八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

大学ラグビー選手権大会準決勝

2008年01月05日 23時18分54秒 | スポーツ
今年は正月に休めたので、大学ラグビー選手権準決勝を見ることができました。甲子園でも準決勝が一番面白いと言われますが、今年の大学ラグビー準決勝も面白い試合でした(強豪関東学院が不祥事で欠場したことも影響したでしょうが)。

まず第一試合の慶応対明治はお互いの持ち味を出し合った好ゲームとなりました。選手補強が十分に出来ない慶応は、低く飛び込む伝統の魂のタックルで明治の出足を止め、自慢のバックス(後ろに陣取る足の速い人たち)で前半にトライを重ねリードを奪い、対する明治はこれまた伝統の重戦車と呼ばれる自慢のフォワード(スクラムを組む太った人たち)がスクラムやモールで慶応フォワードを文字通り蹴散らし、トライを重ねました。ラグビーでは、バックスが強い、フォワードが強いなどのチームの特徴が出ますが、ここまで如実にチームの特徴を出し合った試合は見たことがありません。34対27で慶応が勝利しましたが、今年両校の試合は二戦とも同点引き分けで、本当に互角の一戦でした。

第二試合は、早稲田対帝京でした。早稲田はここ数年、サントリーに戻った清宮監督の卓越した指導とフォワード・バックスともに優秀な選手を揃えた選手層の厚さで、一年ごとにチーム力が大きく変わる学生スポーツには珍しく憎いほどのバランス・強さを誇り、リーグ戦でも帝京を圧倒しました。しかし、今回はチームの支柱であるFB(バックスの最後に陣取るしんがりのような人)五郎丸をケガで欠き、いつもの早稲田の精彩を欠きました。バックスには低学年の選手が多く、能力はあっても「支柱」とはなれませんでした。対する帝京は、慶応のようにラグビー最大の防御である素早いタックルで早稲田の攻撃を阻み、攻撃面では決定的なチャンスはなかなか作れなかったものの、ここ数年大学ラグビー界に君臨する早稲田を12対7と1トライ・1ゴール差まで追いつめたのです。

このようにチームの持ち味をしっかり出すことが大切なこと、圧倒的に強いチームでも「絶対」はないことは、野球でも言えます。散ドラ諸君も、自分たちの持ち味をしっかりと出して、強豪チームにも臆せず戦っていこう!

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