2021年5月19日の地震予測

2021年05月19日 15時45分59秒 | 平年差に基づく毎日の予測(図入り)

こんにちは

地震災害という意味では一番大変な時期を過ぎたのと、相変わらずの慢性の忙しさにかまけてブログの更新がおろそかになってしまいました。

いきなり本題にはいりますが、ここ一か月は一挙に気温が上昇して突然夏になりましたが、それとともに、梅雨もずいぶん早くきていますね。

これは、マクロに見れば、気温が急に上昇したために、それを冷やすための雨がやや早めに来たということです。もし、ここで雨がふらなければ、熱帯夜どころかそれを超える大変な事態になっていたのだと思います。自然の熱循環というのは本当にうまくできていると思います。

今年の2月3日の立春のころの話になりますが、この日は理論的には一年で一番寒日になるのですが、かなり気温は高くなりました。そのときに、今年も荒れそうだなと思ったことを思い出しました。

旧暦というのは、気候を予測し、天災を予測するにはとてもよい暦であり地球の体感というのがあれば、地球にとってもっとも自然な暦であると思います。それに対して、人間の体感は現在使われている太陽暦の方が自然な感じとなります。人間の体感というのは、たとえば、真夏の30℃のときには、20℃だと本当に寒く感じます。しかし、真冬に20℃だと暑く感じるようにできています。それほどに、環境に適応できるように人間の体というのはできているのですね。つまり、体感というのは相対的なものです。

しかし、地球を構成する水や土岩のようなものは、人間の体感とは違って、絶対的です。人間と同じような体感というものはありません。水は0℃以下で氷はじめますし、氷は0℃以上になると溶け始めます。物質の膨張や収縮の度合いは絶対温度によって、きまっており、相対的なものではありません。

 

また、話変わりますが、日本域における地殻内部の熱変動が活発化したのは、たしか、3.11の前年の2010年7月からだったように記憶しています。それまでは、今のような激しい熱変動はありませんでした。だから、地震予測もとても簡単でした。地殻内部の熱流の動きを観察していれば、ほぼ正確に予測できました。

しかし、とくに3.11以降はそうではありませんでした。地殻内部の熱流の動きというのは活発化したままであり、いまだに沈静化する気配はありません。しかし、活発化したからといって、頻繁に地震があるかというとそういうものでもありません。いろいろな要因が複雑に絡み合って地震発生につながっていきました。つまり、以前よりも地震予測が難しくなっているということですね。

 

雑談で大変すいません。ここらで、ご質問があった件についてお話したいと思います。ひとつは、急激に気温が上がったらどうなるかということだったと思います。これについては、予測していなかったのですが、この気温の上昇を抑えるために、梅雨が早く来ました。さて、この梅雨はどうなるかということですが、実は、データがないために、まったくわかりません。基本的に、このブログはデータをベースにした予測なので、過去に類似のデータがなければ、予測できないのです。それで、推論がはじまるのですが、これは推論なので、あまりあてにはなりません。いつまでも雨が降りつづるとも思えません。つまり十分に地面が冷えれば、冷やす必要がなくなるために雨は降らなくなってしまいます。しかし、太陽は真上にあるので、地面が再び熱せられ、熱帯夜が続く可能性があります。そうすると、また雨が降って、というようになると思います。熱帯夜のあとですから、雷雨集中豪雨というのかあるのかも知れません。推論ですから、あまりあてにはなりません。しかし、例年と異なる何かが起こることは間違いがありません。案外何もなく済む可能性もゼロではありません。

 

さて、もうひとつのご質問のスーパームーンと地震の関係ですが、これもあまりよくわかっていません。惑星直列とかもそうでしたが、地震との明瞭な関係がなかったので、明確な回答はできません。スーパームーンかどうかというよりも、大潮かそうでないか、ということの方が地震との相関が高いです。また、上限の月と地震の間の相関も高いです。

スーパームーンのときには、大潮ですので、その三日前ぐらいから地震の発生の確率が極めて高くなります。そして、高気圧に覆われてスーパームーンがくっきりと見えるような場合、つまり月見日和のときには、地震が発生する確率はさらに高くなります。しかも、内陸部直下型の地震となります。その規模は、ほかにどんなトリガーがあるかによってきまりますが、その高気圧が太陽地球間のおける大きな磁場変動か原因の高気圧であれば、その地震はM5ぐらいの規模になる可能性があります。その前に、Xクラス規模の太陽フレアが発生したあとの磁気変動があれば、M6やM7クラスの直下型地震が発生する可能性が極めて高くなります。

しかし、今のところこうした状況は考えにくいので、単にスーパームーンだけならば、M4かM5クラスが単発で発生する程度ではないかと思います。といっても、これも推論なので、あまり当てにはならないですが。

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