三田市議 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

戦争に向かっていないか

2022年12月22日 | 幸せになるための政治
 日本が防衛力強化のための増税に踏み切った。
 背景にはロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の相次ぐ弾道弾ロケット発射実験、中国の脅威などがある。
 防衛力強化をするタイミングは今しかない!との考えで増税したのであろう。
 専守防衛の考えから敵基地への攻撃能力を保持する考えに変わってきている。その流れを受けるなら「核」を保持しなければ威嚇にならない。との論点も成り立ってくる。
 目には目を!の考えが我が国を守る、日本を守る。との意見を述べる方は、沢山おられる。
 しかし、日本は、唯一原爆が落とされた国であることに変わりはない。
 戦争をして得なことは一つもないことは、ウクライナ国の現状を見ていると明らかである。国土が爆撃にさらされ、穀物など生産の流通が絶たれ、電源を断たれ、寒空の中で人々は命を落としている。
 全て「ロシアプーチンの仕業」ではあるが、SDGsの達成やカーボンニュートラルを目指している世界にとっての戦争はもはや地球環境を破壊しているし、人類を滅亡させていることに他ならない。
 防衛力強化は、まさに米国からトマホークなどの旧式兵器を買うお金となる。専門家によれば、「旧式の兵器では、我が国は守れない」と言っている方もおられる。
 守れない兵器を買うのは、これこそ税金の無駄遣いである。
 今回の防衛力強化は「我が国を守る」との大義であり、それが「戦争」へ向かわせるきっかけとならないか危惧する。
 歴史を繰り返さないためには、過去の痛い経験、戦争を放棄するという日本国憲法の理念を再度確認し、周辺国との信頼関係の構築の努力を重ねていくしか方法はないのではと考えるのだが・・・。  
コメント
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