さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

10年F1日本GP3日目 報告書

2010-10-10 22:34:54 | F1関係
続き。

さて、今日は午前10時から予選、午後15時からは予定通り決勝、ということで私が最初にF1を見た2004年以来の「日曜に全部入り」となりました。

天気は朝からピーカンで、暑いくらいでした。
で、やっぱり去年より人が多い感じがしました。
白子駅でタクシー1時間待ちでした。(汗)
ただ、バスは500m以上は並んでた感じで、待ち時間てそんなに変わらないのかなぁ、と。いざ、タクシーに乗ったら渋滞にも引っかからずにスムーズに着きました。

で、決勝は可夢偉が頑張ってオーバーテイクしまくりの7位入賞で、見応えがあって楽しかったです。左近もヤルノやグロックとバトルし続けてて、日本人選手が頑張ったおかげで盛り上がりました。
ベッテルは2連覇ということで、なんか異次元の速さでしたね。
そしてシューマッハが頑張って6位。2004年の圧倒的速さとはいかないものの、久々に上位で争ってるのを見ましたね。

今まで見た中で一番今年が面白かったかな。
観戦のノウハウも少しは貯まってきて楽しみ方をわかってきたのかもしれません。

では写真の続きを。


フォースインディア。

昨年はベルギーやイタリアなどの高速サーキットに強くて「直線番長」なんて呼ばれちゃうくらいストレートスピードに偏ったマシンだったのが今年はその特長は残しつつもコーナーリングスピードも上がってバランスが良くなりました。
結果、入賞圏内の常連になりつつありますね。
いくらお金持ちが所有者といってもフェラーリやマクラーレンほどの資金力は無いので、その分効率よい開発をしていると評価されてますね。
日本のメーカーが撤退した中、貴重なアジアのチームでもあります。



エイドリアン・スーティル。
このチームでもう4年目ですか。
今ではすっかりトップ10の常連になりつつあります。
お父さんがバイオリニスト、お母さんがピアニストという異色のドライバー。
今回の鈴鹿では可夢偉に追いかけられた結果、エンジンがブローしてリタイアに。



ビタントニオ・リウッツィ。
昨シーズンは終盤からドライブを始めましたが、今年は開幕からずっとドライブしてます。
ただ、スーティルに比べるとちょっとミスが多かったり、接触があったりして順位がなかなか上がっていかないことも。
今年の鈴鹿は1周目の1コーナーでマッサのコースオフに巻き込まれて二人ともリタイア。セーフティカー出動の原因になってしまったかわいそうな人・・・。


トロロッソ。
レッドブルのセカンドチームとして、どちらかというと若手の育成の役割を負っているチーム。
ただ、今年はコンストラクターであることを厳格にルールで規定されたので、昨年のレッドブルのマシンを独自に大改造したマシンになってます。
とはいえやはり立場的に縛りも多いのか、他のチームよりも開発が遅れがちに・・・。

今年の鈴鹿は雨の土曜日に複数周走ってくれたのがこのチームくらいしかいなかったので、日本のF1ファン好感度がアップしました。(笑)
二人ともまだ2年目の若いドライバーだけに、色々トライすることに意義があるんだよ。(笑)



セバスチャン・ブエミ。
ヘルメットの頂点部分に母国スイスの国旗をあしらってますね。
2年目ながら事実上No1ドライバーの地位にいるのでマシンの開発能力も求められる立場に。
パフォーマンスは安定してきて、鈴鹿でも昨年のようなクラッシュはありませんでしたよ。(笑)



ハイメ・アルグエルスアリ。
次世代のアロンソを目指すスペイン人ドライバー。
彼も去年の鈴鹿では大クラッシュしてしまい、洗礼を浴びる格好となったわけですが、今年は大丈夫でした。(笑)
マシンの性能も悪くないので彼を追う立場だと意外に手こずることも。
今回の鈴鹿も可夢偉とバトルを繰り広げましたが、結果、引き立て役になってしまった・・・。


ロータスレーシング。

かつてアイルトン・セナや中嶋悟がいたロータスとは組織的つながりはないのですが、やはり昔からのファンには懐かしい名門の名ですね。

今年から新規参入の3チームのうちの一つ。
マレーシアの航空会社エアアジアのオーナーが運営してるのでフォースインディアと同じく貴重なアジアのチームです。
スタッフはマイク・ガスコインをはじめ、元トヨタ、フォースインディアのエンジニアが参加していて、しかも開発期間が5ヶ月ほどしかなかったため、フロントウィングなどにトヨタの面影が残ってることも。
私も最初にマシンを見たときに「いったいいつの時代のマシンだ?」と思ったほどのある意味「懐かしいデザイン」。
ドライバーは実績のある2人なので、来年は良くなるのかな・・・。



ヤルノ・トゥルーリ。
去年の鈴鹿では2位表彰台でトヨタの最後の母国GPを飾ってくれた人。
日本人のファンは今でも多いです。
マシンの性能が性能なだけに今年は苦労してますね。
来年はもうちょっと上位で見たいなぁ。



ヘイキ・コバライネン。
ルノーやマクラーレンで経験を積んで優勝経験もあるフィンランド人ドライバー。
それを見込まれて新規チームに呼ばれてるんだからトップチームの時とはまた違ったプレッシャーもあるのかもしれませんね。
でも今年の鈴鹿では土曜日の大雨の時はガスコインとピットロードで手作りの船?車?のおもちゃを流して遊んじゃってたけどね。(笑)

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