四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

夏のパリ 🇫🇷

2024-08-01 | 日記

8月に入りました!
教室の額に入れている手ぬぐいを入れ替えるのに、
「朝顔」にしようか?「金魚」にしようか?迷って「金魚」に。

大して競技ルールも知らないのに、夢中になって連日夜更かししてしまうオリンピック観戦。
選手たちの爽やかな笑顔も好きですが、真剣な目を見るのが好きです。
私もその時その場所にぐいっ..と引き込まれていく・・固唾を飲みながら。

4年に1回の開催だから、鍛え抜かれた選手たちの技だけでなく、経験を重ねて精神的にも成熟して行くのを追いかけて見られるのが大きな楽しみですよね。

体操の技「リューキン」。
解説者の声を耳にしてすぐに思い浮かんだのが金魚の「琉金(りゅうきん)」でした。
赤と白のユニフォームから連想したのかも。

一生懸命結びつけようとしてみました。
・・でも、どうして?
優美に空中を泳ぐというよりは、力強いのでは?
調べてみたら、旧ソ連の選手の名前からついた技でした!

そんなわけで、教室の額は「金魚」になった次第です。^^

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開会式のセーヌ川・パリ市内の映像から、フランスを旅行した思い出が蘇りました。
最後にパリを旅行したのは2014年9月(9/10 〜 9/17)で、もうあれから10年経つのだと感慨深いです。
私は52歳の若さ♪
当時大学生だった次男と二人で行った貧乏旅行でした。

正確には、2016年7月に行ったこれもまた貧乏旅のイタリア鉄道旅行(7/1 〜 7/18 )で、パリリヨン駅発の夜行寝台列車 thello「テロ」でヴェネツィア入りしたかかったため、列車の時間までスーツケースを駅のコインロッカーに入れてパリを数時間歩き回ったのが、
最後のパリ。

2012年には1€:103円位だったのが、2014年のこの時期は1€:120円台だったような。
2024年最近の為替では1€:160円台ですね。

夏のヨーロッパは夏時間。いつまでも明るく、ちなみにこの時の9月のパリは
*日の出:07:15頃 *日の入:20:15頃

朝9時にはホテルを出て、夜10時に寝るだけのためにホテルに戻ってくるという毎日でした!
写真は、パリリヨン駅の時計台。

 

一日中帽子もかぶらず、水を持ってほっつき歩き、列車や地下鉄やバスに乗り回し、列に並び、見たかったものを見てやりたかったことをやりとげて、こてん .. と寝る、そんな感じ。(oˆ◠✿) zzz

食事はほとんど、お得な値段で食べられるランチだけしっかりお店で食べて、夜は駅で買ったサンドイッチとスーパーで買った安いワインだったかと・・^^;

ああ、懐かしい。
gooブログに引っ越してくる前のtea cupブログで書いていた記事や、古いPCに入っている写真など見たりしているうちに記憶が蘇ってきました。

懐かしさのあまり10年前の写真を貼り付けてしまうこと、お許しください。(_ _)
撮影も今よりさらに未熟ですし、画素も良くありません。。


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国外の旅に出るとどっぷりその国に浸かり、外から見ていた景色を内側から見る喜びを満喫。
そして、同じ景色を昼夜時間を変えて眺めることができるのも宿泊しているからこそ!と嬉しくなります。

■【凱旋門】
凱旋門には、夕暮れ時から上ってみたいと思っていました。

  

凱旋門の上から、老若男女・国籍関係なく同じ気持ちで眺めて楽しんでいる弾む影法師たち。
それを眺めているのも、幸せな時間でした。

■【ノートルダム大聖堂】
2019年4/15に起きた火災から5年、修復工事は今年12月に終わる予定のようです。
フランス中の人々が待ち望んでいるでしょう。
パリの風を感じながら、2014年9月に塔に上って撮影したものです。
422段の狭い螺旋階段をひたすら上ってキマイラ(シメール)たちが棲む回廊のある塔へ。



 

夜の大聖堂

■【オルセー美術館】



この時計の内側はどうなっているんだろう?・・とずっと思っていました。
こうなっていました!!

これは私の好きな1枚↓  セーヌ対岸のルーブル美術館が右斜め前に見えます。

■【ルーブル美術館】

 

美術館はオルセーとルーブル以外にも、オランジュリー美術館・ロダン美術館・ジヴェルニーの印象派美術館・リヨンのリヨン美術館にも行きました!

美術館のカフェの値段は街のレストランよりリーズナブルだったので、ランチは美術館カフェで済ませたり、時にはスィーツも食べてみたりのプチ贅沢♪

 

 

■【オペラ座(オペラ・ガルニエ)】
オペラ座のバルコニーから眺めた景色 と、さりげなく飾られていた素敵なランプ

 

シャガールの天井画『夢の花束』

■【ブローニュの森】
世界四大会の全仏オープンも開催される有名なテニス競技場《スタッド・ローラン・ギャロス》に行ったところ、丁度この日は「Davis Cup(デビスカップ)」の準優勝戦:フランス対チェコ戦日。チケットがないと入場できず、当日券も売り切れ。




フィリップ・シャトリエ・コートの外観を横目に見ながらここは諦め《ロンシャン競馬場》に向かうことに。
途中、この一帯の道路は休日には市民バイカーのサイクリングロードになっているようで、なかなか通りを渡れませんでした!(^。^)



《ロンシャン競馬場》はレースが始まるまでまだ時間が少しあったようで、まだ誰も入っていない観客席に無料で入場できました!!
美しいロンシャン競馬場のスタジアムを貸切りのように歩き回り、VIPになった気分☆
パリオリンピックの馬術会場はここかと思っていたら、ベルサイユ宮殿でしたね!



この後《バガテール庭園》へ、とてくてく歩いて向かいました。
バガテール庭園は、毎年6月にバラの国際品評会が開けれることで有名なのですが
私は、辻仁成さんの小説『嫉妬の香り』に出てくる「ジャルダン バガテール」という名前の香水を知った時からずっと、この庭園に来てみたいと思っていたのです。

 

■【モンマルトル】
「オ・ラパン・アジル(=すばしっこいウサギ)」
元々は、貧乏画家時代のピカソやユトリロが通った安居酒屋、今は夜から営業するシャンソニエになっているようです。

■【パリ植物園・付属動物園】
ヨーロッパでも、動物たちの顔立ちは同じなのに安心したり。

 

■【ヴァンブの蚤の市、マルシェ、パッサージュ】
蚤の市やマルシェ、小さなパッサージュをぶらぶら買い物するのがものすごく楽しかったです!

 

 

■【ジヴェルニーのモネの家】
パリ周辺の町では、ジヴェルニーに行ってきました。
サンラザール駅から、SNCFに乗ってVernon(ヴェルノン)駅へ。
そこからバスに乗って、モネが晩年を過ごしたクロード・モネの家に。
4月から10月の花が咲く時期だけ一般公開されます。
睡蓮は少しだけ咲いていました。この時期はナスタチウムやダリアが花盛り。





庭の鶏たちが丸々と太っていました♪

■【リヨン(ローヌ・アルプ)】
パリに次ぐフランス第2の都市リヨンへ、パリリヨン駅からTGVで移動。
リヨンにも一泊してきました。グルメと絹の町として知られています。

*楽しすぎたのは、だまし絵。
町の中にあっと驚く絵が普通に出現するのが可笑しくて、面白くて
すかさず、私もその気になって絵の中へ〜〜 ♪ (^。^)



 

*印象的だったのは、ソーヌ側の手前に広がる旧市街区とリヨン裁判所の昼夜景。

 

*美味しかったのは、旅行中唯一のディナー@《Bouchon(ブション)》
「ブション」とは?
「リヨン版ワインバー」的な解釈と「リヨンの伝統的な家庭料理屋」という解釈があります。
☆MOF(フランス最優秀職人)キュイジニエの店☆「Daniel et Denise」
そしてこのMOFのお料理のコースを30€で食べられるなんて・・

  

 

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お金はないのに朝から晩まで歩き回って楽しんだ 🇫🇷 旅行は、語り尽くせないのですが
ダイジェスト版の写真だらけで紹介してみました。
お付き合いくださりありがとうございます。

それにしてもパリオリンピック!!←本題はこれ

セーヌ川を含むパリ全体が舞台・競技会場となり、サッカー競技はパリ以外のリヨン・マルセイユ・ボルドーでも。
サーフィン競技の開催はフランス領ポリネシア、タヒチでした。

トライアスロン競技では、セーヌ川を泳ぎ、シャンゼリゼ通りを走り抜け、パリの歴史的・象徴的な建造物を見ながらバイク&ラン。アレクサンドル三世橋でゴールするなんて素敵すぎます〜〜
市民も観光客も一体になって応援できますよね!
8月のオリンピック放送も楽しみです。

フランスに旅行したくなる人が増えるかもしれません。🇫🇷

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