三田市議 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

田村克也への手紙~リアクションが必要では~

2024年01月22日 | 幸せになるための政治
12月に「田村克也市長への手紙」の制度について質問しました。
質問趣旨は以下のとおりです。
〇市長は、市民から広く意見を聞くとして「田村克也市長への手紙」を10月より開始。
〇手紙には、氏名や住所を明記する必要はないが、逆に手紙に対する個別の回答はしない。
上記のことについて、市民から「提案した手紙に対して何ら回答がないのは、市民は言いっぱなし状態であり、何らかの手ごたえ(採用・不採用・答えない)などのリアクションが欲しい」との声が聞こえていました。

そこで、手紙を読んで即時取り組まれた内容と手紙への回答は全て明らかにできないとは承知しているが、ホームページなどを活用して手紙の内容やその結果をカテゴリーで分けるなど整理して公開できないか。と質しました。

田村市長がこの質問にお応えになり、
まず、即刻取り組んだ内容は、障害者の関連手続き、施設の管理に関する事、植栽管理などのあり方に関する内容があったこと。
さらに内容によっては即時対応が出来ないものも多くある。手紙の内容が様々であり全容を公開するとなると手紙を出された市民にも影響があると考えられる。
しかしながら、その内容が確認できているものについては、カテゴリーに分け、その件数をホームページで公開し、お知らせしたい。と答弁がありました。

何らかの形で市民が提案したことに関しては、リアクションが必要ではないでしょうか。
名前も書かない、住所も書かなくてよい。としたのは、市長です。だからと言って市長がどのように対応したのかが分からなければ、この制度は続きません。
市民から市長が意見を徴取するツールの一つですが、信頼を構築するためにも、手紙を整理して公開するのが得策ではないでしょうか。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三田市の和文化のつどい

2024年01月22日 | 生活・教育
21日、三田市総合文化センター(郷の音ホール)で三田市文化協会・新春和文化のつどい実行委員会が主催するイベントに行ってきました。
コロナ禍の人流制限下で人と人の交流が減る中、文化の衰退に危機感を感じた文化協会の方々が何か新しい交流イベントを!と考案したのが今回の「和文化のつどい」となったようです。
内容は、三田市文化協会が総力を傾けたとあって、三田市文化協会に所属する30団体がそれぞれの得意分野の出し物を短時間で演出、それこそ寝る間がない(市民の意見)状態でした。

一部を紹介すると*新三田音頭と踊り*民謡の大合唱*詩吟*大正琴*尺八(写真)*琴*着付けワークショップ*新舞踊*etc


最後には九鬼藩三田入部と御殿踊りが披露され、会場は「文化の花が咲いている」かのようでした。


来年度も同じような企画があるようです。来年度のイベントも楽しみにしています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーガニック講演会 in 三田 ~命の食べ物~

2024年01月21日 | 生活・教育
 1月20日午後1時30分~4時30分まで三田市フラワータウン市民センターで「三田オーガニック講演会」が開催されました。
 三田市内では、なかなかオーガニック農業が進んでいません。(全国でも有機農業面積は0.6%程度)
 身体に優しい野菜やお米は、誰しも「オーガニックが良い」と答えるのではないでしょうか。
 一概に日本国内でオーガニック農業が進まないのは、何故?との素朴な疑問もあり、講演会に参加しました。

 登壇者の永原味佳氏は、ご自身が癌の病になり、これをきっかけにして食べることの大切さに気付き「子どもたちの命を守るのは食べ物」との観点で保育所等でオーガニック給食を実践している方です。
 実践に至るまでは、園の経営者、保育士さん、保護者の方々への理解が必要であり、説明会を何回も重ねています。
 その効果は、子どもたちに現れていて、幼児のアレルギーの改善、保護者と一緒になった食改善に現れています。
 氏は「子どもには命の食べ物が必要なのです」また「四季の食べ物も大切です」と訴えていました。
 次に登壇されたのは、農林水産省近畿農政局 地方参事官の永濱亨氏。永濱氏からは、全国で増えてきている「オーガニックビレッジ宣言市町村」についての取組みやその必要性について昨今の地球温暖化等グローバルな視点を交えて解説していただきました。
 特に肥料が海外依存している点において「みどりの食料システム」の観点からも有機農業への転換は大きな意義がある。
 さらに令和5年度時点でオーガニックビレッジ宣言している市町村は、92市町村、このうち兵庫県は、豊岡市を始め9市町村とのことであった。
 少しずつだが、この宣言市町村を増やして行きたい!との思いがお聞き出来ました。
 3人目の登壇者は、三田市に隣接する神戸市北区大沢(おおぞ)町から地元で有機農業の実践や仕事でも有機農産物流通会社に勤めている石田篤氏です。
 ひと昔は、大手スーパーマーケットがオーガニック商品を取り扱わなかったが、最近では、オーガニックコーナーが設けられるなど変化がみられること。
 地元では、就農者が高齢化してきており、10年後は確実に耕作放棄地が増えてくるとの予測もあり、食料を生産する者が少なる。
 消費者自身がオーガニックを選択する考えがマーケットを変えるという原則論の中で、SDGs、就農者、消費者、環境を守る視点からも今後の有機農業のあり方を整理していく必要があると訴えておられました。
 最後にパネルディスカッションでは、三田市内で有機農業をされている東純平氏も緊急登壇され、主催者側の竹下太氏と講演会の登壇者3氏が三田で有機農業を進めるにあたっての考えなど意見を伺いしました。
 東氏からは、三田の学校給食には、ニンジンを使ってもらっているが「有機野菜を子どもたちが食べている!」とのPRには使ってもらえない。
 また、永原氏は、学校給食の基準が厳しい。子どもたちに「オーガニックな安全な野菜をたべさせる」のではなく「まず事故が起こらない安心な食材であること」の基準が大前提として存在する。その意味では行政の視点や役割が大きい。
 永濱氏からは、三田で多く生産されている米から始めてはどうか、有機に取り組む際の国の補助もある。
 東氏は、米については、いろいろな縛りがあり、有機米に変えていくにはハードルが高い。野菜類から少しずつ拡大する方がよいのではないか。
 最後にまとめとして大竹氏は、市内でオーガニックを推進していくために、今回の講演会をきっかけとして色んな方々とネットワークを構築し機運を高めて行きたい。次回は2月下旬にオーガニック座談会を開催したい。と締めくくられました。

 100名以上の市民の皆様が、講演会に参加しており、徐々に三田でもオーガニックを広めよう!との意識が高まってきているのではないかと感じました。
 講演会をお聞きして「卵が先か、鶏が先か」の議論が浮かびます。
 市議会での一般質問でも「いすみ市などオーガニック宣言をしている市もあり三田もオーガニックに取り組んではどうか?」の質問も過去出されたと思いますが、行政の腰はなかなか重たいとしか言いようがありません。
 一方で「三田の学校給食で有機野菜の取り扱いが何故少ないのか」について、過去に私も調べたことがあります。
 その理由としては
 ①短時間で給食をつくる必要があることから、取り扱う野菜は基準品(永原氏がおっしゃっていたことそのものです)で納品させている。
 ②虫が混入している割合(異物混入)が低い野菜の納品
 ③どうしても有機は高い。との認識もあり、保護者の負担に繋がってくる。
 など、一足飛びにオーガニック野菜を取り扱えない現状があります。

 田村市長は、当選後に「中学校から学校給食を無償化したい」と述べられておりますが、オーガニック給食促進についてのお考えも何処かでお尋ねしたいと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三田市の駅前市街地整備に物価高の影響は(12月個人質問より)

2024年01月18日 | 環境・都市計画
 12月議会では、全国の再開発事業で建設資材の高騰や人件費の上昇に伴う当初計画の見直しに迫られていることを受け、三田駅前再開発のCブロック地区の開発区域、さらに既に土地の区画整理事業が終了している新三田駅西側の活用が未だに進んでいないことからその状況をお尋ねしました。
 三田市からは、次のような答弁がありました。
 ①三田駅前Cブロック地区については、令和3年11月の事業認可後の令和5年9月には再開発組合により、㈱熊谷組が特定業務代行者に決定され、地権者の補償や明け渡しも順調に進んでいる。
 令和5年10月からは、既存建物の除却工事が始まっており、令和6年7月からは建設工事が着手される予定である。
 物価高騰による影響であるが、建設工事費が上昇し事業収支について厳しい状況が生じているが、令和4年度に事業者負担を軽減するための国の補助活用や保留床の価格設定の見直しなど、計画を変更した上で事業を進めており、令和10年度の完成に向け順次整備が進むものと認識している。
 ②新三田駅周辺については、三田市福島土地区画整理事業として、令和4年度に事業が完了している。但し、新三田駅西側の土地約2haについて、一部建築が進んでいない区画が残っている。
 土地利用が進んでいない理由としては、当該区域全てが個人所有地となっており、土地所有者の意向、諸事情からその理由はさまざまである。としか言えない。
 市としては、駅周囲の賑わいづくりのために早期の活用を期待している。
 
 このことからお分かりのように、三田駅前のCブロックについては、物価高の影響で計画をある程度見直した上、令和10年度の完成に向けて動き出しています。
 また、新三田駅の西側については、土地が個人所有となっている関係もあり、民民間の契約となっており、市は、土地利用の活用について見守っている状況です。
 市民からは、新三田駅西側の土地が更地のまま、あるいは、コインパーキング利用のまま進まない土地利用に「いったい、建物はいつ立つのだろうか。通勤帰りにでも立ち寄れる場所が生まれるのではないかと期待しているのだが・・」との声が聞こえてきます。
 新三田駅前の開発については、「余りにも遅い!」との声も聴きますが、魅力ある駅前になって欲しいと思います。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不登校児童・生徒等に対する緊急対策を(12月個質問より)

2024年01月18日 | 生活・教育
12月の個人質問では、
文科省が10月に「令和4年度の児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」を踏まえ、緊急対策の通知が各都道府県に出されたことを受け、三田市教育委員会の対応について質問しました。
Q 令和3年度に比較して私立を含めた小中学校の不登校数が令和4年度は1.22倍の約30万人となっており、通知には
  ①不登校の児童生徒全ての学びの場の確保
  ②端末を使った「心の小さなSOSの早期発見」等相談窓口の集約化
 などが緊急対策として予算化されている。
 市教育委員会の9月答弁(他の議員質問)では、「不登校の増加が過去最多となっていることは認識しており、校内フリースクールについては、小学校4校に支援員の配置、全中学校にサポータを配置、別室での対応を図っている」とのことである。
 今回の緊急対策通知を受け、さらに踏み込んだ支援が必要となるのではないか。
 また、9月の答弁では、心の相談に関して「定期的なアンケート実施、ひょうご子SNS悩み相談をタブレットから直接利用できるように整備したい」とのことであったが、現在のひょうごっ子悩み相談」の使い勝手等進捗状況を伺う。

A 校内支援センター(校内フリースクール)の設置については、国も重点的な取り組みとして位置づけている。本市もその必要性を強く感じており、居場所を確保し新たな不登校の児童生徒を生み出さないよう、設置に向けた整備に取組む。
 また、9月議会では、既に令和4年10月から「ひょうごっ子SNS悩み相談」がタブレットで運用が始まっており、今年度も既に14件の相談実績があり、いじめの解決に繋がった事例もある。今後も児童・生徒が「相談して良かった」と実感できる仕組みとして対応したい。

との答弁でした。
 再質問で、「必要性を強く感じていることは、理解したが、この対策は待ったなしの状況である。国からも補助が降りてくるはずであり、全ての学校への居場所づくりをいつ目指すのか」と質問しました。
 教育委員会からは、「国の予算がありてくれば、早急に対応したい」との答弁がありましたが、市独自で早急にフリースクールを設置するとの意気込みは聞けませんでした。

 12月に入り斎藤知事が、川西市のフリースクールを視察しました。
 川西市では令和5年度から全小中学校にフリースクールを置き、支援員を地域から募集し、子どものサポートに徹しています。
 支援員の賃金(有償ボランティア程度)は、全て市の予算で賄っているとのこと。
 また、居場所は、学校の余裕教室などを活用しており、備品類も学校内部で使える備品で運用しているようです。
 斉藤知事は、「フリースクールの重要性が理解できた。次年度から支援員を公立中学校には1人ずつ、小学校には4校に1人置き、県予算で支援員負担の半分をカバーしたい」との考えを示しました。
 この予算化で、三田市も支援員の配置を進め、保護者の安心と子どもの自立に向けて、全校にフリースクールの整備が進むことを願っています。
 
  
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能登大震災・活動するのは今!

2024年01月04日 | 防災・減災
1日に襲った震度7の地震により、家屋の倒壊、津波、火災、土砂崩れが発生、4日に判明しているだけでも70名以上の死者、安否確認ができていない方などを含めると100名以上になる様相です救助活動は、こうしている間にも続いています。
正月で子や孫が親元に帰省中の方もおられたようで、柱が落下し亡くなった方もおられると聞いています。
まさに、あの阪神淡路大震災を尼崎で経験した私にとっては、同じような光景に胸が締め付けられます。
1月は、視察などの予定が入っていますが、その合間を縫って災害ボランティアで被災地入りできればと考えています。
私は、既に石川県の災害ボランティアバンクに登録を済ませました。
災害ボランティアは強制して参加するものではありませんが、時間に都合がつく方は、下記の石川県災害ボランティアバンクから情報を提供してもらい、被災地が必要としているところで一緒に活動できればと思います。

石川県災害ボランティアバンク(個人・団体を事前に登録する制度であり、個人を登録するには、下記URLから個人登録をお願いします)
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenmin/saigai/volunteerbank.html
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする