サロン経営の羅針盤

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連載・サロンの朝礼365話。

2018-10-10 07:47:06 | 日記


(32)、顧客の「気」を読む。
きのうのブログで「気を読む」ということについて述べましたが、これは合気道の塩田剛三氏に学んだもので、相手に対して「気を合わせること」から生まれたものです。

塩田剛三氏は合気道の達人。身長154cm、体重46kgと非常に小柄な「おじいさん」です。こんな体格でありながら不世出の達人と高く評価され、現代に生きる達人と言われています。
 合気道とは、相手の「気を読む武道」です。つまり、「気を合わせること」が、勝負に勝つための道であると説いています。

塩田氏は、「本当に強い者の心には、勝ち負けなど無い」という事を教えています。氏の言葉に、「合気道で一番強い技、それは自分を殺しに来た相手と友だちになることである」と説いています。

 勝海舟も「自分を殺しに来た坂本竜馬」を友だちにしました。
この言葉の精神は、まさに支配と暴力の欲望に勝つ道であり、「日本人とは何か」を教えてくれています。

これを美容業で考える時、「相手の気を読む・気を合わせる」との言葉は、まさしく「珠玉の教え」として心に残ります。

つまり、「お客の気を読む・気を合わせる」と置き換えれば、顧客満足度は格段に高まることは確実です。


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