日経の夕刊に栗原健太(広島)の記事が出ていました。その中で、「しっかり引き付けて打つため」に緩い山なりのボールを打つ練習をしているとありました。内田コーチが巨人時代に見た落合博満の練習を取り入れたとのことでした。
「引き付けて打つ」も間違いではないのでしょうが、より正確に落合の言葉で言えば、「自分のポイントで打つ」ということでしょう。落合は、斜め前から投げるトスバティングよりも、静止したボールを打つティーバッティングを勧めていますが、これも前から飛んでくるボールを想定して自分のポイントで打つためです。その延長線上が、緩い球を実際に投げてもらって打つ練習ということです。
最近流行っているらしいバトミントンのシャトルを打つ練習もこれと同じ目的だと思います。落合監督ほどの名手なら、投手が投げる緩いボールでも自分のポイントでミートして、緩く投手に返すことが出来ますが、学童や中学生あたりではなかなか難しいものです。そんな時にしっかりミートして打ち返しても、危なくないシャトルはいいんでしょうね。
散ドラでも、バトミントン選手(?)のタケル父のご協力でシャトルを入手したそうですが、先日の練習では、フリーバッティングの合間に父母会長が下級生相手にシャトルでのトスバッティングをしてくれました。確かに下級生は腕の力がなく、振り遅れてしまうことがよくあるので、シャトルを使ってミートのタイミングを身につけるのはいい練習になったと思います。
まあ、下級生ばかりでなく、上級生もいつも緩い、山なりのボールで練習しているのに、試合になると、緩いボールをいつも待ち切れずに、所謂「打ちに行く」状態になってしまうんですけどね…。とほほ…。いくら緩いボールを打っていても、落合監督のように「意識して」そういうボールを打つのと、何も考えずに打っているのでは、まったく違うということです。上級生もしっかり自分のポイントをしっかり意識して練習しよう!もちろん、試合前の相手投手のボールにタイミングを取る時もね!がんばれ!散田ドラゴンズ!!
今日のジョグ
だいぶ涼しくなりました。少し前までは、夜に走っても汗だくになりましたが、ゆっくり走っているせいもありますが、汗の量が減りました。
5km 29分38秒
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