47.「守・破・離」。
経営を継続的に発展させるためには、「伝統だけに固執せず、革新を続ける」ということが重要です。しかし、大切なことは「根本」の部分を守ることです。
老舗と言われる経営体は、経営を「商人道」によって貫いています。従って、経営者としてプロフェッショナルでなければならなりません。
剣道や茶道などおよそ「道」と名のつくものすべてがそうであるように、「守破離」の順序をきちんと踏んでいます。そうでなければ、どんな素晴らしい資質をもった経営者であっても、プロの「領域」には近づけません。
定石を完全にマスターしなければ、将棋のプロにはなれないのと同じで、プロ経営者になるには実際の「型」を獲得することが不可欠です。
基本をしっかり学んで自分のものとして体得する。これが経営能力を高めるコツです。経営の本質を凝縮したものが経営の「型」です。
独自の応用ができるようになるまで、いくつかの越えなければならない「型」があるというわけです。
サロンが業績低迷に陥りはじめる最大の要因は、実は経営者自身の『慢心』があります。売り上げが順調に拡大して経営が軌道にのってくると、創業時の意気込みも次第に薄れる事例も多く見られます。
「繁栄を続ける」には、経営者自身が意識的にモチベーションを上げる方法を見つけなければなりません。
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