プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

ちきう

2011年10月09日 19時03分29秒 | 辛辣うだうだ放題

むかぁ~~し、むかし、
Mがまだ中学生のころ…あ、違うかな小学生だった…っけ?
……
ま、別にどうでもいいや。
ずいぶん前のことなので、忘れちったけど。

学校で「地球の誕生」とかいったような、スライドを見せられた。
その内容が興味深くて、今でも覚えている。

地球と、月はふたごのようなもの。
ひとつの星が分裂して、地球と月に別れた。
その後、月は地球をまもるために衛星になったんだね。
衛星の衛は、まもるともいうんだよ……なぁ~んてセンセーが言ってた。

記憶力の悪いMが、なぜかハッキリ覚えているのは、めっちゃ珍しいことだ。

が…それって、全然違うやんっ!! ウソばっか。
記憶力の皆無なMが、珍しく覚えていたことが事実と反することだったなんて。
分った時は、ぷちショックだった。

技術の進化と共に、宇宙の色んな事が少しずつ解明されていくようで…

最近、宇宙のなんたら…とか、生命の神秘のかんたら…という
化学とか天文学とか、良く分からないけど、専門チャンネルでそんな番組ばかり見ている。
…というのも、各放送局は同じような番組ばかりで、ぜぇ~んぜんつまんないんだもん。
地デジにしたって、つまんない番組しか作れないんじゃ意味ないよね。

専門チャンネルでは、
水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星…
…それぞれの星の成分、衛星の有無、生命体の可能性の有無。
人間がその星に降り立ったらどうなるか…などを分りやすく説明していた。

ほとんどの星が、地球人の人体に猛毒な化学物質に覆われていて、
様々な放射線が絶えず降っている。
極寒の世界だったり、灼熱地獄だったり、
ハリケーンの何十倍も強い風が吹いていたり…

太陽系の星を見る限り、本当に地球は奇跡の星なんだなぁ…と実感。
無彩色の中にポッカリ浮かぶ輝く青。

M達は、晴れた日に外で上を向くと、
地球には大気が広がっているので、真っ青な空が当たり前のように見える。
テレビでは、大気の無い星に降り立って天を仰ぐと、真っ黒な宇宙が見えるだけ。
一日中、真っ黒な空が広がっているのは、とても不気味なカンジだった。

地球に住んでいると、そんなことは全くわからない。
あまりにも当たり前すぎて、どれほど恵まれているのか気がつかない。
これほど「奇跡の星」だと言われていながらも、人間はやはり愚かなんだな…
昔から相も変わらず、人間同士で戦って無駄に血を流し、地球を破壊し続けている。

それが人間を受け入れた地球の運命なんだろうな……

ところで、命はどこからきたんだろう? とか、
この星の水はどこからきたんだろう? という答えは、なんと宇宙から…だとか。
もしかすると、常識だったのかなぁ。この前初めて知った無知なMだったりして。

地球に衝突した彗星を調べると、水滴が中に閉じ込められていたり、
微生物がみつかったり…
地球の自然は、宇宙の果てから飛んできた彗星がもたらしたものらしい。

宇宙の不思議。地球の不思議。
まだまだ、人間にはわからないことだらけ。

もちろん、Mなんか詳しいことなど全くわからない。
テレビを見ながら、
実は、この星が地球だということを、思い込ませていたとしたらすごいよなぁ…とか、
実際、自分の目で見ることなど生きている間にないもんね。
騙されていてもわからないよ…なんて、色んな事を考えていた。

でも、本当にこの星が地球なんだろう…と、思うしかない。
そして、専門家の英知をかき集めても、まだまだ解明されていないことだらけ。

それなのに、この星を支配した気になってる。

もっと謙虚に、畏敬の念を忘れずに、生きて行かなきゃ…と、
真っ暗な宇宙に浮かぶ、綺麗な地球を見ながら思ったMであった。

限りある命。
限りある地球。

寿命をまっとうするその日まで、大切に使ってあげたい。

最近、日本に多発する地震とか、
無責任な原発事故なんかのせいで、
地球破壊が加速されている気がしてならない。

自然を破壊しちゃったら、もう人間はオワリだよ。
そんな単純なことさえ忘れてしまった、お金まみれの人達。

彼らこそが、エイリアンなんじゃないのかな…なんて思っちゃってね。

どんなに他の星に移住したくても、まだまだ人間の住めるような環境の星はない。
お金を持っていても、この地球と運命を共にするしかないのよ。

だから、地球を大切にして。

…というか、漠然と「地球」だなんて大きなことを考えてもダメなので、
まずは日本の事を考える。
そして、日本に住んでいる人達の未来を考える。

そう、エイリアンの皆さん、
原発で儲けたお金を、除染のために使って。

せめてもの、小さな一歩を……

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