Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

4/22 Cape of Good Hopeと次へ

2024-05-05 23:29:56 | trip, event
今回の旅の主な目的の1つはCape TownのCape of Good Hopeに訪れることだった。夢はたまに不思議なもので、なんでそれをやりたいのかというあまり合理的な理由がない時がある。僕のこの夢もそうで、安藤忠雄さんの本を読んでからずっと来たいと思っていた。あとは僕の場合だけかもだけど夢とは同時に意識を集中できる数が限られているような気がして、それもあってこれを実現して次に進みたいと考えていた。

今日は本当に不思議な1日だった。せっかくの限られた時間でのアフリカということもあって、できるだけどんなことでも学んだり、体験しようと気持ちが働いていた。そのおかげでたまたま朝食の時間が一緒になったCherezeという南アフリカ出身で世界中を旅をするためにアルバイトでお金を貯めて準備をしている。ジンバブエ出身で奥さんを早くに亡くして子どもの教育のため働いている。コンゴ出身で結婚や子どもの教育について、ケープタウンについて教えてくれたガイド、そして南アフリカ出身の元プログラマーで現在は独立してビジネスを始めた。まで南アフリカの社会や人生について学べるだけ学ぼうと思った。

その人たちとの会話を通してもう一度実感したのは、日本の反対側でも、人種やバックグラウンドが違っても人は本質的には同じだということだ。そしてCape TownのTownshipsは安全面から行ってないが、本当に水辺に近いこの都市が好きだと感じた。

そしてCape of Good Hopeについた時は夢の実現を静かに祝福しながら、夢は願って、困難な時もその思いを維持して、アクションを取れば叶うんだともう一度確認することができた。人生は本当に豊かだと感じた。ゆっくりと10分ほど石の上に座ったり、近くを歩いたり、目を閉じて深呼吸をしてその思い出をなるべく噛み締めていた。そして不思議なことに夢を実現できて肩の荷が降りたような感じがしてホッとしたのと同時に、また次の夢に向かって動き出せるというポジティブな気持ちを感じた。



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