台風過ぎ去るとちょっとの間ですが、さわやかな涼しい風も吹いて来るものですが、今回は、日本海が南海の海のように30℃になっており、日本列島は周囲が熱い海に囲まれたようになっているため、ぜんぜんさわやかどころか、湿度は高いし気温も高いし、不快な限りです。
さて、このようなときには、どんな地震が発生するかというと、熱くなった部分は地殻が膨張しており、小規模の地震の発生はありますが、冷たい部分との境界にて地震が発生します。ただ、この境界のところは、同時に台風が発生移動する場所でもあるので、地震か台風かということになります。今回は、台風が優勢となりました。セオリーどおりに、また過去の統計データが示す風9号について言えば、台湾を通過する直前あるいは直後にM5クラスの地震が発生していました。
それで、今回三つも台風が発生したので、かなり除熱されたかな、と思ったのですが、あんまり変わっていないようにも思えます。
以下は、再生速度が早すぎてなんのことかよくわからないですね。すいません。まだ、GIFの変換に慣れていないので、醜くってすいません。赤い部分がすこしは減ったかなと思ったのですが、どこからか熱が供給されていますね。ロシアとか中国とかからですね。
北西太平洋の範囲で見てもあまりかわりません。
この冷熱の生き物のような動きは本当に不思議です。さらに不思議なのは、この冷熱が、北部にある温熱に入り込んでいかずに、その手前で躊躇しているような動きがあることです。これが、日本列島を突き抜けて行ってくれれば地殻の中だけで熱バランスが取れて台風も発生しないのですが。
以下は、海面水温の動画をアップしてみました。
こうやって見ると、日本海側というのは、太平洋側に比べて海水温度は高いのですね。これを見ると、西日本を通過して、太平洋側から日本海へ熱が移動していることがわかります。
海水面温なので、常識的には海流しかないので、こうした列島を通過するような熱移動は考えにくいし、そもそも地殻の内部でそんな急速な熱移動は地殻の熱伝達率を考えるとあり得ない話なようです。10kmの地殻を熱が移動するのに100万年かかるようなことを言っていました。物理的には説明できても単なる屁理屈に過ぎない仮説と貧弱な想像力に基づく現状の学問としての地震学対して、とにかくデータにもとづいて考えると、このデータは真実だと認めざるを得ません。実証的科学ならば、目で見たものは信じるしか仕方がないわけですね。地殻の中と海の中では、科学者が想像もできないような出来事が発生していることは間違いありません。
さて、これだけのデータからまだ何とも言えませんが、結局、今回の三つ同時に発生した台風は、一時しのぎにしかすぎなかったように思います。この北部に蓄積された熱は、いずれ台風か地震によって処理される必要があるので、これからの台風シーズン、地震シーズンでは、どんなことが発生するのか、今から心配しています。自然の世界というのは、おどろくような仕方でつり合いをとっています。熱というのは、一番基本的な物理量なので、この熱を追いかければ、たいていのことは分かる筈です。
今日も考察というほどのものではありマンでしたが、当分はこの北部に蓄積した熱についてあれこれ思いをめぐらしたいと思います。
しかし、GIFへの変換ではかなり苦労をしています。今日もこれだけで、たぶん、4時間近くかけてしまいました。次回には、もう少しましな動画をお送りできるようにしたいと思います。
近年の日本は、夏はより熱く、冬はより寒く、です。なぜこうなっているかというと、温暖化というよりは、比熱が小さくなったからです。比熱が小さくなったということは、地殻の中にある水分が少なくなっているからです。お隣の中国は、さらに極端で、もうかなり前から、春と秋がなくなったと言っていました。以前のようにもっと想像力をたくましくして、考察していきたいと思います。