四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

ヨーロッパ鉄道旅行①旅立ち

2015-05-07 | 旅行(*海外)

お久しぶりです!
4/25~5/6、夫とヨーロッパを鉄道で旅してきました

*RJ(レイルジェット/ウィーン→プラハ間乗車)でお世話になったハンサムな車掌さんと一緒にプラハ駅のホームで


ヨーロッパの国々を鉄道で国境を越えながら旅することは、私の長年の夢でした
しかし、まさかこんなに早く実現するとは思ってもいなかったのです
イメージトレーニングしておこうと購入した『ヨーロッパ鉄道旅行2015(イカロス出版)』の巻末についていた葉書が全ての始まり ...

目玉賞品かと思われた「ユーレイルグローバルパス フレキシー1等」の応募締め切りが1月半ばだったことに気づいて、応募葉書を投函したのは締め切りギリギリの頃・・
当選の通知が目録と共に送られて来たのは、1月下旬のことでした
思いがけず、あの日突然、実現に向けて現実的に大きく動き出したのです

たくさんの応募葉書の中から、私の葉書を当選させて下さったイカロス出版編集部の皆さま、そしてスポンサーとしてパスを賞品に提供して下さったレイルヨーロッパジャパン社に心から感謝しています

お陰様でパスをフル活用し、たくさんのかけがえのない体験と思い出を胸に刻んで昨日無事に帰国しました
列車や街で出会った色々な国の人達と英語で会話をし、スイス国鉄やドイツ国鉄の職員の方に助けられて、いくつかのハプニングを乗り越えたことには旅の醍醐味を感じています

たくさんの列車に乗って感激しながら素晴らしい景色を楽しみ、色々な国の人達に話しかけられたり話しかけたり、そしてたくさん助けてもらいました
感動がさめやらない感じです


とても大きな事件は2つ、旅の後半と旅の最終日に遭遇しました
この後は時系列的に記事にして行く予定ですので、かなり後になるかと思いますがそれぞれの記事でお話ししたいと思います
日本人の一旅行者に対して、あんなに親身になって対応して頂けたことは一生涯心に残る出来事になりました
私もいつか何かで恩返しができたらいいな・・と思います(✿◡‿◡ฺ)

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この時期のヨーロッパの天候は不順のようで、天気予報をチェックしてみても行く先々のどこもが雨続きになっていました
rainを覚悟していましたが、実際は到着したミュンヘン(独)とブレーメン(独)で小雨に遭っただけ!しかも途中から晴れ間も見えました
それ以外は、結果、雨雲をかわしながらすり抜けるような旅程になり、好天に恵まれました(その代わり日焼けしました!)sun

大体、日の出:6時 日の入:20時半 目安
日の出と共に起きて、0時過ぎにバタンキュ~ (o◠ˆ◠✿) zzz・・の毎日
6時間睡眠の日々をすごしながら快眠快食快腸
夫の万歩計は後半には壊れてしまいましたが(使い過ぎ?)前半だけでも2万歩以上歩いた日が2日もありました
それなのに今朝体重を計ったら、しっかり太っています(^_^;)
それもそのはず、食欲旺盛に加えてbeerbeerbeerbeerbeerbeerの日々でしたから♪

帰国した昨夜は20時過ぎから眠くてたまらなくなりながら、頑張って荷物だけは片づけました(偉いっ!)
夕飯は近所の「くら寿司」に電話注文してテイクアウトした寿司&beer
蒲団に入った23時には宇宙空間に吸い込まれていくような深い眠りに落ちました
8時間眠り続けた今朝はすっきり目覚めて時差ボケはなし(^^)v
洗濯機を2回回しながら、このブログを書いています〆(。。 )

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1月下旬に当選通知を頂き、まず着手しなくてはならなかったのは航空券の予約でした
このパスの使用に関して「4月30日までに使用をスタートして下さい」という縛りがありました
3月に春休み中の次男と行くか、ゴールデンウィークに夫と行くかの選択肢があったのですが、次男はもう忙しくなってきており、連休に夫と行くことになった次第です

海外はハイシーズンではありませんでしたが、日本はゴールデンウィークsun
航空券は何としてでも「スーパーエコ割」の料金でゲットしなくてはなりません(頑張りました(^^)v)
当初は、ホテルトレインと呼ばれる夜行寝台「エリプソス(パリ→スペイン)、ルシタニア(スペイン⇄ポルトガル)のグランクラスに乗ってみたいと思っていたのですが、2013年末で仏→スペインのエリプソス路線とルシタニアの食堂車も廃止されていることが判明.. orz

夜行寝台列車や食堂車は徐々に縮小・廃止の方向に動いていることを知り、廃止前のそれらや特色ある列車旅を満喫するためにはANAであれば、航空チケットは「ドイツin、ドイツout」でとるのが良さそうでした
ミュンヘン空港in、フランクフルト空港out に決めました
そのあとは大体どう回るかを考え、座席指定が必要な(パス以外に別途料金がかかります)夜行寝台列車の個室とスイスの氷河急行の予約をとりました
ピークシーズンではないので、(スイスの一部区間を除き)他の列車や船は予約なしで鉄道パスだけで利用でき、行動に縛りなく自由に動けるので使い勝手が良かったです

個人旅行なので、他力本願ではやっていけませんっ!
手持ちの数冊の鉄道旅行本をボロボロになるまで読み込み、図書館でも借りてはコピーをとり、3ヶ月かけて昨年次男と行ったフランス旅行同様に自作のまとめノートを作成し着々と準備を進めました(^^)/down


どの本を読んでも「必携」と書いてあった『トーマスクックのヨーロッパ鉄道時刻表(日本語解説版)』はアマゾンで購入note
(日本語解説版)と言っても、分厚い全563ページ中の最初の20ページ位に日本語でこの時刻表の見方の解説が載っているだけで、あとは老眼がきている目には厳しい細かい数字と外国語で表記された駅名、乗継ぎにも重要なテーブルNo.付の路線図、そして読み落としてはならない脚注の数々・・の羅列@@ase2 正直言ってひるみました

しかし「行きたいところは諦められない!」のでがんばりました(^。^)
読み込んでいるうちに、いつの間にか私はこの時刻表の素晴らしさに感嘆の呻き声をあげながら夢中になって付箋を貼り、ラインマーカーを引き、のめり込んでいきました★★★★★
時刻表のそこに、ヨーロッパ地図と鉄道線路が限りなく広がっているように思いました
すっかり時刻表のひき方をマスターしたので、私はヨーロッパのどんな小さな田舎の町にも鉄道で行ける自信がついたのです(b^ー゚)★

夫は仕事が忙しくノータッチだったので、スマホには念のため「ユーレイルプランナーアプリ」をダウンロードしておいてもらいました

駅内の施設はピクトグラム表記になっているので、切符売り場やコインロッカーの位置さえ掴めば大丈夫です
駅では、フランス同様に電光掲示板に20分前位には乗車する列車のホーム番号が掲示されるので確認後移動します
ホームでは、列車の編成表を調べて食堂車や一等車(一等パスだったので全て一等車に乗れます☆)が停車する位置をホームのアルファベットで確認し、その位置で待っていれば大丈夫なのです
ドアの開け閉めは自動のものもありましたが、ほとんどはボタンかレバーで自分で開きます

今回は何ヵ国も回ったので、トイレには表記や鍵の掛け方に色々なタイプがありました
昨年行ったフランスより、今回回った国々の方が公衆トイレを含めトイレはとてもきれいに使われていて気持ちよかったです
旅行中には大中小様々なアクシデントに遭遇しましたが、その中で小さなハプニングはトイレにまつわることが多いです(^-^;)

★夫
①1回だけですが、間違えてレストランの女性トイレに入りました
確かに英語のスペル的に見ると・・誤解をしそうな表記なので事前にちゃんと夫には教えていたのですけどねえ~ ʅ( ~⊖◝)ʃ
② 列車内のトイレ(男女共用)で外国人女性が用を足している最中のトイレを開けてしまいましたヽ(゚o゚;)ノ

★私
①列車内のトイレ(男女共用)で施錠が確実にできていなかったみたいで、用を足している最中に外国人男性に開けられて恥ずかしい姿を見られてしまいましたヽ(゚o゚;)ノ
②夜行寝列車で早朝に到着したウィーンマイドリング駅、
我慢は限界状態。。なのに駅のトイレは早朝ゆえ?施錠されており。。使えるトイレが見つかりません(((((>_<)))))
あきれる夫を駅に残し、街のカフェででも... と思い駅周辺を歩いてみましたがまだどこも開店前。。
泣きそうな気持ちで駅裏道の自転車乗り場の方まで歩いて行ってみたら、仕入れから帰って花を仕分けている花屋さんを遠くに発見!!
お店の方はドイツ語でしたが、英語と身振り手振りでなんとかこの緊急事態を説明したところご夫婦とも大笑い niko bikkuri
お店の奥にあるトイレに招き入れて下さいました(#⌒_⌒#) セーフっっ!

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妙な話の展開upになってしまったので、美しい話題にちょっと転換(*^-^*)down

今回の旅行にもやっぱり「和」を連れて行きたくて、ベルリンフィルコンサート@ウィーン楽友協会で着ようと着物を持って行きました
教室の生徒さんにはいつもお話しているように、着物や帯は思いのほかコンパクトに持ち運べます
今回は単衣の塩沢お召に塩瀬の帯にしました
バックは義母から譲って貰ったお下がりで義母が若い頃に買った60年位前のものを選びました

 


茶道のお稽古を始めてすぐの頃に買った、専用ポーチ入りの野点セットを旅行に持ってきました


アウトドア用品のお店で8000円弱(税込)でした(^^)v
普段家でお茶を点てる時は、実家から持ってきた薩摩焼のお茶碗(←これは本物)と初心者用の茶筅や茶杓などの道具を使っているのですが、この野点セットは全てが小さく出来ていながらコンパクトで軽い優れもの☆
お茶碗はこう見えて、幼児用の食器にも使われているメラミン樹脂製で丈夫なのです

水分補給がペットボトルの水とbeer だけになってしまうのもどうかなあ(◔_◔)?と思い、持って行くことに決めました
水筒にお湯を入れて行くだけで、ホテルや列車の中で手軽にお茶を点てて楽しめて良かったです♪

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生徒さん方にはお稽古の予約でご不便をおかけしてしまい申し訳ありませんでした
お稽古のご予約は12日から入っていますので、万全の態勢でスタートしたいと思います!
生徒さんからのメールや問い合わせは、移動中の寝台列車の中や帰りのフランクフルト空港でチェックしていました
この週末には姪御さんの結婚式に出席される方も(^-^
コーディネートのご相談を頂いて嬉しかったです!

夫はさっそく今日から仕事.. お疲れさまです<(_ _)>
この木金を乗り切ったら土日休みなのでどうか頑張って下さい
入社30年.. ということで無理を言ってぎりぎりの連続休暇をもらいました
同じ職場の方々にはしわ寄せがいっていたと思います
ありがとうございました

旅行中に家族ラインで「一等車は快適と書き込んだら
次男から「僕も家がまるで一等車になったのかな、と思うくらい快適です!」という返事が・・ん?

横浜在住の長男は週末に2回帰って来て、ステーキのお店とベルギー料理の店で奢ってくれたようです
あっぱれ社会人の兄貴☆ ありがとう!

さっきスーパーに買い物に行って、今夜のメニューは「白いほかほかご飯にしらす干し、あさりの味噌汁、オクラ納豆、かますの開き干し、長芋おろし、野沢菜の漬け物、焼き明太子、島豆腐の冷や奴」に決定
やっぱり体が和食を欲しているようです(^。^)

持参したPCは旅行中ほとんど開く余裕はありませんでしたが、列車の中で時々開いてSDカードの写真をiPhotoに移行したりだけはしました

大量に撮った写真はこれから少しずつ整理しながら記事にしてブログにもアップしたいと思います
授業が始まる12日までには全部はアップし終えないと思いますが、ご興味のある方はまたしばらくおつきあい下さいませ<(_ _)>


こちらはup EN(ユーロナイト/チューリッヒ→ウィーン間乗車)個室寝台でSDカード→PC作業中の写真です(*^-^*)

あ、そうそう!
4/26(日)にあった区議会議員選挙の投票は、不在者用の事前投票でちゃんと済ませました
事前投票をするのはこれもまた初めての経験です

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