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三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

三田市の新しい総合案内所 ~「キッピーナビ」といいます~

2010年10月01日 | 環境・都市計画
 27日から30日の決算特別委員会での審査。そして本日の表決で平成21年度の決算が認定されました。
 決算特別委員会の総括質疑では、これまで行政が建設し市民や職員が利用して来た公共施設の改築や建替え。さらには、廃止の議論をするのに市民に開かれた科学的データ(施設白書)が必要になるため研究するのではなく、検討を進めてほしいと訴えました。
 
 現在、三田市では、本庁舎の建替えや耐震化の進んでいない会館のリニューアルをどうするのか?と言った課題に対してこれまでの方法で議論を進めています。
 例えば本庁舎の建替えに際しては、基本設計段階となった時点で新しい建物や残す建物の詳細なコスト計算を実施しています。
 しかし、これでは、現在の建物に対しての比較する情報量が少なすぎます。
 一体全体、残す建物の将来にかかるコストはどうなっているのか?
 これが、事前に出てこないのに新庁舎の建築面積が決まってしまうようでは、残す建物の議論が進みません。基本設計が固まってしまっては、遅いのです。

 総括質疑では、何名かの議員が、新庁舎を初め公共施設の管理運営に関する質問をしていました。
 行政は、多くの建物の維持管理をしながら運営されていますので、当然と言えば当然です。これからも公共施設について管理運営に対する質疑は、ますます多くなってきます。
 
 行政は、公共施設に対して、公正な議論のベースとなる資料「施設白書」を備えるべきだと思います。
 平成24年度からは、新しい総合計画の元で新しい三田のまちをつくることになりますし、まちづくり(自治)基本条例が施行されていると思われます。
 市民はこれまで以上に三田市に対して情報提供を求めてきます。そのときになって、「三田には、公共施設のコスト情報はありません」とは言えないのではないでしょうか?

 さて、今朝は、三田駅の玄関口のペデストリアンデッキに新しい総合案内所「愛称:キッピーナビ」が開設しました。
 市長や議長、関係者のテープカットの後、命名した市民と市長による除幕式、キッピーナビのお披露目となりました。
 愛称にもありますように三田の新しい観光への道案内になってくれるのではないか。と期待が膨らみます。
 市外にお住まいで一度三田に足を運びたい!と思われている方是非お立ち寄りください。

  
 
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三田市の景観計画 ~地元説明会は9月に~ 

2009年08月15日 | 環境・都市計画
 10日(月)に景観審議会が開催されました。傍聴者は、報道関係者を除くと3名(うち、1名は田中議員)でした。
 さて、景観条例が、この6月議会に提案・可決されましたので、景観審議会は初回となります。
 担当課は都市計画課、この景観審議会を経て素案をつくり、市民(地元)説明を9月中に実施した後、第2回目となる景観審議会を10月に開催し景観計画の案をまとめ上げるタイトなスケジュールとなっています。
 景観審議会では、景観審議会の各委員さんからは、市民説明を行う際は、「この計画が何故必要かをビジュアル的な要素をふんだんに入れて説明してほしい」と指摘を受けていました。
 行政マンは、当然ながら法的な根拠で動くことが第1です。
 住民説明会についても、得てして法令等を遵守するあまり、難解な説明に陥り易いものです。
 しかしながら、ふだんから数字や用語に慣れ親しんでいる職員はともかく、これまで都市計画や景観等のまちづくりについて「あまり関係ない」と思い込んでいる住民に対しては、数字や法律用語の羅列だけでは、心に響きません。
 この景観計画で住環境がこのように維持されるとか。市民の皆様が外壁等の塗り替え工事を考えておられるのであれば、この点に配慮して欲しいなど。想定されうる実例を挙げて、職員の計画に対する熱い思いを述べて欲しいと思います。
 審議会では、職員からこれらの要素を取り入れて地元説明へ臨みたいと説明されていましたので、説明会を楽しみにしています。
 まずは、新市街地の景観からということで、三田駅前市街地、友が丘、フラワータウン、ウッディタウン、カルチャータウン、つつじヶ丘、テクノパークの7地区から計画が立てられます。
 関係市民の皆さん、景観計画は、今の景観を維持・保全しようとする大切な礎になるものです。まったく「関係ない」内容ではありません。
 皆様の地域のまちづくりを考えるためにも、今回の説明会が良いきっかけとなるのではないかと思いますので、ぜひ説明会に足をお運びください。
 (写真:我が家の緑のカーテン:ぶら下がっているゴーヤの実が分かりますか?)
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関学春季オープンセミナー参加 ~少しはやせたかな?~

2009年06月28日 | 環境・都市計画
 26日(金)は、6月議会最終日の議員総会、本会議に臨みました。本会議後、臨時の議員総会が開かれ7月1日から三田市民病院の管理者に就任される佐野院長の就任の挨拶がありました。
 穏やかな表情にも市民の安心に直結する市民病院の運営について固い決意を述べられておりました。
 私も微力ながら応援させていただきます。

 さて、27日(土)は、関西学院大学と三田市共催の「春季オープンセミナー」で「ごみ処理とリサイクル」をテーマにした講座に出席しました。(写真:キッピーモール6F:多目的ホール)
 講師は、関西学院大学法学部准教授の野田崇先生です。
 
 「ごみ」とは何か?リサイクルに出すごみはいつから「ごみ」と呼ばれるのか?など、法学的な見地から面白く解説され楽しい時間を過ごさせていただきました。
 特に、ごみ屋敷問題での行政の対応部分では、「現状の法律では、有価物かどうかでごみかどうかの判断をしなければならず、なかなかごみ屋敷に行政が関与することができない」ということから、荒川区の良好な生活環境の確保に関する条例を事例に「ごみとしての状態で判断する」ことで、行政が屋敷のごみを強制撤去できるようになった。との解説や最近頻発しているアルミ缶や古紙などの持ち去りの話題についても楽しく聴くことができました。
 このセミナーには、阪神間の各市から参加されており、昨日は100名ほどの参加だったのではないかと思います。

 午後からは地域の合唱団の練習日だったのですが、ごみの減量に関心のあるNさん、Aさんとのミーティングと重なり練習をサボってしまいました。
 それにしても昨日は暑かったですね~。特に昨日は娘の自転車を借りての異動で今朝は筋肉痛ぎみです。
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あっという間の1週間 ~代表者質問などあれこれ~

2009年06月23日 | 環境・都市計画
 気が付けば、前回のブログ更新から1週間以上が過ぎていました。17日(水)には、初経験の会派代表者質問に立たせて頂きました。前回のブログで記載したとおり、議場にA1サイズのパネルを持ち込み(勿論議運で許可をいただきました)傍聴に来ていただいた方にはA4サイズの同じ資料を配付しました。
 パネルを掲げた場面は、クリーンセンターでのアルミ缶やPETボトルなどの資源化物の契約期間等の見直しについて当局の考え方をお尋ねする質問の時でした。
 上手く、市民の方に伝わったのかどうかが不安ですが、少しでも市民の皆様に理解していただけるように今後も努力してまいります。
 さて、20日(土)には、新型インフルエンザで順延となっていた、ゆりのき台小学校のスポーツカーニバル(運動会)が開催され、2ヶ月ほど前に新入生として入学した1年生も一所懸命、練習の成果を披露してくれました。
 また、5年生や6年生の高学年児童も、1年生に負けじとお兄さん、お姉さんぶりを発揮していました。
 その日の午前10時30分からは、関西学院大学の市民セミナーに田中議員と「マクロでみた社会保障給付の現状」と題した講座に出席しましたが、私の持つ知識が乏しいせいで講師の方のお話しの一部しか理解できません。
 もう少し、いやかなり、社会保障の給付について勉学しなければならない!と反省しきりです。
 22日~23日は、企画総務と生活文教常任委員会が開催され傍聴させていただきました。
 企画総務常任委員会では、国の1次補正の緊急経済対策に絡む市の補正内容について審議され、小中学校で購入する地デジ対応50型TV等の購入に関する教育目的などの質問でかなり時間を費やしました。
 生活文教常任委員会では、主に三田市民病院の経営が7月1日から公営企業法適用による条例改正に基づく審議が行われました。今後は、企業的な経営感覚での市民病院の軽快なフットワークが試されます。
 さて、生活文教常任委員会開催前の午前中には、三田市肢体不自由児者父母の会の総会に出席しました。総会では、講演もあり、「重い障害を持つ人も楽しい旅を!」と題してNPO法人ウイズアス代表の鞍本長利氏のハワイに障害を持つ娘さんと出かけた時の経験談から現在、神戸で実施している障害を持つ方へのサービス充実へと発案されたお話しには、思わず聞き入ってしまいました。
 鞍本代表曰く「同伴者が障害を持つ方と旅をして、その介護に疲れないような、楽しい旅、その提供ができている市が、弱者にやさしいすばらしい市ではないでしょうか」のお言葉には、目から鱗でした。
 この言葉、胸にしまっておきたいと思います。
(写真は、6月19日、近くの神戸・三田新阪急の窓に写った夕日を撮りました)
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武庫川に天然アユの復活を~フォーラム~に参加して

2009年01月19日 | 環境・都市計画
1月17日(土)阪急宝塚線の売布神社駅前にある「ピピアめふ」で開催されたフォーラムに参加しました。このフォーラムは、武庫川づくりと流域連携を進める会の主催によるものです。
話題提供者として、高橋勇夫氏(たかはし河川生物調査事務所長)、矢持進氏(大阪市大環境都市工学科教授)、福原修一氏(梅花中学高等学校教諭)、またパネラーとして、武庫川漁協の代表理事組合長である木嶋秀起氏、武庫流会 伊藤益義氏と法西浩氏が参加してのフォーラムでした。
さて、話しは、「昔、武庫川に多く見られた天然アユが何故少なくなったのか」「少なくなったアユを復活させる対策は」など。現状の武庫川や大阪湾の姿などが話題提供者の先生方やパネラーの皆さんの議論で明らかになりました。
アユは、秋に孵化して、海に戻り、春先に川へ遡上し成魚となり、秋に卵を生むと死んでしまう1年魚とのこと。
今の武庫川下流域に点在する堰堤や可動堰のいくつかが、これらの遡上や稚魚が海に下るのを阻害しているのが、そもそもアユの個体数を減らしているとの研究発表もありました。
また、水質も武庫川渓谷など自然景観がすばらしい場所で悪化しているなど、決してアユなど水生動物の住み易い環境ではないようです。
武庫川には、県が土木工事を手がける祭に魚道などを意識して作ってはいますが、まだまだこの魚道ひとつをとっても生き物たちへの思いやりが欠けていることも知りました。
武庫川のアユの復活は、大阪湾沿岸部や武庫川がトータル的に生育環境が良くならない限り望めそうもありませんが、人の命だけを守る川づくりからそこに生きている動植物に照準をあてた川づくりを考えなければならない時期になったのだと実感したフォーラムでした。
三田市内にも武庫川が流れており、「川を意識したまちづくりができるのでは」とも考えています。今後とも、このような機会に参加し、自己研鑽に励もうと思っています。
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