先日の日曜日は、ジャイアンツ二軍コーチングスタッフによる野球教室がありました。普段は言っていることを聞いているんだか、いないんだか分からない部員たちも、真剣に耳を傾け、有意義な時間を過ごせました。
今月の20日(日)は一日強化練習が予定されていますが、雨が降ったら、中散田会館で野球教室をやってくれと、父母会長に言われました。思わず「はい」とは言ったものの、はてさて私に野球教室など出来るものか…。
以前行われた夏合宿でも、夜の時間や雨で練習できない時に即席の野球教室をやりましたが、その時は、一徹コーチと一緒でしたから、お互いに相手が言っていることに補足しながら、適当にやることが出来ましたが、一人だと行き当たりばったりで即席でというわけにもいきません。
そもそも、何を教えるべきか。日頃の練習では、一人ひとりの課題を見ながら指導をしますが、全員に対してはなかなか難しいですね。野球経験も中学だけでたいしたキャリアではありませんし、それほど引き出しが多いわけでもありません。
以前、人事部で能力開発の仕事をしていた時に、新入社員や若手社員には、外部講師ではなく、自分たちで研修などをする機会がありましたが、その時にはしっかり事前の準備をしたものです。やはり、何でも大切なのは事前の準備ですね。
まずは、挨拶、キビキビした動き、声といった野球以前の態度がいかに大事かということをしっかり理解してほしいと思います。次に野球のルールも大事ですし、基本的なプレーの「意味」も意識してほしいところです。そして、試合のための練習ということも大事なことです。そして、試合になったら、守る時の心構え、走者に出た時の心構えなども、強いチームと弱いチームの差が出るところです。
晴れてしっかり練習できることが一番ですが、もしもの時に備えて、こんなことを順を追って準備しておかなければいけませんね。そして、指導する時は、一方的に「講義」するのではなく、相手が理解しているかどうかを確認しながら進めることが大事です。
山本五十六の言葉として有名な「やって見せ、言って聞かせて、させて見て、褒めてやらねば人は動かじ」は、人材育成の要諦を言い表していると言われますが、まさにその通りです。
ただ一方的に言っていても、本当に相手が分かっているか分かりません。そこで、まずは、指導者が「やって見せて」、言葉で「言って聞かせて」説明し、それを本当に理解しているかどうか「させて見て」、付け加えるなら、本当に分かっているか、口で説明させ確認し、出来ていれば、しっかり褒めてあげないと人は動かないし、育たないということです。
もしもに備えて、しっかり準備したいと思います?!
今日のジョグ
2.8km 14分19秒
根気良くタイミングを待ちます。
もしかしたら、明日試合でもグランドの方に見せに連れて行くだけはするかもしれませんが、適当に行って適当に帰ります。私が、朝8時に家に戻れるかどうかという日なので。
また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。
試合が入って、試合を観ることができません。なかな
かうまくいかないものですね!
来週も日曜日にチームの予定を入れてしまっている
ので、土曜日が試合のようです。遅い時間の試合な
ら、学校で少し練習する時間があるかもしれません。
気長にお待ちください(笑)。