プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

変化がフツー

2014年08月20日 13時03分20秒 | 辛辣うだうだ放題

お盆に納骨堂とお墓に行った話を前回書いた。
お盆=墓参り
……だもんね。

でも、それは今までの「フツーの話」。
これからのフツーのお盆ってのは、お墓参りがなくなるかも。

このトシになると、自分の死後どうする? ってことを、
考えなきゃならなくなる。

死んだあとは自分じゃどうにもならんけどさ、
とりあえず、入れ物があるわけで……
入れ物→→死体。
この入れ物の処分が厄介だ。

今までのフツー……いや、おジョーシキなら、
お寺さんと相談したり、墓を買ったりってカンジで、
そこに埋葬してもらうんだろうけど、
今は昔と違うので、Mテキには本当にヨカッタと思ってる。

人間のつくった石やらコンクリートの
ジメジメした狭い中に骨を入れるなんて、
考えるだけで不自然だもの。

しかも、
生きている人でさえ、家を建てるための土地が無いってのに、
なんで死んだ人のために土地を用意するのよ?
と、個人所有の墓に対しては本当に昔から、全否定しているMデある。

最近の流れとしては、
少子化で墓をまもる人がいなくなるってんで、
墓じまいする人が多くなっているらしい。

てか、墓じまいの業者があるってのがスゴイ。
ホント、びっくりするほど色んな商売があるのね。

今日、興味深いチラシがポストに入っていた。
最近は新聞をとる人が減ったから、
チラシを作っても挟むものが無いってんで、ポスティングなる商売もある。
本当に色んな商売があるのね。

あ、そういえば!
日本人がシリアで拘束された事件あったけど、
紛争地域でする商売って……、いわば武器商人??
ホント、いろんな商売が……

……って、そういう話ぢゃない。
つい、うだ~~っと話がそれてしまう……。

で、
その興味深いチラシってのは、
海に散骨する案内だった。
ちょっと前なら、お墓のチラシが入っていたのに、
今や散骨のチラシ。

船をチャーターして、儀式的にいろいろやったあと、
パウダー状に細かくした骨を海にまいて供養するらしい。

自然葬を希望している人、
お墓をまもっていく家族がいない、
葬儀が金銭的に負担

これらをイッキに解決しますぜ! 
……テキな散骨プランってとこかな。
まぁ、これだって商売だからタダってわけじゃあない。

てかさ、
最初に書いたけど、
要するにこの入れ物が厄介なんだよね。
なんだかんだ言っても、火葬はしなければならない。

Mなんて死んだあとなんか、生ゴミと一緒に焼いてくれたら、
札幌市指定の黄色い袋の料金で済むから、
本人はそれでいいって思うけど、そんなわけにいかない……やね。

よく考えてみると、ダーを生ごみと一緒に焼くのは嫌だもんね。
きっと家族もMに対して同じように思うだろう……と。

ここが死んだあとまでお金の心配しなきゃならない部分だし。
本当に世知辛い世の中よね。

で、
問題は火葬したあとさ。
墓だの納骨堂は、お金が掛かりすぎる。
今回、チラシに入ってた散骨ってのは、委託すりゃ4~5万で済むらしい。
どの道、死ねば最後の最後までお金のかかるシステムになってるってことだ。

個人で海や山に捨ててくれと思っても、何かの法に引っ掛かる。
ホント、面倒だね。

てことで、一番リーズナブルなのは、
合同墓に入れてもらうってヤツね。
コンクリートに囲まれていても、必要最小限。
生きている人に迷惑をかけない程度に、Mはそれがいいな。


そういえば、Mのセンパイのご主人が亡くなった時、
センパイはご主人の骨をダイヤにして、指輪かネックレスをつくって、
肌身離さず持っていたいと言っていた。
自分が死んだ時、そのダイヤと一緒に燃やしてもらいたいと。

仲の良かった2人だったので、Mは素敵なことだと思った。
でも、周囲の猛反対にあって断念……
10年近く経って、やっとそれが現実になろうとしている。

ほんの数年前までは、人が死ねばお墓へ。というのがフツーだったけど、
時代はどんどん人の考えを変えていく。
フツーというカンカクも変わっていく。

フツーって何なのよさ?
と、問われれば、

その時代と空気の中で感じ取るものではなかろうか……。

……と、テキトーなことを思ふMデあった。

 

 

 

 

 





 

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