月5日は、立夏でいよいよ夏になり、これから立秋の8月7日までは太陽高度はあまり変わらない時期となりました。地震や台風などは、気温変動の大きな立春から立夏までの時期と、立秋から立冬までの時期にあります。
そういう意味では、関東でもそうですが、このゴールデンウィークで一挙に気温が上がってしまったので、気象が不安定になったり、ゴールデンウィークの直前やゴールデンウィーク中に規模の大きな地震が発生したのだと思います。ただ、気象が不安定になったので、地震の規模もM5クラスで終わりました。
さて、これからの時期というのは、太陽がじりじりと日本列島を温めるために、地球内部からの熱は出にくくなってきます。そのため、一般的には地震が発生しにくくなり、どちらかというと、熱くなった地面を冷やすために長期間の雨が降ります。太陽高度がもっとも高くなる夏至はちょうど梅雨の真っただ中にありますが、熱くなった地面を冷やすという効果があります。
しかし、立夏といってもピンとこないと思いますが、この熱の伝わり方にはどうしても時間遅れがあるため、まだ夏の感じはしないと思いますが、地球はこれに対してちゃんと敏感に反応して対応しています。
この時期は地震が少ないのですが、しかし地震があるすると、ほかの国々からの飛び火のような感じとなります。たとえば、イランやイラクの方でM7があったりするとユーラシアプレートを介して伝搬してくるというような感じですね。
あと、能登半島のあたりとか、伊豆のあたりで、これは主として8月ごろですが、強い冷熱流があってM6クラスの地震が発生したりします。熱くなりすぎると、それを冷やすために冷熱がこのあたりを通過します。日本全域が熱いと思うのですが、なぜか、この中部地方を狙ったように冷熱流がきます。これが地震を発生させるトリガーとなります。
しかし、たまに温熱流があるのですが、それが火山帯に重なると噴火という事態になります。たぶん、あまりない事態だと思うのですが。
最近また忙しくなってきたので、コメントをいただくたびに記事をアップするような感じになっていますね。 質問やご指摘があると、それがトリガーになって記事をアップしようと気になるので、コメントいただけると可能な限り記事アップします。
コロナが出現し巨大地震への不安もありますが
心共々備えが大事ですね。
ペット飼ってる方も多いのでペットも心配になります。又色々な予言に惑わされます。