親知らずって、痛いよね。
たいてい、１０代後半から２０代前半に生えてくるので、
乳歯が生えて喜ぶ親も、
この歯の存在を知らないってことデ、親知らず。
……というらしいけど。
歯に「親知らず」っていうネーミングは、とっても不思議。
子どもに関しては、自力で歩けるようになれば
親の知らない事がどんどん増えていく。
言いかえれば、
子どもといえども、親の知らない事ばかりになる。
今日もまた、ＴＶのザッピングをして、
ＴＶ朝日のワイドショーで手をとめた。
万引きした犯人の画像公開について、
アレコレ言ってた。
店側が『万引き犯の画像公開をするぞ』というのは
脅迫になるとか。
へぇ……そうなんだ。
日本は法治国家だからと弁護士が言ってた。
でも、日本のバヤイ、法治国家ってのは前も書いたけど、
てんで捕まえられないから、放置国家なんだよね。
正義なんてどこにもない。
しかも犯罪者に甘いときたもんだ。
やったもん勝ち。
これがまかり通ってる。
てか、万引きという言葉がよろしくない。
どうにも真綿にくるんだような言い方じゃない？
犯罪というより、遊びのようなカンカク。
脳にズキっとこない。
だから「万引きは犯罪です」なんていう貼り紙（注釈）が必要なのね。
「窃盗は犯罪です」なんていう貼り紙は見たことない。
もう、こんな時代だもの、
しっかりと「窃盗」と表現すりゃいいのに。
で、その窃盗犯の画像公開について、
「そこまでするなんてひどい」
「その人の親兄弟、親戚だっているのに」
と、窃盗犯の画像公開に否定的な人もいる。
画像公開して、窃盗犯が捕まったら、
顔写真を公開されたことによって
逆にこの窃盗犯が店側を訴えることが出来るそうな。
もう、ここまでくりゃ茶番もいいとこ。
本末転倒だろうが。
店が窃盗犯の顔写真を公開することになった経緯を見りゃわかるだろうに。
ちなみに窃盗犯をＡとする。
Ａは普通に社会生活を営む一般市民だった。
魔がさしたのか、もともと盗癖があったのかは定かではないが、
店の商品を盗まなければ、
Ａが窃盗したことも、Ａの顔写真も、
公開される必要はなかった。
何もしていない一般市民が顔写真を公開されるいわれは無いが、
窃盗をした事実があって、その証拠写真も残っているから、
Ａは顔写真を公開されるかもしれない状態になっている。
ってことで、Ｍが思うに、
他人の財産を奪っておいて、
逃げ得になるっていう考えは甘い。
自分の欲求を満たすための犯罪に
他人を巻き込むなら、それなりの覚悟が必要なのさ。
店側はものすごく覚悟して商売してるんだよね。
お気楽に万引きしようとするバカ相手に、
いくつもの防犯対策をしている。
そのために、どれほどの経費をつかっていることやら。
だから、盗むほうはソレ以上の覚悟をしなければいけない。
画像公開なんて生ぬるいし。
それだけ窃盗ってのはリスキーなことだと、
なぜこの法治国家は国民に分からせることができないのだろう？
ついでに、法律を駆使する人達にも言いたい。
オタクらの責任は重い。
なぜにこんな単純なことを複雑にしたがる？？
めっちゃ単純に言えばさ、
顔写真を公開されたくないなら、
他人のものを盗むな ってことさ。
始まりはそこデショ～が。
今回、このまんだらけの件はどうなるのかちらん。
ちょっと野次馬根性テキに気になるわ。
で、さ、鉄人２８号を盗んだ犯人の親は、
自分の子どもが窃盗犯だなんて、知らないだろうね。
まさか、親が「盗ってこい」と言ったわけじゃないよね？
いやいや、もしかしてその犯人、
ましゃか、もう人の親ってことないよね？？
よくわからないけど、
せめて、親知らず……ってことで。
