サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

連載・サロンの朝礼365話。

2018-10-08 07:45:04 | 日記

(31)、マイナス条件を強みに変える。

私は昭和62年に理美容師短期育成の学校を設立しましたが、私自身の不明から三億二千万円の負債によって家屋敷を手放して、残りの借金が一億二千万円です。

生き残るためには奇麗ごとではダメ。ゲリラ的な経営しかないのです。絶体絶命をどうやって凌ぎ、どのようにして再生させるか。
それは、精神的にも肉体的にも痛烈な痛みを経験することになります。
しかし、その結果として大きな財産を得ることになりました。それは、「挫折によって優しくなった」ということです。

これは、「頭で学んだ」のではなく「身体で学んだ」ということで、これほど大きな財はありません。これは 「マイナス条件を強みに変えた」ということにもなります。

弊社の経営塾がお伝えする経営学は、理論的な事は僅かで、ほとんどが行動実学です。「平凡で当たり前のこと」ばかりです。
但し、平凡な行いの中に「本物」が宿ります。

特に、顧客に感動を与える接遇は理論ではなく「感情」です。つまり、身体で覚えた「感情」でなければ「反応できない」というのが私の持論です。

その典型が四季・気候・天気ごとに対処する接遇です。この接遇は「挫折によって優しくなった」ことで生まれたものです。
この接遇の根底にあるのは、お客の「気を読む」ことから始まっています。

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