台東区の蔵前は、江戸時代、幕府のお米蔵があったところである。 蔵前橋は、米のもみ殻の色、黄色になっている。 江戸時代、武士はお上から米で報酬を得ていた。 蔵前にいる札差(商人)は、武士から米を引き受け、ゼニに両替していたのだ。 昔、といっても戦後の話だが、この地に大相撲の国技館があった。 その後、両国国技館に移転したのだが、私は、蔵前国技館で大相撲を見たことがあるのでした。 このイラストは、写真を写したものだが、手前に作業船、奥に観光船がそれぞれ下流を目指している。 2隻が同時に橋をくぐることは、非常に珍しいのだ。