サロン経営の羅針盤

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連載・サロンの朝礼365話。

2018-10-21 07:57:32 | 日記

(43)、常にチェック。
 
自分が周囲の人たちに、どのような印象を与えているか。このことを 謙虚に受け止めることは、人生のあらゆる場面に於いて決定的に重要な条件となります。

多くの人が「自分演出」に対して、あまりにも無頓着です。ここで言う「演出」とは、どのようにすれば、周囲の人に「良い印象
 を与えられるか」ということです。

 「人生とは、自分を演じる舞台である」。
このセークスピアの名言を、「肝に銘じて頂きたい」のです。

 ここでヘアサロンにおける「あるべき姿」について考えてみましょう。今、私は約一ヶ月間の入院のため、福岡大学病院のベッドの上で、この記事を書いています。毎日、優しく清楚な看護婦の皆さんにお世  話になっています。

 毎日、六時間置きに「痛み止め薬」を口に入れていますが、痛みが続く中にあって看護士の皆さんの対応に、「心が癒される」思いをしています。
 患者に対して、このような「思いにさせること」が看護士としての役務ですが、そのことを見事に実践しいおられる姿は流石です。
 
   ところで、入院患者に「癒される思い」をさせるには、幾つかの
 条件が備わっていなければなりません。その条件とは、どのようなことか?
 そこには統一されたコスチュームになっていて、これは病院が定めるユ ニホームであろうと思われます。
 
  看護婦の皆さんのコスチュウムには、次のような特徴が見られます。
◎白色のユニホームと、白色のシューズ。
◎髪は、ほとんどの人が、後ろに丸く束ねています。
◎手指は薄いピンク色で、美しく清潔です。
◎いつも爽やかな笑顔が絶えません。
◎今日の担当看護師は、名前を記入したカードを置きます。
◎看護師の歩き方は、一秒二歩のスマートな歩き方です。
◎接遇の際は、必ず患者の名前を言ってから接遇されます。
  
 以上のようなことが徹底されていますが、これは教育が徹底している証明です。

 これは、そっくり美容師の「身だしなみ」に置き換えられる条件です。
表情は周囲に対して与えている、「自身のメッセージ」です。

   「一日の始まりは朝にあり」。
毎朝、自分の姿をチェックすることは美容師としての職務です。