四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

Finland & England の旅 ⑥コッツウォルズ南部篇

2020-02-22 | 旅行(*海外)

今回の旅行の準備期間は、多忙な12月も含めて2ヶ月半位だったのですが、それでも図書館で借りてきて読んだ本は10冊以上 notepencil

時刻表を調べ、色々なチケットの手配をし、旅程を決めながらいつもの旅のように調べたことや必要事項をノートにまとめていきました

その中で公共交通機関を使って、自力で行くのに一番手強そうだったのが、コッツウォルズの村々・・
バスの便数が少なく、バス同士の乗り継ぎも安易ではありません

旅行社からロンドン発の日帰りツアーがたくさん企画されているようだったので、最初はそれを申し込もうかなあ・・とも思いました
でもやっぱり、調べれば調べるほど、自分で行ってみたくなるのでした

ナショナルトラストの思想に基づいて守られているからこそ、現在も在り続けている景観なのです

コッツウェルズ関連だけでも図書館で借りた本はたくさんあったのですが、その中から1冊だけ、旅の思い出に・・と購入した本はこちら
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『英国で一番美し村々 コッツウォルズ 辻丸純一 文・写真』(小学館)


コッツウォルズとは、一体イギリスのどのあたりにあるのかというと・・このあたりに点在する30数個の村々の総称
名前の由来は「羊の丘」という意味らしいです

 


*画像:downコッツウォルズ・ジャパン・パートナーシップより


このエリアを存分に満喫するのに一番なのは、レンタカー(車)で周りながら、あちこちの村に滞在することだと思います
残念ながら夫はペーパードライバー、私は運転免許も持っていません。。

『地球の歩き方 イギリス』 p292~p293にバスの番線・路線図・時刻表が掲載されていたので、頼りにさせてもらいました!

が、北部ではバス停が変更になっていた地域があったり
南部でも、時刻表が??な状況に遭遇し、やっぱりこの地域のバスは手強い。。というのが正直な感想です
バス停の時刻表にはQRコードがついている所もあり、それを読み込んで運行状況の確認もしていたのですが、カースル・クームではそれも正しく反映されておらず、、、Googleで確認しても現況と違い、、、バスを待ちぼうけする時間は不安でした^^;

12/31だったのが不運だったのか?Google は、日本時間(時差)で1/1 祝日運行便を表示していたのか?いずれにしても、実際の状況に合致していませんでした


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冬のヨーロッパ旅行は、日が長い夏より5時間半位は明るい時間の活動を短く考えなくてはなりません

12/31(火)この日は、テムズ川の年越し花火の前に
コッツウォルズ南部にある2つの村、カースルクームレイコックに行ってみることにしました

 


予約されていない席はこのような表示になっていて、グリーンライトが点灯
一等車はすいているので、予約していなくても空席を探すのが容易でした

 
乗車してまずすることは、鉄道パスの記入!
利用日の記入は、有人改札を通る前までにしておかなくてはならないのでホテルを出るときまでに済ませておき、車内で車掌さんが切符の確認に回っている前までに、鉄道パスに付属しているTravel Diary に乗車・下車予定駅などを記入しておきます^^


一等車ではお菓子と飲み物が配られます

 


夫には日本を出る前に旅程表を渡していましたが、全く無頓着なので、その日その日の行動予定の詳細を電車の中で説明することにして理解してもらう感じ^^;

 


ロンドンパディントン駅を8:57に出発した列車は、チッペナム駅に10:11に到着
1時間15分、あっという間の列車旅でした!

●カースルクーム
チッペナムからカースルクーム行きのバスの時間に2時間近くあったので、駅前からタクシーで行くことにしました
ここからカースルクーム迄のの料金と所要時間(タクシー)は、£15/約15分


ひっそりと静かなカースルクームの村の朝
12/31だからなのかもしれません・・

 


村の郵便局


手前を流れるのは、バイザブルック川のせせらぎ
パックホース橋から撮った写真


このすぐ横に、マナーハウスホテルの裏門?がありました


聖アンドリュー教会の先にあったのが、多分正門
門が閉まっていたので測り知れませんが、広大な敷地のようでした


聖アンドリュー教会


クリスマス休暇中のカースルクームはこの日、観光客もほとんどいなくてひっそりと静か・・
それがまた独特の雰囲気があり、どの家の玄関の戸にもそれぞれ手作りのクリスマスリースが飾ってあって、温かみがありました(*^^*)




人通りも車通りもほとんどないのでミニ三脚で自撮りなど^^

 

 


静かな村をぶらぶら散策して、小鳥のさえずりを聴きながらアッパーカースルクームの方へ歩きました
高原の朝のようで気持ちいい\(^o^)/
Google で検索した(35/35A)のバスが停まるWHITE GATE のバス停へrunrun

時刻表に書いてある時間までちょうどいい感じ
当日の運行状況がリアルタイムで反映されるらしいバス停のQRコードを読み込んで確認
前のバス停を発車、の表示・・よしよし、もうすぐだな!
待ちます・・・・時間を過ぎました・・待ちます・・

バスが来ない・・・・・・
QRコードで運行を確認・・・
当バス停を発車済み!の表示??? 何だこりゃ???
次のバスの時間は1時間半先です

人っ子一人みかけないのでかなり不安。。
バス停の前の車通りのある通りでタクシーを拾おうにも、タクシーは全然通りません。。

バス停近くの民家の庭先で車に荷物を搬入している人を発見!
事情を話してバスの時間を聞いてみました
「あと45分位待てばくると思う」という返事 .. orz

そのバスの時間も何となく当てにならない気がして、かといってバスを逃してしまうのも怖いし、夫と手分けして一人はバス停に、一人はタクシーを探しに。。

結局、45分位待ったらちゃんとバスが来ました・・ふぅ~やれやれ~
カースルクームからチッペナムへのバスの運賃は、二人で£4.8
乗客は私達だけでした


●レイコック
なんとか無事にバスでチッペナムに戻り、そこからレイコック行きのバス(X34) に乗ります
このバスは30分位待って、時刻表どおりにやってきました♪
チッペナム⇔レイコックの往復切符を運転手さんから買いました(£11/二人分往復)
薄いペラペラのレシートみたいな切符なので、帰りに使うのに失くさないように注意★

レイコックでは家族連れの姿をたくさん見かけました


バス停からほどなく、目に入った建物 THE RED LION
1階はパブになっていて美味しそうでした 時間があったらここで食べたかった~
上階は宿泊施設(イン)のようで、レイコックに泊まるならここに泊まってみたかったです
200年前の建物らしいです

 


レイコックに来たかったのは、レイコック・アビーに行きたかったから!
12/25・26や1/1はお休みなので、旅程の中ではこの日に来るしかありませんでした!!


写真技術を発明したウィリアム・タルボットの博物館で共通入場券を購入

レイコック・アビーは、13世紀に建てられた女子修道院
16世紀に行われた修道院の解散(宗教改革)後、19世紀にこの地を購入したタルボット一家の邸宅となった歴史があります

 

 

 

 

 



 


この回廊、映画『ハリー・ポッター』のホグワーツ魔法学校の回廊として何度も登場していたので、映画をご覧の方にはお馴染みかと思います

 

 


つくづく来てよかったです・・


レコックからバス(X34)でチッペナムへ
これも時刻表通りでした

チッペナム発(15:56)発→ロンドンパディントン駅着(17:12)の列車に乗る頃は、夕闇が迫ってきていましたmoon



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kadomatsu日本時間ではもうお正月kadomatsukagamimoti・・という日時なのに、私たちのこの日はまだまだ続きます\(^o^)/
楽しみにしていたテムズ川の年越し花火があるのです
強靭な体力に感謝しますwink

夫は、列車の中で「早苗に殺される~~@@」と言っていましたbe

次回は、
■『Finland & England の旅 ⑦年越し~新年@ロンドン』animal2

 *『コッツウォルズ北部篇』は、その次の記事になります(^^)/


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