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三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

三田の議員定数を考える市民フォーラム本日開催

2011年08月27日 | 議会改革
 27日午後7時~三田市役所 西3号庁舎3階会場で「議員定数を考える市民フォーラム」を開催します。
 
 基調講演に関西学院大学 総合政策学部 教授の村上芳夫先生をお招きしています。
 講演後には、村上先生をコーディネターとして、区長・自治会長さん9名と8名の議員定数問題特別委員会の委員らの意見交換会が開催されます。

 市民の方80名(先着受付)も傍聴できますので関心ある方は、ぜひ会場に足をお運びください。
 私的には、市内の区・自治会を束ねている代表者が、議員定数についてどのように考えておられるのか気になるところです。

 特別委員会の委員との忌憚ない意見交換を期待しています。フォーラムは、21時30分に終了予定です。

議員削減が先か?議会改革が先か?

2011年07月08日 | 議会改革
 7日の午後から議員定数削減問題特別委員会が開催されました。本日で2回目の委員会であり、公聴会が行われ、2名の請求代表者が意見陳述を・・・・。

 意見陳述は、概ね、請求要旨と同様の内容でしたが、私が今でも腑に落ちない点は、請求要旨にも記載されている「議会改革の第一歩が議員定数を20人にすることです」と記載されている点です。
 その前段には、市民自治による新しい時代には、議員は少数精鋭でよく、より高度な専門性とふさわしい報酬、議員は、地域代表ではない三田市代表として・・・・。また、議会事務局機能の充実や議会として立法機能強化が求められている。としています。

 議会改革は、議員数を削減することだけでは進まないことは、私が言わなくとも分かりきったことです。結論から言えば、多くの議員が、議会改革の必要性に迫られなければなりません。
 そう言う意味で、直接請求の動きは、議会に対してインパクトがあったと思います。
 
 真の議会改革は、議員を減らすことから始まるのでしょうか?
 しかし、これまでの動きを見ますと「改革しないから減らす運動を展開してきた」のだとの請求者の思いもある意味理解できます。

 一方で、議会では、特別委員会を設置して「議会基本条例」の策定作業が進んでいます。
 市民もその内容をしっかりと見極めることが大切ではないかと思いますが、残念ながら、議会基本条例への市民の傍聴者は、ほとんどいません。
 議会にとっても大切な条例ですが、市民にとっても「これぞ議会改革の第一歩」となる条例であるはずです。

 議会基本条例に議会報告会や意見交換会の場を設ける項目を入れることで、本日の意見陳述でも出ていた、議会側の議員定数削減に対する説明や報告が欠如しているのではないか?とのお叱りも議会全体として受け止める制度が出来ると思います。

 議員削減をすると議会改革が進むのか、他市の事例を検証する必要がありそうです。

国会不信任案?!

2011年06月02日 | 議会改革
 本日、午後から内閣不信任案が可決されるかどうか注目されています。
 
 地方議員のそれも無所属の私から申し上げるべきことではないのですが、昨日の民主党内部の動きや野党各党の動きを見ていますと、案に賛成するかしないかで駈けずり回っている時間がお有りなら、被災地の今後についての議論ができないものかと情けなくなってきました。
 私のブログには、国政に関してあまり掲載していませんでしたが、今度ばかりは、国民の一人としても書かざるを得ない状況です。

 内閣不信任案よりもむしろ「国会不信任案」が国民からつきつけられていることを国会議員の皆様は知るべきです。
 国民や被災者のことはそっちのけで、菅首相が危機管理ができていないとか言う前に、日本全体の危機管理が出来ていないのではないでしょうか?
 国際的にも今の日本の被災した現状を見る限り、今の国会の動きは奇異に写っているのではないかと思います。

 また、報道番組を見ていて思うことは、本当に東日本大震災が起こった国?と思ってしまします。「頑張ろう日本!」などと各政党はポスターなどに掲載していますが、今の国会議員の方々は、そのことを忘れ去っているとしか思えません。
 国会議員の方々は、本日の動向を熱い気持ちで迎えているのかも知れまっせんが、国民の大半は、本日の結果を冷静な目で見つめていることでしょう。

新たな出発点としたい~議員定数削減~

2011年03月11日 | 議会改革
 昨日の本会議で、定数24を2減の22とする定数条例改正案が、欠員1、欠席1を除いて、賛成18対反対3(共産党議員団)で可決されました。
 議員定数削減は、50数年の議会暦に残る出来事になります。
 
 人口3万人の昭和30年代から定数24でのスタート、しかし人口増加をしてきた昭和後期でも議員を増やす見直しは行われずじまいでした。
 昔の議会の姿は、今の私には知る余地もありませんが、人口増加に伴う議員数の見直しなどの議論があっても良かったのではないかと思います。
 これこそ、議会の怠慢だったのかも知れません。

 とは言え、次回の選挙から議員数22となります。
 私は、今でも「議員数削減は議会改革ではない」と思っています。
 議員数を減らすことができたから議会改革はしなくても良いという理由にはなりません。
 私達議員は、この22の重みを真摯に受け止め、これからの議員の姿、議会のあり方を真剣に議論する必要があります。
 昨日の厚地議員も提案理由で説明していたように「委員会での議論には、7人は最低必要である」との観点で言えば、議論する委員会への改造やこの他にも市民と議会の接点を報告会などを通して創出して行く必要があります。
 今、三田市議会には、議会改革検討委員会、議会基本条例特別委員会が設置され、動きつつありますが、まだスタートしたばかりであり、ゴールはまだまだ先の方です。
 昨日を新たな出発点として議論を加速しなければなりません。
 
 個人的には、数年後、市民から「三田市議会の定数は22人では少なすぎますよ!」と言われる議会に変ることができるような議会をめざしたいですね。

 

積雪の朝の広野駅

2011年02月15日 | 議会改革
 2月に入り、何かと忙しくて、ブログの更新をおろそかにしていました。
 私の活動報告紙「わらじ通信6号」や会派の活動報告紙の作成、まちづくり基本条例策定委員会、常任委員会への出席、八尾市や関東方面への視察などで大忙しでした。
 それに、寒さの影響?からか首から右腕にかけて痛みが走り、これまでお医者といえば、人間ドック程度でしかお付き合いがなかったこの私も、整形外科で原因究明と措置をお願いすることになりました。
 
 今年で54歳になるこの体ですので、何処かに歪が出てきてもおかしくない年齢です。
 いつまで、使える体か分かりませんが、腕が痛いだけで、ブログを書く気力、思考力が落ちるのが分かりました。
 幸いにも現在、痛みは落ち着いていますので、3月議会の代表質問の整理に取りかからなくてはと思っています。
 
 さて、先週の木曜日は、JR新三田駅前で、本日の朝は、JR広野駅前でわらじ通信6号を通勤途上の皆様に手渡しました。
 

 今朝は、昨日から降った雪が積もり、この冬最大の積雪量となりました。10cm以上は積もったと思います。
 今年の三田は例年以上に雪が舞う日が多いです。
 写真はJR広野駅前から篠山方面に向かって撮影した様子です。電車は、遅れもなく運行していましたが、肝心のわらじ通信は、いつも150枚配付しているのですが、この寒さのせいか、102枚しか配付できませんでした。
 でも、わらじ通信を毎回受け取ってくださる方、寒いのにポケットから手を差し出してくださる方、本当にありがたいですね。

 7時ごろになると、JR広野駅の駅長さんが出て来られます。今朝は、駅舎前の雪を除去する作業もあり、駅長さんにも違った朝のようでした。
 昨年のブログにも取り上げましたが、改札待ちの方のベンチには、ご近所の方が編んだ毛糸の座布団を駅長さんが来られてちゃんとセッティングする姿がそこにあります。
 人の善意をこの駅長さんは、しっかりと受け止めている様子に一安心です。後任の方に代わられても毛糸の座布団のセッティングを引き継いで下さると思っています。
 

 8時前には、広野駅でのわらじ通信配付を終え、家路に急ぐ途中で、中内神地域の田畑と山の雪景色が美しく、思わずカメラに収めました。
 昨日のどんよりと曇った天気が嘘のようで、青空とのコントラストがきれいです。
 
 
 昨日の雪は、これまでと異なり、重く湿った雪でした。
 三田の地にも、もう春は、そこまでやって来ています。


さー!これからが本番 ~まちづくり(自治)基本条例~

2010年08月13日 | 議会改革
 昨日(12日)三田市役所にて市民検討会議が策定した「骨子素案」の市長への報告会とその後引き続いて竹内市長と檜田議長が「まちづくり基本条例策定委員会の設置協議書」にサインをしました。
 今後、市民代表、議会代表、行政代表の17人(内学識者1人)からなるまちづくり基本条例策定委員会が発足され、実質的な条例の策定審議が始まります。
 市民検討会議や行政策定チームから出された骨子案と議会案には、それぞれの思いが込められており、内容が異なる部分もありますが、まちづくりの主役は市民であり、それぞれ三者が役割分担して行くという方向性は違わないと思います。
 
 私の活動報告紙(わらじ通信)にも掲載しましたが、市民活動がしやすくなるのと同時に地域力が高まるような生きた仕組みを条例に吹き込んでいければと思いますし、このことがきっかけとなり、下がりつつある自治会や自治区の加入率が上昇に転ずるようになればと考えています。
 (写真:三者が見守る中で策定委員会設置協議書にサインする市長と議長)

議会での一般質問の難しさ

2010年06月19日 | 議会改革
 16日(水)には、本会議で一般質問に立ちました。
 三田議会では、昨年より一括質問 ⇒ 市答弁 ⇒ 一問一答方式による再質問 を採しています。それまでは、一括質問 ⇒ 市答弁 ⇒ 一括再質問 という流れでしたので、市民からすれば、より聴きやすくなったと言えるのではないでしょうか。
 
 昨年12月議会での個人質問では、読み上げ原稿が長くて、当局の答弁時間が短くなる事態となり、再質問にも余裕がなくなるという経験をしました。
 そして、今回は、代表者質問でもあり、制限時間60分のうち、読みあげ時間を20分間と設定しました。
 ただし、当局からの答弁については、一括しての答弁となることから、質問事項全てが終わるまで、当局の答弁を聞かなければなりません。
 この間、当局からの回答に満足できない部分はないのかと聞き耳を立ててはいますが、質問事項が多ければ多いほど、筆記する間に当局の答弁は先に進んで行きます。
 このとき聖徳太子になりたい心境に陥ります。(整理能力がないのか?)
 結果、肝心の再質問での論点が絞り切れずに安易な議論になってしまったのではないか?と今回も反省しきりです。
 一つの質問で一つの答弁に対する再質問でしたら記憶にも残るため論点が絞りこめると思いますが・・・・。
 次回の一般質問については、今回を反省材料にして臨みたいと思います。
 
 さて、今回の質問は以下の要旨でした。
 ○総合計画でうたっている自治会の加入状況と市長への思い。インターネットによる自治会ホームページ等の紹介について
 ○コミュニティ・スクールへの導入の考え方と小1プロブレムの事象の有無や対策について
 ○昼間の路線バスの検討や公共交通ビジョンを次期総合計画に反映させることについて
 ○新本庁舎建設にかかるコストマネジメント及び施設白書の検討について
 ○成人式のあり方と日程について
 上記の内、コミュニティ・スクールや成人式のあり方等については、制度の導入の方向性や日程検討をしていく考え方がわかりましたが、やはり路線バスについては、事業者と市という立ち位置の違いもあり議論が噛みあわないと感じます。
 さらに、地域の自治会加入状況については、数値が示された部分についての市長の考え方について、再度質問することができたにも関わらず、失念してしまい、時間を数分残して質問を終えました。
 地域コミュニティの再生!?は、防災・減災にも通じることになりますので、どのような仕組みがあれば再生することができるのか。今後も考えて行きたいと思います。

(写真:変り行く餘部鉄橋:5月撮影)

会派広報誌 

2010年01月27日 | 議会改革
 早朝、JR三田駅前で会派「新政みらい」の広報誌を出勤される市民の皆様にお配りしました。
 今朝は、かなり冷え込んでいて、コートの中に手を入れて出勤される方、足早に三田駅へ急がれる方など、わざわざ手に取ってくださる方はそんなに多くありませんでしたが、厚地議員、三木議員、田中議員とで分担してお渡しすることで500程度はお配りすることができたのではないかと思います。
 時間が経つに連れ、寒さのために指がしびれてきました。そのような寒い朝にもかかわらずコートから手を差し出して下さった市民の皆様に感激します。
 「気をつけてご出勤ください!」と思わず声が高くなりました。
 JR三田駅では、初めての早朝配付で、人の流れに少し戸惑いました。明日は、月に1~2度早朝にご挨拶をさせていただいている新三田駅前で、会派の皆様と広報誌をお配りすることになっています。
 それにしても兵庫の北海道とも言われている?三田の朝は「寒い!」の一言です。

この2日間の動き~議会改革PT会議・本会議~

2009年06月10日 | 議会改革
 8日(月)には、第4回目の議員有志による議会改革PT会議が開催されました。
 前回の会議では、「まず、取り組めるところからやってみよう!」ということになり、①本会議のインターネット配信 ②一般質問を一問一答方式にする という課題から取り組むことになりました。
 今回のPTでは、インターネット配信の議会同時中継や録画配信について、事務局でまとめられた他市の状況資料を元に議論しました。このことについては、予算措置が伴うことからも7月中を目処に配信手法を決定し予算獲得に動き出すことになりそうです。
 また、一般質問の方法についても、一問一答方式のメリットやデメリットについて議論されました。
 このことについては、議場の物理的な面、現状の一括質問一括回答方式との併用論なども検討しなければならず、まだまだ検討を要しますが、12月の議会当たりから採用される見込みです。
 いずれにしても、市民から見て分かり易い議会の第1歩の議論が始まったことは間違いありません。
 なお、昨日9日から18日間の日程で6月議会が始まりました。今回は、何処の自治体も同じだと思いますが、国の1次補正を受ける形で経済危機対策の補正案の審議が中心となります。
 また、私も会派を代表して初めての代表質疑(個人質問は既にしていますが)をさせていただくことになりました。
 市長の行革マニフェストに対するお考えや環境問題全般を含めて7項目の質問をする予定です。
 17日から18日にかけて各議員の皆さんからも多くの質問があるとお聞きしています。
 市民の皆様、議会の傍聴以外にもお近くの市民センターのモニターで議会中継がご覧になれますので、お時間がございましたら拝聴くださると嬉しい限りです。

議会改革なるか~第2回プロジェクトチーム会合~

2009年04月16日 | 議会改革
4月13日(月)に三田市市議会議員有志(現時点19名)による議会改革プロジェクトチーム(PT)第2回会合が開催されました。
第1回の会合と同じく、議員定数のあり方について最優先して検討すべきとの意見が何名かの議員から出されました。
議員定数のあり方については、昨年のあり方検討委員会でも出ていたテーマですが、結局市議会改選前には、結論を見ることができなかったことから、今後時間をかけて他都市の実態や何故議員定数を見直すのかも含めて調査研究を進めて行くことになりました。
私の意見としては、「議会改革=議員定数の見直し」ではないはずです。これまで各地の議員定数の見直し論は、議員の増員をしているところは皆無であり「削減」有りきの見なおし論です。
したがって、勘違いしてはならないのは、議員定数を削減したからといって、決してこれが即、「議会改革できた!」と手放しに喜んではならないと言うことです。
市民にとって、議員削減の効果は、経費の削減に直結することでもあり、税金を無駄遣い?していると思われている市民の方がらすれば喜ばしいことに違いありません。
しかし、本来の意味での議会のあり方を考えることと議員削減等の見なおしは、別の次元の論議でもおかしくはないのではないかと思います。
第2回の会合でも、一般質問を一問一答式に変更することや議会中継のネット配信、市民との懇話会(フォーラム)などを検討する方向性が示されましたが、まだまだ分かり易い議会にするためには、多くの時間と検討が必要であるのは言うまでもありません。
これらをひとつ、ひとつを改革していけば、その先に見えてくるのは「議会基本条例の制定」であることをチームの皆さんには申し上げましたが、現時点では、基本条例を作る動きにはなっていません。
竹内三田市長は、今後「まちづくり基本条例」の制定に向けて動き出そうとしておられます。
これからの三田市議会もこれに歩調を合わせるかのように、変っていかなければならない段階に来ています。
市民に近い(開かれた)議会にしていくことこそが、私(たち議員)の使命だと思うのですが・・・。
議会改革PTのご報告は、今後1ヶ月に1回程度になるとは思いますが、続けて掲載します。